「イーヴィル:超常現象捜査ファイル」シーズン1第2話の【あらすじ】【感想】
この記事は「イーヴィル:超常現象捜査ファイル」シーズン1第2話の【あらすじ】【感想】です。
2022年7月8日からついに「イーヴィル:超常現象捜査ファイル」シーズン1がhuluで独占配信されました!
司法心理学者のクリステンと神父見習いのデヴィッド、デヴィッドと組んでいる便利屋のベンの3人のチームワークやバランスが絶妙で面白い!
科学では証明できない悪魔や憑依、奇跡はこの世に存在するのか!?
凸凹な3人がそれぞれの視点で全力で解明していきます。
↓このエピソード以外のあらすじはこちらからお読みいただけます。
登場人物・キャストはこちら
第2話「よみがえりの奇跡」41分
- 夜祈りを捧げるデヴィッドの背後でタウンゼンド博士が邪悪な囁きでデヴィッドを惑わせる。
- クリステンとデヴィッド、ベンはある死体安置所での動画を観る。
- 18歳のサッカー少女ナオミ(ハンナ・ホドソン)が死亡宣告され家族が駆け付け神父が耳元で囁いた後ナオミが生き返る。
- 「肺が過膨張を起こしていてバイタルが取れなかった。弾力を失った肺に心肺蘇生法で空気がたまる。肺疾患に気づかず処置をした。」と病院側は主張する。
- 救急隊員は「露骨な責任逃れだ。ちゃんと引き継いだ。」と反論する。
- クリステンは原告側の弁護士ダリルに接触し「ハーバー病院の医療ミス裁判の監視カメラの映像が欲しい。病院側の情報をあげるから。」と話す。
- 検事局のルイスから短期契約で復職しないかと打診される。
- 監視映像を持ち帰ったクリステンはベンとデヴィッドと一緒に映像を確認する。
- ナオミの処置の映像に白い女性の姿が写り込んでいる。ベンはフェイクかSDカードの使いまわしかもしれないと言う。
- クリステンの一番下の娘ローラは心臓の弁に問題があり20歳まで生きられないかもしれないという。検査の結果が3週間後に出てそれで生か死かが決まる。「祈りに効果があるのなら毎晩膝をついて祈る。でも祈っている人でもガンや交通事故で死ぬし、90歳まで生きるロクデナシもいる。何のために祈るの?」
- デヴィッドは「分からないけど、それでもローラのために祈るよ。」と返す。
- 検事局から復職のオファーを受けている件を伝えるとデヴィッドは上司に掛け合ってみると言い別れる。
- クリステンが寝ようとするとローラの叫び声がし子ども達の部屋へ駆けつける。オネショをしてしまったからクリステンと一緒に寝る。
- オネショをしたのは男の人のせいだとローラが話し、自分も苦しめられたジョージの特徴と酷似しているためセラピストにもその件を話す。
- セラピストは「何か一緒に見たのでは?看板や絵は?悪魔の憑依の仕事はまだしているのか?盗難対策は万全でノートも取らない。また週1回でどうだ?」
- デヴィッドはクリステンが復職オファーを受けている件をボスに伝える。
- 今回の奇跡の件で飲んだくれの神父が「奇跡の神父」扱いをされていることについては誠実に評価したいとボスに言われたデヴィッドは、クリステンを再度推し予算を組んでもらうことに。
- ベンは映像に写り込んでいた女性を突き止めるが、その女性はナオミの1時間前に亡くなった患者バーナデットだと分かる。
- ベンはイラ立った様子でフェイクではないか更に調べると言って帰って行く。
- 「奇跡の神父」のところへ行きナオミの話しを聞きに行く。
- ナオミの耳元で「逝かないで」と囁いただけで祈りではないと。ナオミの前に亡くなったバーナデットに最後の典礼をしたと言い、「彼女の手の温もりが自分の手にまだ残っていてそれがナオミに伝わったのでは?」
- ジュリアを亡くした時に神の啓示を受けたとデヴィッドがクリステンに話す。
- クリステンが検事局のルイスに復職オファーを断ると、もう次を見つけたとタウンゼンド博士を紹介される。
- タウンゼンド博士が「また会えたね。」と笑顔を見せる。
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- ルイスに彼はサイコパスで犯行を促したと伝えるもタウンゼンドが優秀だから嫉妬しているのかと取り合ってくれない。
- 足早に帰ろうとするクリステンを追って来るタウンゼンドが「デヴィッドは善人ぶってるが2度目に神を見た時の話しを聞いてみろ?グッとくるぞ。」と言う。
- 子ども達がクリステンの実母シェリルと怖い動画を観ている。
- クリステンも一緒に動画を観るとジョージに似た悪魔が出て来る映画だったため停止させ、子ども達を寝室に行くよう促す。
- ローラに「この映像を観た後に夢に悪魔が出て来るようになったの?」と聞く。
- ドアをノックする音がしてクリステンが外を見るも誰もいない。またドアがノックされ確認すると子ども達の部屋に何者かが走って行くのが見え慌てて追いかけるがドアが開かず子ども達が絶叫する。子どもの名前を呼びドアを叩いているところで目が覚めると、目の前にジョージがいる。隣で眠っているローラにナイフを突きつける。体が動かず「ローラ起きてよ!」と叫んでいると、ローラがクリステンを起こしてくれる。「眠って抱っこしててあげるから。」とローラがクリステンを慰める。
- タウンゼンドが接触してきたことをデヴィッドに伝える。デヴィッドは「狙われている。説明したいけど君は信じない。希望を殺すんだ。」
- デヴィッドとクリステンはナオミに話しを聞きに行くとバーナデッドに手を取られた瞬間目覚めたと言う。
- 映像の細工はどうやったのか分からないとベンは言う。
- バーナデッドとナオミの処置映像を観ていてデヴィッドが2人の処置にかける時間が違っていることに気づき「奇跡じゃない。」と言う。
- デヴィッドは病院に行き黒人と白人にかける処置時間の違いについて指摘する。
- 人種差別は行っていないと病院は答えるが、黒人であるナオミは早くに死亡宣告がされたため生き返ったという見解になる。
- 病院と和解する前にこの資料を見てとクリステンはダリルに渡す。
- デヴィッドは調査の報告をボスにすると次の仕事の話しが出て来たため、ナオミの映像に写り込んだバーナデッドの件が解明できていないとデヴィッドは言う。説明のつかない幻影だと話すと、これは放っておこうと返されてしまう。
- モヤモヤした表情でデヴィッドは話しを聞く。
- クリステンが帰宅するとまた怖い映画を子ども達が観ている。その前にこれを観てと、映画のメイキング動画を先に見せ悪魔がホンモノではなく偽者だと子ども達に説明する。
- デヴィッドが祈りながら走っている。一度立ち止まりクラブに入る。顔見知りがおり奥に入ると「恋人はどうした?」と聞かれ「死んだ。」と答える。「何がある?」「ケタミンにマジックマッシュルーム。」
- デヴィッドはマジックマッシュルームに湯を注ぎ飲んでベッドに横たわると、天井に光が差し込み目の前が明るくなり自身の体が浮き上がる。「ジュリア?」
感想
悪魔憑きの査定以外にもこんな仕事もあるんだなぁ~と興味津々で観始めました。
どうやらこの崇められている「奇跡の神父」が酒浸りで、神父仲間の間ではあまり評判がよろしくないから教会のメンツもあり調査することになったようです。
実はこの第2話を観終えた時、安倍元首相の銃撃事件が起きた1時間後のことでした。
このエピソード内では2人の女性の生死がテーマで蘇生処置の映像が何度か流れたため、それが安倍さんの現場での蘇生処置の動画や画像とも重なりました。
ドラマモードから我に返るというか、残酷な現実をぶつけられたような気分になりました。
数時間延々とショッキングな動画や画像、音声が流れた状態のTV。
SNSではリアルタイムにどんどん様々な情報が出回り胸騒ぎの止まらない数時間を私も過ごしました。
観ていたエピソードが「奇跡」だったこともあってか妙に今自分のしていることがバカバカしくなり、この日は次のエピソードを視聴できませんでした。
この当日に関しては事件の犯人に対しての怒りはもちろん、どうしてこの銃撃が防げなかったんだろうというモヤモヤでとても複雑な気持ちになりました。
書き出すと止まらなくなりそうなのでここで終えますが、安倍さんの事件があったことで、この第2話は別の意味で印象に残ることになりました。
振り返り
第2話の動きまとめ
- ナオミの件について病院や救急隊員から話しを聞く
- クリステンは原告側の弁護士に監視カメラの映像を頼む
- クリステンは検事局から復職オファーをされる
- ベンはナオミの処置映像のにあった不可解な6コマを調べる
- 娘ローラが悪夢にうなされオネショをする
- 死亡宣告後のナオミと接触した神父に話しを聞く
- 検事局がタウンゼンド博士を雇う
- デヴィッドがナオミ生還のカラクリに気づく
- ベンはナオミの処置映像の6コマを解明できないまま終了
ナオミの生還は奇跡だったのか!?
答え:様々な要因が重なっての結果だった
このエピソードでは死亡宣告されたナオミ(18歳の女性)が3時間後に突如生き返ったという話しだったんです。
直前に神父が彼女の耳元で囁いていたことから、神の奇跡だ!と人々は崇め「奇跡の神父」と呼ばれるようになりました。
でも奇跡の調査を進めていくうちに処置室の録画映像からデヴィッドがあることに気づきました。
ナオミとその1時間前に亡くなった女性バーナデッドの処置に大きな違いがあったんです。
それは処置にかけた時間(死亡宣告するまでの時間)。
ナオミは黒人でその前に亡くなった女性は白人だったため、過去の記録を辿ってみると見事に人種差別されているであろう証拠が残っていました。
ナオミは通常よりも早く処置が切り上げられ死亡宣告されたことや、肺の状況等様々な要素が重なってこの場合は生還する(結果的にはプラス)ことができたんですよね。
だから奇跡でもないし神父の力でもなく、分かったのは病院は人種で処置を変えているということでした。
ナオミの処置映像に写り込んだバーナデッド
デヴィッドの気づきでナオミの生還については説明がついたものの、彼女の処置映像に6コマだけ写り込んだバーナデッドの姿については分からないままでした。
ナオミの1時間前に亡くなったバーナデッドの最後の典礼を行った神父が、続いてナオミのところへ行ったそう。
神父的にはバーナデッドの温もりが残ってナオミに触れたため何かしらナオミに伝わったのでは?という見方でした。
この映像についてはベンが調べたけれど何も不審な点は見当たらなかったため、ナオミの件は解明できたものの、奇跡の有無については完全に否定はできない状態で終わっていました。
後に別のエピソードでベンがこの6コマの映像について話している場面があったので、ベン的にはこの6コマを特別なものとして受け止めているんでしょうね。
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10月18日から配信が始まったシーズン2【あらすじ】【感想】も順次UP中!
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