「ハンニバル」シーズン3はレッド・ドラゴン登場！レクター博士とウィルの複雑な関係の結末は！？

 

「ハンニバル」シリーズ遂に最終章となるシーズン3。

逃亡犯となったハンニバルの豪快な殺しっぷりや、ベデリアとの異様な逃亡生活、そしてレッド・ドラゴンの登場など、見どころ満載。

この記事では、「ハンニバル」シーズン3のネタバレなしの感想や、海外や日本での評価や口コミをまとめています。

 

↓シーズン1の見どころと感想はこちら

 

↓シーズン2の見どころと感想はこちら

 

 

U-NEXTは3月30日で配信終了！
Huluは3月14日から配信再開！

 

 

ドラマ「ハンニバル」シーズン3作品情報

タイトル	ハンニバル
製作年	2015年
製作国	アメリカ
出演	マッツ・ミケルセン、ヒュー・ダンシー、ローレンス・フィッシュバーン、ジリアン・アンダーソン、エディ・イザード、カロリン・ダヴァーナス、スコット・トンプソン、アーロン・エイブラムス
監督	ヴィンチェンゾ・ナタリ、マーク・ジョブスト、ギレルモ・ナヴァロ、アダム・ケイン、ニール・マーシャル、ジョン・ダール、マイケル・ライマー
原作	トマス・ハリス
脚本	ブライアン・フラー、スティーヴ・ライトフット、ジェフ・フラミング、アンジェリーナ・バーネット、ニック・アントスカ、トム・デ・ヴィル、ドン・マンシーニ、ヘレン・シャン、アンジェラ・ラマナ
作品情報	原作「ハンニバル・ライジング」から「レッド・ドラゴン」までの空白を埋めるオリジナルストーリー。各エピソードタイトルに日本料理のコース名がつけられている。

 

 

 

役名・キャスト・役柄

役名	キャスト	役柄
ウィル・グレアム	ヒュー・ダンシー	犯罪プロファイラー、連続殺人犯を追う特別捜査官
ハンニバル・レクター	マッツ・ミケルセン	法医学精神科医、人食い連続殺人犯
ジャック・クロフォード	ローレンス・フィッシュバーン	FBI行動科学部長、グラハムの雇用主
アラーナ・ブルーム	カロリン・ダヴァーナス	心理学教授、FBIコンサルタントプロファイラー
ビバリー・カッツ	ヘティエンヌ・パーク	繊維分析を専門とする犯罪現場捜査官
フレディ・ラウンズ	ララ・ジーン・コロステッキ	タブロイド紙のブロガー
ジミー・プライス	スコット・トンプソン	犯罪現場捜査官
ブライアン・ゼラー	アーロン・エイブラムス	犯罪現場捜査官
アビゲイル・ホッブス	ケイシー・ロール	連続殺人犯ギャレット・ジェイコブ・ホッブスの娘、レクターと複雑な父娘関係を築く
ベラ・クロフォード	ジーナ・トーレス	ジャック・クロフォードの妻、末期の肺がんを患う
コメダ夫人	エレン・グリーン	ボストンの小説家、レクター博士の友人
フレデリック・チルトン	ラウル・エスパーザ	ボルチモア州立精神病院の管理者
ベデリア・デュ・モーリア	ジリアン・アンダーソン	レクター博士の心理療法士
ミリアム・ラス	アンナ・クラムスキー	チェサピーク・リッパーの身元を特定しようとした FBI 捜査官
メイスン・ヴァージャー	マイケル・ピット ジョー・アンダーソン	精肉事業で財を成した大富豪で重度の人格障害、残忍でサディスティックな性格
マーゴット・ヴァージャー	キャサリン・イザベル	大富豪メイスンの妹で精神的・肉体的に虐待を受けている

 

各話タイトルとあらすじ

話数	タイトル	あらすじ
第1話	Antipasto（アンティパスト）	ハンニバルはFBIの追跡を逃れ、フィレンツェへ。
第2話	Primavera（プリマヴェーラ）	ウィルはハンニバルを追ってイタリア・パレルモへ。
第3話	Secondo（セコンド）	ウィルはリトアニアのレクター城へ向かい、ハンニバルの過去を知る。
第4話	Aperitivo（アペリティーヴォ）	チルトンはメイスンを訪問。アラーナはハンニバルの家を訪ねる。
第5話	Contorno（コントルノ）	千代はハンニバルと過ごした幼少時代を語る。
第6話	Dolce（ドルチェ）	ウィルとジャックはベデリアに会いに行く。
第7話	DIGESTIVO（ディジェスティーヴォ）	ハンニバルとウィルはメイスンにとらわれる。
第8話	THE GREAT RED DRAGON（レッド・ドラゴン～序章～）	フランシス・ダラハイドが登場。ウィルはジャックに捜査協力を求められる。
第9話	AND THE WOMAN CLOTHED WITH THE SUN（レッド・ドラゴン～誕生～）	ウィルはハンニバルに意見を求める。
第10話	AND THE WOMAN CLOTHED IN SUN（レッド・ドラゴン～覚醒～）	フランシスはハンニバルに電話をかける。
第11話	AND THE BEAST FROM THE SEA（レッド・ドラゴン～葛藤～）	ウィルはレッド・ドラゴンと遭遇。ハンニバルはウィルとフランシスを操る。
第12話	THE NUMBER OF THE BEAST IS 666（レッド・ドラゴン～暴走～）	ウィルはベデリアのもとへ。FBIはレッド・ドラゴンをおびき出す。
第13話	羊の怒り	ウィルはハンニバルを使ってレッド・ドラゴンをおびき出す計画を立てる。

 

ドラマ「ハンニバル」シーズン3の見どころ

マッツ・ミケルセンの演技

逃亡犯としてのハンニバルの変化を、マッツ・ミケルセンが妖艶かつ感情的に演じ分ける！

 

べデリアとの緊張感

ジリアン・アンダーソン演じるべデリアとの異様な関係は、常に緊張感があり2人の駆け引きから目が離せない。

 

アラーナの復讐劇

カロリン・ダヴァーナス演じるアラーナが、前シーズンの復讐を果たす姿がタフすぎ！

 

レッド・ドラゴンの登場

リチャード・アーミティッジ 演じるレッド・ドラゴンの登場は、原作ファンにとっても見逃せない！

 

チルトン博士の悲惨な運命

ラウル・エスパーザ演じるチルトン博士の悲惨な運命は、気の毒でありながらもどこか滑稽で不思議と心掴まれる。

 

 

感想

豪快な殺しっぷり

最終章となるシーズン3はこれまで良い意味で特徴的だった部分が、やたら強気にガンガンと出ていてちょっと胃もたれ状態に。

シーズン1、2は美しいお料理シーンはあれど、どちらかと言えば思わせぶりな感じで控え目。

ハンニバルが、直接手を下しているオープンな殺害場面はなかったんですよね。

観てる方はハンニバルが猟奇的な紳士（笑）と分かってるけど、世間にはバレてなかったですしね。

 

シーズン3は「逃亡犯」として追われてる身なのに、開き直ったかのように隠さず見事な殺しっぷりでした。

やや感情的に思えるハンニバルのお仕事っぷりに、美しさが欠けてる感じがして、なんだかなぁ～と。

 

 

ベデリアとの逃亡生活

ベデリアとはマジで異様な関係（空気）ですよね。

これまでのシーズンでも、度々ハンニバルと向き合って話してる場面があったんですが、互いを信頼し合っているのか駆け引きしてるのか観てる方もヒヤヒヤでした。

このシーズン3ではベッタリ一緒に過ごしてるし、なんとな～くハンニバルを疑う人もいるわで、ベデリアも色々な意味で緊張しっぱなしでしたね。

ハンニバルが作る料理の材料も知ってるし、食も進まず肉料理は避け牡蠣ばかり食べてました。

でもその牡蠣も…実は…ウゲ～

彼女も賢いだろうし冷静だけど、常に恐怖でイッパイだったんだろうなと。

ハンニバルに守られてる事も沢山あるけど、それ以上の縛りがあって、自分もいつの日か食われるだろうなと思う日々。

 

 

あぁ恐ろしい。

 

ハンニバルから逃げようと行動を起こす場面もあってチビリそうだった（笑）

 

 

アラーナの新たな人生

前シーズンでハンニバルに騙された挙句、血祭りワッショイ騒ぎにも巻き込まれ、ある人に突き飛ばされ転落したアラーナ。

さてシーズン3ではどうしてるのかしら？と思ってたけど意外とタフ！

車椅子から杖へ、そして通常に歩行と順調に回復してました。

 

回復は良い事なんですが。

まさかメイスンとハンニバル探しをしたり妹・マーゴと…ねぇ…アラーナってアラアラそっちだったっけ？

 

↓2人の不思議な戯れ場面はこちら

 

ハンニバルは逃亡してたけど、結局投降して捕まります。

アラーナの管理下に置かれてね。

 

 

第8話から3年後の場面に

第8話からは3年後の場面になり、ガラリとテンポが変わります。

噛みつき魔と世間から恐れられる猟奇的な事件が起きます。

そう！

あの【レッド・ドラゴン】の登場です。

 

人里離れたところで、ウィルはなんと子連れのモリーと結婚して暮らしていました。

そこへ優秀なのかイマヒトツ分からなかったFBIのジャックが、ウィルに戻って協力してくれと頼みに来るんです。

そしてウィルは、ハンニバルに助言をもらおうと面会してしまいます。

 

どうしてみんなハンニバルハンニバルなんでしょう（笑）

彼に近づけば（離れてても）振り回されること間違い無しなのにさっ。

 

ブツクサ言いながらも2002年の映画と同じところや違ってるところなど、ワクワクしながら観ちゃいました。

やっぱり【レッド・ドラゴン】フランシス・ダラハイドというキャラクターは、幼少期から不幸だったなと感じました。

違う育ち方だったら彼の人生はこうじゃなかったかもと。

 

 

ドラマでは新聞記者のラウンズが女性

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フレディ・ラウンズってキャラクターはドラマでは女性ですが、映画では今は亡きフィリップ・シーモア・ホフマンが演じてましたね。

パンツ1枚で車椅子に乗せられ、火だるまでキコキコと坂道を下って来る場面が印象的でした。

今回この出来事もあるのかしら？

可愛げのない（笑）女バージョンのラウンズ（ララ・ジーン・コロステッキ）も、火だるまキコキコ？

 

やぁ～おもっきし違いましたよ（笑）

 

またもや痛々しい体験＆場面担当はあのお方でした。

 

 

痛いこと担当のチルトン博士

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かなりハンニバル（＆ウィル）に嫌われてるのね。

3シーズン通して気の毒キャラです。

 

どんな悲惨な体験をしても生かされてるのがこりゃまた苦行です。

そして懲りないのがチルトンさんの強さ？馬鹿さ？

他の人達もたいがいタフだけどチルトン博士がダントツですな。

嫌なキャラだけどそれ以上に気の毒感の強い展開です。

 

 

千代の登場

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ハンニバルの「昔」を知る日本人のTAO（岡本多緒）さんが千代役で出てましたね。

「ウルヴァリン：SAMURAI 」で女優デビューしたらしいですが、観ておらず分かりませんでした。

なので凄いフレッシュな感じがしたし、逆に日本人だと思わなかったんですよ。

 

あと、ごめんなさい。

ちょっとTAOさんの絡む場面は微妙だった気がします。

 

しかもいつも暗闇（笑）

ハンニバルを理解、再び対面するためにも必要だったのかもしれないけど、ウィルが列車から突き落とされた場面にはさすがに苦笑しました（笑）

 

 

終わりはサビシイけど潮時だったかも

シリーズとして終わってしまうのはマッツん好きには辛いけど、このシーズン3を観てると「潮時」だなという印象もありましたしね。

ちょっとビックリなラストだったけど「らしい」と言えば「らしい」のかな（笑）

 

シーズン2ラストもそうでしたがハンニバルとウィルって、命の危機にさらされてる時、凄く愛し合ってるオーラが出ません（笑）？

何度も互いを殺してやろうとしてるけど、結局それは成功しないさせない。

気を引こうと駆け引きしてるようにも見えるし、拒絶しながらも離れる事は出来ない。

不思議な二人だなと理解しきれない関係でした。

 

ヒュー・ダンシーは儚げだし、マッツ・ミケルセンは怖いけど美しい（笑）

全然タイプの違う二人だけど似てるところもあるしね。

ん～考えれば考える程分からなくなりますな。

 

↓ドラマの内容に反して陽気で愉快ですよー（笑）

 

 

↓シーズン1の見どころと感想はこちら

 

 

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海外での評価

IMDb

海外サイトIMDbでのドラマ「ハンニバル」の評価は★8.5／10（289K）。

シーズン3のエピソードごとの評価はこちら。（2025年3月8日時点）

E1	E2	E3	E4	E5	E6	E7
8.5	8.9	9.7	8.1	7.9	7.9	7.9
E8	E9	E10	E11	E12	E13
9.0	8.7	9.3	8.5	8.2	8.4

 

Rotten Tomatoes

シーズン1は批評家支持率83％、視聴者支持率94％、シーズン2は更にUPして批評家支持率98％、視聴者支持率97％に。

そして気になるシーズン3は批評家支持率98％、視聴者支持率91％と高評価を維持しています。

シーズン3を観た海外の批評家たちはどのような意見を出しているのか。

肯定的・否定的意見に分けて一覧表にまとめました。（2025年3月8日時点）

 

肯定的意見	否定的意見
映像美と芸術性: 映画祭で上映されるような芸術性の高さ	万人受けしない: 残酷なシーンや複雑な心理描写が多く、万人受けする作品ではない
マッツ・ミケルセンの演技: マッツ・ミケルセンの演技は、ハンニバル・レクターを自身のものにした	ストーリーの難解さ: ストーリー展開が難解で、視聴者にとって理解不能な部分がある
ストーリー展開: シーズン前半のシュールレアリスムから後半の残虐さへの展開が巧み	残酷描写: 残酷なシーンが多く、グロテスクな描写が苦手な視聴者には向かない
心理描写: ハンニバルとウィルの複雑な関係性や心理描写が巧み	過剰な演出: 過剰な演出や映像美が、ストーリーの本質を薄めてしまっている
独創性: 他のテレビドラマとは一線を画す独創的な世界観	気取りすぎ: 時には衒学的（げんがくてき）で気取りすぎている

 

 

X（旧Twitter）での口コミ

 

肯定的な意見

ドラマ苦手な私がまさかハンニバル（アメリカのドラマ）をシーズン3まで全部見切るとは…www
最後のシーンが衝撃的すぎて記憶飛んだけどめっちゃ面白かった…誰かハマろう…グロいけどw

— あや( ¨̮ )☆彡 (@Aya39212586) February 11, 2024

• マッツ・ミケルセンもさることながら、ジリアン・アンダーソンのフェロモン漏れが凄まじい
• チルトン博士の不死身さがもはやギャグで面白い
• ウィルとハンニバルの関係性に魅了される
• 独特の世界観で美しい！

 

否定的な意見

真面目に書くと、多分人気があったドラマなのでシーズン3まで作っちゃったと思うんだけど本当ならシーズン2迄にした方が余韻があって美しかったと思う。勿論、シーズン3も映像美、二人の成り行き共に面白さはあるのだけれど。ハンニバルがウィルに求めているものを明白に晒さなくてよかったのでは。 pic.twitter.com/tfjQNL5pBs

— 瑠璃 (@account4101) January 30, 2024

• 展開が遅くシーズン1と比べて物足りない
• グロテスクな描写がハードルが高い
• ストーリーが複雑で理解しにくい
• 千代の登場シーンが受け入れられなかった
• 結末が衝撃的で複雑な感情になる

 

 

HANNIBAL/ハンニバル Blu-ray-BOX フルコース Edition

ドラマ「ハンニバル」全3シーズンをセットにしたブルーレイ（18枚組）「HANNIBAL/ハンニバル Blu-ray-BOX フルコース Edition 」が発売中！

 

 

タイトル	HANNIBAL/ハンニバル Blu-ray-BOX フルコース Edition
メディア	Blu-ray
発売日	2020年03月27日
アーティスト	ヒュー・ダンシー, マッツ・ミケルセン, ローレンス・フィッシュバーン, 他
発売元	(株)KADOKAWA
販売元	(株)KADOKAWA
ディスク枚数	18枚
収録時間	–
品番	DAXA-5674
JAN	4988111255419
画面サイズ	16:9
色彩	カラー
言語	英語(オリジナル言語), 日本語(吹替言語)
音声方式	dtsHD Master Audio5.1chサラウンド(オリジナル音声方式), リニアPCM(吹替音声方式)
字幕言語	日本語字幕, 吹替字幕
制作国	アメリカ
制作年	2013年
特典	日本オリジナルフォトブック
その他	シリーズ全3作収録, メニューを模したエピソードガイド

 

 

まとめ

「ハンニバル」シーズン3は、シリーズを通して描かれたハンニバルとウィルの複雑な関係性、そして衝撃的なラストシーンなど、見どころ満載の最終章となりました。

 

 

 

もし、今すぐ全シーズン観たい！という方は、31日間の無料トライアルがあるU-NEXTがおすすめです。

ただし、残念ながら3月30日23時59分で配信終了なので、今からだとちょっと急ぎ足になるかもしれません。

じっくり自分のペースで楽しみたい方には、3月14日から配信再開のHuluがぴったり。

こちらは無料トライアルはありませんが、月額1026円（税込）で全シーズン見放題です。

どちらを選ぶかはあなた次第。

「ハンニバル」の魅惑的な世界を、ぜひ体験してみてくださいね。

 

 

↓シーズン1の見どころと感想はこちら

 

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