hulu独占配信「クラリス」は面白くて一気に観れる!登場人物・キャスト・吹き替え/あらすじ・結末・感想
2021年アメリカ製作のドラマ「クラリス」は、あの「羊たちの沈黙」(1991年)のスピンオフドラマとしてとても話題になりました。
当時ジョディ・フォスター が演じたクラリス・スターリングを、今回はレベッカ・ブリーズに改め、あのバッファロー・ビル事件(女性の皮を剥ぐサイコパス)から1年後の様子が描かれています。
「羊たちの沈黙」を知っている人はもちろん、未見の人でもしっかりと入り込める作りになっています。
大人向けの重い内容ですが見応えのある13話で、私はグイグイ惹き込まれほぼイッキに鑑賞しましたよ。
マッツ・ミケルセン主演のドラマ「ハンニバル」がどえらいグロさだったんですが、「クラリス」はどちらかと言うとグロ描写はかなり控え目で観やすかったです。
↓ちなみにTwitterでのクチコミや評価はこちら。
予告動画
「クラリス」観るならココ!
登場人物
クラリス・スターリング
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- 出演:レベッカ・ブリーズ
- 吹替:瀧本美織
ポール・クレンドラー
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- 出演:マイケル・カドリッツ
- 吹替:田中美央
トマス・エスキヴァル
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- 出演:ルカ・デ・オリヴェイラ
- 吹替:浅沼晋太郎
シャーン・トリパティ
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- 出演:カル・ペン
- 吹替:松川裕輝
マーレイ・クラーク
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- 出演:ニック・サンドウ
- 吹替:村治学
アーデリア・マップ
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- 出演:デヴィン・A・タイラー
- 吹替:國立幸
ルース・マーティン
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- 出演:ジェイン・アトキンソン
- 吹替:榊原良子
キャサリン・マーティン
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- 出演:マーニー・カーペンター
- 吹替:松井暁波
第1話「沈黙の終わり」
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一躍有名人となったFBI捜査官のクラリス・スターリングは、一年前のバッファロー・ビル事件でPTSDになり行動科学科でデスクワークをこなす日々を送っていた。現場復帰はできないと思われていた時、司法長官のルース・マーティンの指示で女性殺人事件の捜査を担当することに。
感想
クラリスがトラウマを抱えていることは明らかで、度々出て来る陰鬱な描写で観てるこっちも一緒にゲンナリ……(涙)
オマッツン(マッツ・ミケルセン)主演の「ハンニバル」でも感じましたが、時間を贅沢に使ってゆっくり展開する場面がこりゃまた美しい、アート的な感じ。
しかも繰り返し繰り返し時間を巻き戻したかのように脳内刷り込み設計です。
独特な描写で猟奇的だけど「美」も感じちゃう。この絶妙なバランスが余計にヒリヒリします。
半ば強引に呼ばれて現場に戻ったものの男ばかりの捜査班チームが冷たいこと冷たいこと。
デスクにもイタズラされてたりとバカバカしい奴らだっ!とイラッとしました。
時代設定もあるのか、クラリスの活躍への嫉妬プラス何か差別的なものも感じて、こういう現場で生き残っていく大変さを感じました。
早い段階で狙撃手のエスキヴェルと良好な関係を築けてるっぽかったのがせめてもの救い?かな。
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第2話「望郷」
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特別捜査班のチームとの関係がうまくいかず孤立している時、テネシー州で武装集団が捜査官を射殺したと連絡が入る。現場は緊張感漂う膠着状態になっていた。
感想
PTSDに苦しみながらも自分の意志も曲げないクラリス。
大切なところでもあるけれどチームでの連携が取りにくい仲間達の気持ちも分かったり……
彼女はやっぱり優秀でその勘とやらも優秀だからこそだと思うし、聞きたい言葉を相手から引き出すための語り口調や誘導もお上手。
見た目は屈強じゃないし可憐な印象も受けるレベッカ・ブリーズ演じるクラリス。
でもその小柄な体の中に芯みたいなのを終始感じるから頼もしい気持ちにもなりました。
武装集団の本部に勝手に戻って侵入した際、彼女の相手の行動や心理を読む力が発揮されましたね。
どちらに転ぶか危機一髪って感じだったけど、彼女の存在価値をチームもチームのボスも少し分かったのではないでしょうか。
無駄に騒がず静かで暗いドラマではありますが、その分緊張感も高くて耳を澄ましてセリフを拾いたくなる感じ(笑)
海外ドラマでは吹き替えにもかなりお世話になっている私ですが、このドラマはリアルな息遣いや声を聞いていたいし(変態っぽく聞こえますが(笑))字幕で正解かもしれません。
ところで気持ち悪い場面ってあるの?
事件自体は酷いものが多いけどハンニバルみたいに「食」がない分、グロ描写はかなり控え目だったよ!
第3話「殺人者との対峙」
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クラリスは記者のレベッカに証言を頼むが命の危険を感じおびえる彼女は「黒幕が捕まったら証言する。」と言い残した。容疑者のウェリグが誰に雇われたのか突き止めようと尋問すると、取り引きを希望していた彼の発言が一転し犯行を否定し始めた。クレンドラーはルース・マーティン長官から早く事件を片づけるよう指示されウェリグの自白を急いでいた。
感想
このエピソードは捕まったウェリグ(クリス・ホールデン=リード)メイン。
閉鎖的空間(取り調べ室や署内)の場面が多く息が詰まりましたね。
ウェリグは「殺し屋」ではあったけど、強いクールなイメージはなく、傷を抱え孤独を連想させるような人物でした。
殺しの依頼者からの仕事内容に戸惑いと迷いがあり、異常者になりきれなかったからこそ捜査の糸口が見つかったんだけど、彼の覇気はないのに殺気漂う表情を見ているとなんともねぇ。
まさか差し入れされたドリンク(しかも嫌いな飲み物)で死ぬなんて本人も思ってなかっただろうな。
ウェリグ本人は弁護士を拒否してるのに偽弁護士が面会を求めたり、ちょっと変な出来事が続きます。
怪しいから問い詰めたら弁護士らしからぬ全速力で逃走。
ウェリグの差し入れだよ~と届けた警官の軽薄そうな顔つきとクラリスを口説こうとするKYっぷりも変!
ウェリグ死亡フラグ立ちまくりの状態で「そのジュース飲むなよ~!」って耳打ちしてあげたかったんですけどね。
話し出した途端毒殺。
この幕引きも「使い捨ての駒」みたいな扱いで痛々しかったです。
それに今回の女性連続殺人事件の闇深さを感じさせた瞬間でしたね。
そうそう。
闇深いと言えばクレンドラー(マイケル・カドリッツ)とルース・マーティン(ジェイン・アトキンソン)長官の関係性ですね。
変な意味じゃなくって上司の命令と現場の声に板挟みになって苦しむ男クレンドラーって意味で。
彼の決断次第で両極端な転び方になるからヒヤヒヤドキドキしてました。
この時はちょっと迷子のクレンドラーだったご様子。
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第4話「光と影」
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クラリスの尋問で口を開きかけたウェリグが取り調べ中に死亡してしまう。クレンドラーは責任を問われ、ライバルのハーマンが言葉巧みにチームから証言を引き出そうとし特別捜査班存続の危機に追いやられる。チームはハーマン達の監視の元デスクで苦情電話対応をするはめに。
感想
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アーデリアってアカデミー時代はトップだったそうなんです。
だけどいざFBIに入ったら、白人ばかりが出世し自分は一向に活躍の場を与えてもらえない……
親友のクラリスは一年前研修生時代から世に名前が知れるようになって、常にマスコミが注目する存在に。
別にクラリスを憎んではいないけど、白人と黒人では明らかに扱いが違う。
クラリスは優秀だけど恵まれた環境にいることを分かっていないんじゃないか。
アーデリアは凄く優しくって話し方も賢さが漂ってて大好き!
ハーマンにもいいように使われ認めてもらえず、クラリスなら噛みついてるだろうけど(笑)、冷静に大人な受け答えをしている彼女の悔しさと傷の深さを考えると胸が痛かったです。
第5話「恐怖の一夜」
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クラリスはある療養センターで働く女性に話しを聞きに一人で向かい、ベッドに横たわる患者の一人を見て重要なことに気づく。そこで麻酔をかけられ拘束されたクラリスは女性から尋問をされるが、薬で朦朧としており幼少期の記憶と現実が混同してしまう。クラリスのチームやアーデリアが異変に気づき療養センターにも探しに来るがクラリスを見つけることができなかった。
感想
この辺りから事件もクラリスの記憶もややこしくなって来ました。
何か糸口が見つかり繋がった途端、また新たに何か出て来てなかなかゴールできない感じ。
まだまだ黒幕とご対面はさせてくれません。
クラリスはいつも一人で何か始めます。
それで助かった命もあったけど、やはりすべきではないとクレンドラーには常々言われています。
逆にチームの皆の命も危険に晒されることもあるし、そりゃやりにくいでしょう。
実際この療養センターへ再度訪れたのも一人。
しかもちょっと甘く見てたから、さぁ~大変。
事件との関連性が見られる医師のマリリン(ナタリー・ブラウン)に話しを聞きたいが、双子の姉妹ルアンヌ(こちらも医師)によると行方不明なんだとかっ!
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またここで行き詰ったかぁ~と思いきや、クラリスはこの療養センターでルアンヌに襲われるという事態に。
麻酔のせいで体も思うように動かないし意識も朦朧。
殉職したはずの父が突然現れたり現実と記憶がゴチャゴチャに。
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でもこのエピソードから急激に面白さも増します。
登場人物がジワジワ増えていくと、そこからまた繋がりや絡みも増えていくからネタは切れない。
殉職した父親との思い出はクラリスの中では美しく残ってるけど、徐々に何か違う要素も含んだ場面もフラッシュバック。
ン?何か嫌な予感がするよね。
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第6話「記憶の欠片」
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療養センターで謎の男に殴られたクラリス。無事に救出されたものの、この男が誰なのか思い出すためリー博士に出会い認知面接を受ける。「バッファロー・ビル事件」「幼少期」の断片的な記憶がフラッシュバックして来て、なかなか男に辿り着けない。薬のせいで記憶違いしたのでは?と仲間からも言われてしまう。
感想
療養センターで誰かに受話器で殴られたっ!
でも全然顔が思い出せません。
しかも存在自体も疑われて余計に躍起になるクラリス。
本当負けず嫌いですよね。
ここで黒縁メガネのリー博士(グレース・リン・カン)が登場。
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彼女の認知面接でクラリスの記憶を引き出そうとするけど、別の記憶のフラッシュバックに邪魔されて進みません。
クラリスは「バッファロー・ビル事件」のPTSDだけじゃなく、もっともっと根深く闇を抱えてるっぽくて頭も心もかき乱されイラ立ち始めてます。
果たして大丈夫なのであろうか。
療養センターの直後、クレンドラーから一旦外れるよう言われます。
ちゃんと休めと。
でもそんなの納得いかない彼女はルース・マーティン長官のところに直談判して、クレンドラーの指示を覆そうとしました。
ルース・マーティン長官の娘キャサリン(マーニー・カーペンター)は実は一年前の「バッファロー・ビル事件」の被害者。
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事件以来、性格も生活も変わり痩せて家に引きこもっているキャサリンと一度会ってくれるならと条件つきとなりました。
渋々ルース・マーティン長官宅へ出向き3人でディナーとなりましたが、こりゃまた音も立てられないくらいお通夜空間でピリピリムード。
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キャサリンとルース長官は事件以来、うまくいっていない様子。
娘を愛してはいるけど自分が被害に遭った事件で出世した。
同じ事件のトラウマを背負っているのに、何故クラリスとキャサリンとではこうも「今」が違うのか!と責め立てるような口ぶり。
今の自分も自分なんだ!という気持ちを分かってもらえずキャサリン自身も苦しんでおりました。
あぁ~絶対楽しくなりそうにないディナー。
この気まずい時間は予測していた通り親子喧嘩になってお開きに。
クラリスはキャサリンと2人で話した際、「バッファロー・ビル事件」の犯人の母親の居場所を突き止めたから会いに行こうと思うと言ってたんですよね。
これが後々どうなるのやら。
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第7話「ねじれた真実」
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空き家の壁から少年の遺体が発見される。彼は10カ月前に失踪したコディ・フェルプス(14歳)と分かった。コディの遺体のDNAを調べたところ、12年前の事件と同じだとアーデリアが突き止めた。彼女はクラリスと協力し合って初めての現場へ出かける。
クレンドラーが持っていた雑誌に療養センターでクラリスを殴った男が載っていた!
感想
このエピソードの事件はこれまでとは違った異常性のあるものでしたね。
ここでは詳しく書きませんが、子どもに子どもとしての人生を歩ませない親って怖すぎだし気持ち悪い!
都合よく分かりやすいところにホクロあって万々歳!?
あれホクロなかったら気づかなかったかも(笑)?
さてクレンドラーは私生活がピンチ!
親権獲得のため仕事を依頼した弁護士ジョー・ハドリン(ラウール・バネジャ)にハメられてしまいます。
親権を取ってやる見返りに捜査から手を引け……と。
ほら言わんこっちゃない!
電話越しに聞こえたスナックバリボリ音で視聴者は療養センターの男と確信はしてたけどさ。
殴られたクラリスに「この男よ!」って言われても聞く耳持たなかったから~!
第8話「生きた証し」
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雑誌に載っていた人物ジョー・ハドリンについてクレンドラーは「彼じゃない!」と耳を貸さないため隠れてクラリス達はハドリンを調べ出す。ハドリンの話しをしたいと言っていた医学留学生カロリーナが自殺し次々に不審な点が見つかりクラリスは彼女の死に疑問を抱く。
感想
橋から飛び降りたカロリーナ。
彼女はハドリンと何かしらの繋がりがあったようで、ここでまた謎が増えます。
ガムの包み紙にヘブライ語のメモを残していたり、していたと思われる結婚指輪がなかったり、妊婦検診のエコー写真まで見つかった!
ワオワオワオ!どういうこと!?と気になる点がいくつも出て来たぞ。
このエピソードでは留学を支援していた団体の代表者タイソン(ダグラス・スミス)が登場。
医療留学生を支援する優しそうで献身的で真面目そうな好青年。
この人重要人物になるのか!?少しずつ何か繋がりが見え出したか!?
黒幕に近いと思われる男ジョー・ハドリンが絡んで来てから更に緊張感が高まりましたね。
クレンドラーが再び揺れ始めてどう出るのか!?
結局チームを地下に召集しクレンドラーの口から脅されている件も正直に話し、ここでコッソリ調べようという話しに。
クラリスのモチベがここでまた上がった感じ。
ちょっとバラバラしていた人達が結束してく感じって何だかシビレルじゃないですか!
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相手がだいぶ手強いからどう攻めこんでいくのかなとワクワクしちゃいました(笑)
この「生きた証し」ってタイトルもなかなか味があるなと感じましたよ。
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第9話「沈黙の代償」
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問題の薬の製造元アラストル製薬は留学生支援団体代表タイソンの父親の会社だと分かった。タイソンと話しをすると彼の生い立ちと自身の生い立ちを重ねたクラリス。アラストル製薬の経理担当ジュリア・ローソンから話しを聞こうとしたクラリスは自宅を訪問し協力を促すが……
感想
どんどん黒幕に近づけそうな予感!
タイソンとは生い立ちが似ていることもあり、クラリスも同情しているような印象でしたね。
傷の舐め合いみたく分かり合える者同士みたいな空気。
彼は父親のことを偉大だと言うけれど、クラリスが考えている陰謀説からは切っても切り離せない存在。
父親は関与していないかもしれないし、騙されているかもしれない。
そしてここで新たな人物が登場。
クラリスは経理担当のジュリアに接触し協力して欲しいと頼むけど、どうも気が進まない様子で無理っぽい雰囲気。
だけどクラリスから聞いた事件の概要に心動かされ内部資料を持って、クラリスのところへやって来てくれました。
彼女凄く誠実ですよね。
そして強い。
自身の中に溜め込んでいたクラリスへの怒りや憎しみといった「毒」を最初に出し切ることで、切り替えて被害者のために協力しようとしたんですもんね。
だけどアラストル製薬の内部の人間だしバレたら絶対ヤバイ。
良い人そうだからこそ、一般人の彼女がどうかなってしまうんじゃないかとヒヤヒヤ。
一方で「バッファロー・ビル事件」以来外出できていないルース長官の娘キャサリンが元カレの連絡で外出することを決意。
家政婦に協力してもらいお店に連れて行ってもらいました。
元カレは辛い時に側にいなかったことを謝罪。
前に進もう!と嬉しそうに話すキャサリンでしたが、彼の話したかった内容は別にあったようでそのKYぶりと言ったら……
好きな子と正式に付き合うためにキャサリンに承諾をもらいたかったみたい。
一年振りに彼を思って外出した彼女の心はズタズタですよね。
自分はずっと事件に囚われ取り残されたまま。
だけど元カレは次の恋愛へと進んでる。
そう言えば家政婦のビーも反対してたよね、彼と会うの。
凄い痛烈な言葉を淡々と浴びせてお別れ。
やぁ~やっぱり別れて正解。
だけどこの怒りが爆発してスッキリ!じゃなく、彼女を別の道へと進ませてしまいました。
良からぬことが始まりそうな気満々の「お礼電話」をクラリスにするとか心配ですね。
第10話「母親」
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ジュリアが勇敢にも内部資料を提供してくれたためアラストル製薬の捜査が進みだした。ルース長官の娘キャサリンが突如姿を消したとクラリスに連絡が入り、彼女の行き先に心当たりがあったため連れ戻すため一人で出向くことに。
感想
キャサリンが消えた!
慌てたルース長官とクレンドラーから連絡が入ったクラリスは、バッファロー・ビルの母親に会いに行ったのではと予測。
危険を承知で一人でその母親ライラ・ガムの自宅へと急ぐクラリス。
死んでもなおクラリスとキャサリンを苦しめ続けているバッファロー・ビル。
その悪魔の母親とやらはどんな人物なのか。
良い方法とは言えないけど、キャサリンはライラと話しをしてどこか決着をつけたい気持ちだったのは確か。
バッファロー・ビルの幼少期を知ることで何か変わるんだろうか。
母親の出方次第では最悪の結果にもなりかねないし、ルース長官も娘のことと同じく自分の政治生命も気にしていたのかな。
贅沢な良い暮らしはしていなさそうな家。
そこを訪れるも話しができずもみ合いになったキャサリン。
話しをする間もなく速攻トラブルになってライラは頭を強打し意識が飛んじゃった。
大変大変!
こんなことは望んでいなかったんだよ!
放置するのか隠ぺいするのか、私はそんな風に思ってたけど手当てを始めるキャサリン。
さすがに救急車は呼ばないけど……
話しができてキャサリン的には心の整理がついたのかな。
最後クラリスと一緒にライラ宅を去る時の表情が穏やかでしたよね。
母親は母親なりに苦しんで来たと分かったんですもんね。
彼女を責めたところで何も誰も良くなりませんし。
やっぱり凶悪な犯罪を犯す人って幼少期の経験や家族関係、環境が大きく影響してますよね。
「クリミナル・マインド」とか観ててもゾッとしますもん。
子育ての責任の重さと怖さを感じてしまいます。
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第11話「全能の神」
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この一連の事件の黒幕はアラストル製薬だと狙いを定めていたクラリス達だったが、会社が売りに出されていると知り証拠隠滅の危機に。クレンドラーはルース長官に話すも令状は取れず営業担当の不審死の捜査のためアラストル製薬へ。クラリスはニルス・ハーゲンの部屋に呼び出された。
感想
ニルス・ハーゲン(ピーター・マクロビー)の部屋での会話は終始不快なもので、恐ろしい思想のかたまりだとバカでも分かるような人でした。
特に女性のことを「害虫」だと主張する彼が得意気に話す内容が恐ろし過ぎて全く頭に入って来ませんでしたよ。
彼ですよ。
黒幕は。
老いた弱々しいお爺さんを想像してたけど、全然!
スナックバリバリボリボリ食べてたハドリンが可愛く感じちゃった。
第12話「欲望のカンバス」
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過去の記憶に心を乱されているクラリスは怒りを常に抱えた状態だとリー博士に指摘される。FBIにより逮捕されたハーゲンだったがすぐに釈放。そして間もなくハドリンが殺害されてしまう。イラ立ちを隠せないクラリスは現場で捜査官を殴り精神科医の承認が必要となる。
感想
ハーゲンの部屋の壁にデカデカと飾られていた真っ赤な絵。
調べたら出るわ出るわ!気持ち悪い事実!
この赤い色と画家の話しから「血」だと思ってたんですが……やっぱ「血」でした(笑)
私はてっきり被害者のものだと思ってたけど、ハーゲンの「血」だったんですね。
しかもなんか胎児の組織とやらも見つかったとか。怖すぎ。
黒幕が誰と分かった途端どんどん出て来るハーゲンの闇!
最初はあれだけ怖い対象だったハドリンもハーゲンの部下達が押し入って自宅で自殺に見せかけて殺されてしまうしね。
彼の無念な最後の言葉。
電話でクレンドラーに伝言を残すあたり実は後悔しながら生きていたんだろうな。
ハーゲンは政治家にも口出せる権力者。
多分ハドリンのこともビビらせながら従わせてたんだろうなぁ~。
第13話「それぞれの選択」
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タイソンが「助けて欲しい。」とクラリスの自宅を訪ねて来た。タイソンの話しに耳を傾けていた時、職場からポケベルにメッセージが入る。慌てて逃げようとするが男たちが押し入り動物実験施設に監禁されてしまう。なんとそこには他にも女性が監禁されていた。
感想
クラリスの私服ってあまり見る機会なかったから、このエピソードのごくごく普通の女の子!みたいな恰好が新鮮だったなぁ。
タイソンとちょっと良い仲にもなれたかもしれないけど、実は彼もハーゲンに支配されていた気の毒な息子でしたね。
生い立ちもそうだけど、ハーゲンには愛されもせずただ使われていた息子。
そんな父親を心の底から「偉大」だと思ってたのかな。
最後あの気持ち悪い瓶が並ぶ棚の前でタイソンに迫られた選択。
クラリスの言葉とハーゲンの言葉どちらを取るのか。
タイソンの大きな選択はこの時二度あってあまり気分の良いものではなかったですよね。
ハーゲンに協力していたのは許すべきではないけど、見てもらいたかった、愛されたかったという子どもの気持ちを利用されていたようで腹立たしかったです。
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