伝説のサイコパス・スリラー、デクスター・モーガンが帰ってくる!
最新作『Dexter: Resurrection(デクスター:レザレクション)』が海外で配信開始となり、日本のファンもその動向に注目しています。
2013年のオリジナルシリーズ、そして2021年の続編『デクスター:ニュー・ブラッド』での衝撃的な展開を経て、デクスターは一体どうなったのか?

日本上陸に備え、奇跡の復活から新キャスト、制作秘話まで、気になる情報を深掘りしていきましょう!
作品概要:デクスター、ニューヨークで「復活」
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『デクスター:レザレクション』は、2006年から2013年まで放送された『デクスター ~警察官は殺人鬼』、そして2021年の『デクスター:ニュー・ブラッド』に続く正式な続編です。
>>>関連記事:【まさかの結末】「デクスター:ニュー・ブラッド」見どころ、ネタバレ感想、海外評価を紹介!
Paramount+ with Showtimeで2025年7月11日に初回2話がプレミア公開され、その後は毎週エピソードが配信されます。
本作の物語は、『デクスター:ニュー・ブラッド』のエンディング直後、息子ハリソンに撃たれたデクスターが、なんと奇跡的に回復するところからスタート。
舞台はニューヨーク市に移り、デクスターは息子ハリソンを追って再会し、それぞれの『闇』と向き合いながら共に新たな道を探っていくことになります。
🔎【参考サイト・記事】あの殺人鬼が復活!続編シリーズ『デクスター:リザレクション』今夏に米配信へ

このシリーズはリミテッドシリーズではなく、複数シーズン続く可能性があるとも報じられています。
日本での配信はいつ?どこで?
気になるのが、日本での配信時期。
現時点で判明している情報と予想をまとめました。(2025年7月17日時点)
日本での公式配信日は未定も、冬頃の可能性大?
残念ながら、日本での公式な配信日はまだ発表されていません。
しかし、米国での放送開始から約3~4か月後になるという見込みが強く、これは2025年の冬頃に『デクスター:レザレクション』を観れる可能性が高いということ。
前作『デクスター:ニュー・ブラッド』も、アメリカでの放送から約4か月後に日本で配信が開始された実績があり、今回も同様のタイムラインが期待できます。
視聴できるのはHuluの可能性あり?
前作『デクスター:ニュー・ブラッド』がHuluで独占配信された経緯から、『デクスター:レザレクション』もHuluで視聴できる可能性が最も高いと噂されています。
しかし、世界中でカルト的な人気を誇る『デクスター』シリーズの最新作であるため、その配信権を巡って他の動画配信サービスとの間で争奪戦になる可能性も指摘されています。

いずれにしても、日本での正式な発表を心待ちにしましょう。
前作との繋がりとデクスターの復活:衝撃の結末のその先へ
デクスター役のマイケル・C・ホールは、『ニュー・ブラッド』の結末について「自分に響くものだった」と語っています。
また、クリエイターのクライド・フィリップスも、物議を醸した結末が続編制作のきっかけになったと明かしており、マイケル・C・ホール自身も『デクスター:レザレクション』への復帰に非常に興奮しているとのこと。
長年演じてきたキャラクターに再び向き合えることを喜んでいるようです。
🔎【参考サイト・記事】マイケル・C・ホール、『デクスター』前日譚は3度目の再演に「役立つ」
前作のエンディングでは、デクスターは息子ハリソンによって殺害され、彼の過去の犯罪(ベイハーバー・ブッチャーとしての行動やマット・コールドウェルの殺害)は明るみに出る寸前でした。
エンディングから数週間程度しか経っていない設定のため、デクスターの回復過程や、ハリソンとの決別後の複雑な心理状態が深く描かれることになりそうです。
主要キャストと新旧登場人物
『デクスター:レザレクション』には、お馴染みの顔ぶれに加え、新たな魅力的なキャラクターが登場します。
マイケル・C・ホール(デクスター・モーガン役)
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言わずと知れた主人公。マイアミメトロ警察の血痕分析官としての表の顔と、連続殺人鬼としての裏の顔を持つ複雑なキャラクターを演じ、ゴールデングローブ賞も受賞しています。マイケル・C・ホールが再びデクスターを演じることが、ファン的に歓喜ポイントですね。
ジャック・アルコット(ハリソン・モーガン役)
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デクスターの息子。前作で「暗い衝動」を持っていることが示唆されており、父親との複雑な関係性が物語の大きな焦点となります。彼の成長と、どのような道を辿るのかに注目が集まります。
デヴィッド・ザヤス(エンジェル・バティスタ刑事役)
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デクスターの元同僚。バティスタは『ニュー・ブラッド』の終盤でデクスターのベイハーバー・ブッチャー疑惑を再燃させており、彼らの再会が物語に大きな波紋を呼ぶことは間違いありません。
ジェームズ・レマー(ハリー・モーガン役)
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デクスターの亡き養父。デクスターの良心であり指針として、彼の内面的な葛藤の場面で重要な役割を果たすと予想されています。デクスターのモノローグと共に、彼の幻影がどのように描かれるのかも楽しみです。
さらに、新たな顔ぶれとしてハリウッドの豪華俳優陣が参加します。
ユマ・サーマン(チャーリー役)
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謎の億万長者レオン・プレーターの警備責任者。元特殊作戦部隊の隊員という設定で、デクスターとどのように関わっていくのか注目されます。
ピーター・ディンクレイジ(レオン・プレイター役)
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『ゲーム・オブ・スローンズ』で人気を博した彼が、デクスターに新たな脅威をもたらす可能性が高いと噂されています。
その他、ゲスト出演者として、クリステン・リッター、ニール・パトリック・ハリス、エリック・ストーンストリート、デヴィッド・ダストマルチャン、スティーブ・シリッパなどが名を連ねています。

中でも、ファンを熱狂させるのは、ジョン・リスゴー(トリニティ・キラー役)の再登場!彼はデクスターの幻影として登場すると述べており、デクスターの精神世界がさらに深く描かれることが期待されます。
デクスターの義妹・デボラは登場するのか!?
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個人的にずっと気になっていたのは、本家ドラマ『デクスター』で、デクスターの義理の妹デボラ・モーガンを演じたジェニファー・カーペンター が出演するのかどうかという点でした。
そもそも『デクスター』最終話でデボラは死亡してますが、10年後を描いたドラマ『デクスター:ニュー・ブラッド』(2021年)ではデクスターの幻影として頻繁に登場してたんです。
その流れで『デクスター:レザレクション(原題)』にも出るかもと期待していましたが、どうやら早い段階で【出演無し】が確定した模様。
※ピープル誌のインタビュー記事「Jennifer Carpenter Reveals If She Will Return for Upcoming Dexter: Resurrection Series (Exclusive)」(2025年2月22日)より
やはりデボラがすでに、物語の中で死亡しているという事実が大きいですよね。
また、シリーズ終了から年月が経っているので、彼女自身が現在取り組んでいる仕事を優先するのも、自然な流れなのかもしれませんね。
全10話のエピソードと新たなストーリー展開
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『デクスター:レザレクション』は全10エピソードで構成される予定です。
初回に放送された第1、2話の流れを簡単にまとめると、下記のような内容でした。
- 第1話「A Beating Heart…」
デクスターが昏睡状態から回復し、息子ハリソンが性犯罪者を殺害したことを知ります。まだ体力的に弱っているものの、デクスターは息子を探しに病院から脱走。 - 第2話「Camera Shy」
デクスターはハリソンが残した血痕の証拠を消し、ハリーの幻影に導かれながらハリソンを探します。ニューヨークで新しい生活を始めたデクスターは、移民のライドシェア運転手を狙う連続殺人鬼「ダークパッセンジャー」の存在を知りますが、過去とは異なり、自身の殺しよりも被害者の命を救うことを優先します。
物語は、デクスターが過去と向き合い、新たな生活を模索する中で、自身の殺人衝動との付き合い方を見直し、新たな形での「正義」の実現を模索するとされています。
ユマ・サーマン演じるチャーリーやピーター・ディンクレイジ演じるレオン・プレーターとの出会いが、デクスターに新たな展開をもたらし、新たな殺人鬼との対決も描かれると予想されています。

デクスターの「掟」がどのように変化していくのか、見どころの一つです。
視聴者の評価と期待:賛否両論を乗り越え、シリーズの「汚名返上」なるか
『デクスター:レザレクション』は、公開直後から賛否両論を巻き起こしつつも、主要な評価サイトでは高評価を獲得しています。
IMDbでは3,200以上のユーザー投票で9.3/10という高評価を獲得し、Rotten Tomatoesでは100%フレッシュの認定を受けています。(2025年7月17日時点)

これは、『デクスター:ニュー・ブラッド』の最終回が賛否両論を巻き起こしたことと比較すると、非常に好調なスタートと言えそうです。
『デクスター:ニュー・ブラッド』視聴者の声:賛否両論のポイント
『デクスター:ニュー・ブラッド』、個人的には楽しめたんですが、海外ファンの間ではどのような意見が出ていたのでしょうか。
不評と言われているのはどんなところなのか、いまいちどチェックしてみましょう。
批判点 | ハリソンのキャラクター | 反抗的なティーンエイジャーとしての描写や、サイコパス的な行動が嫌悪感を抱かせ、共感できないという意見が多くありました。 |
アンジェラの捜査 | 素人探偵のような描写や、Google検索やケタミン注射の痕跡といった「ご都合主義的」な証拠でデクスターを追い詰める展開が不自然だと批判されました。 | |
結末の rushed 感 | 特に最終エピソードが急ぎすぎで、プロットホールが多いと感じた視聴者が多数いました。 | |
デクスターの行動 | ローガンを殺したことや、オリジナルの「ハリーの掟」から逸脱した行動がキャラクターにそぐわないという意見がありました。 | |
舞台設定 | マイアミの暑い雰囲気から、アイアンレイクの雪景色への変化を好まない視聴者もいました。 | |
良かった点 | クランシー・ブラウン演じるヴィラン | カート・コールドウェルが素晴らしいと高く評価されました。 |
デクスターの精神状態 | 精神状態の悪化や、よりシリアスでダークなトーンが好評でした。 | |
雰囲気と映像 | 美しい雪景色や全体の雰囲気が評価されました。 | |
デボラの幻影 | デクスターの義妹デボラの幻影が好評でした。 | |
シーズン前半の展開 | シーズン前半の展開は高評価で、特にカートを殺すシーンやクリスマスソングのシーンが好評でした。 |
『デクスター:レザレクション』の制作発表を受けて、多くのファンは『デクスター:ニュー・ブラッド』の不評だったエンディングの汚名を返上し、今度こそ「まともなエンディング」を期待しているようです。
特にハリソンをメインキャラクターにすることを懸念する声も上がっていますが、デクスターがFBIやバティスタから逃亡しながら世界中を旅する展開や、過去のキャラクターとの再会を望む意見も見られます。
『デクスター:レザレクション』視聴者の声:賛否両論のポイント
次は『デクスター:レザレクション』についての、海外視聴者の声です。
制作発表後~初回の第1、2話を観るまでの、海外ファンの意見を簡単にまとめると、このような感じになりました。
肯定的意見 | 『ニュー・ブラッド』結末の修正機会 | 前作の不評だった終わり方を帳消しにし、より良い結末への期待が高まっています。 |
マイケル・C・ホールのデクスター帰還 | 彼の演技は「完璧」と称賛され、ファンにとって「大喜び」「最高のカムバック」と受け止められています。 | |
オリジナルシリーズの雰囲気への回帰 | 元の「デクスター」の暗く緊張感のある心理的なトーンや、内面的なモノローグが戻ってきた点が評価されています。 | |
ニューヨーク市への舞台設定変更 | 「新鮮なエネルギー」と「混沌とした環境」が加わり、デクスターが隠れて活動するのに適していると見られています。 | |
旧キャラクターの再登場 | エンジェル・バティスタやハリー・モーガン(幻影として)などの復帰が歓迎され、ジョン・リスゴー演じるトリニティ・キラーの再登場も期待されています。 | |
ハリソン・キャラクターの進展 | 『ニュー・ブラッド』よりもハリソンの描写が改善され、彼の複雑な内面の葛藤や父親との関係性がより興味深く描かれていると感じる視聴者がいます。 | |
豪華な新キャスト | ユマ・サーマンやピーター・ディンクレイジといった新キャストの参加が、シリーズにさらなる魅力を加えるものとして期待されています。 | |
高い評価と期待 | IMDbで9.3/10、Rotten Tomatoesで100%という「圧倒的に肯定的」な評価を得ており、今後のシーズンにも期待が寄せられています。 | |
否定的意見 | デクスター生存の説明の不自然さ | 『ニュー・ブラッド』で死んだはずのデクスターが奇跡的に生きていたという説明が「馬鹿げている」「信じがたい」と批判されています。 |
プロットの都合の良い展開や脚本の不備 | 運転免許の取得や住居の賃貸が簡単すぎるなど、現実離れした展開が指摘されており、前作で批判されたプロットホールが再び見られる懸念があります。 | |
キャラクター描写の一貫性の欠如 | ハリソンの不評を引きずっており、彼が再び物語の中心に押し出されることへの反発や、デクスターが「掟」に従わず個人的な動機で殺人を犯そうとしているように見える点が「キャラクターの暗殺」だと感じる意見もあります。 | |
シリーズのトーンの変化への不満 | 以前の「ダークさ」や「冷静さ」が失われ、「ダークコメディ」や「現代の視聴者向け」の要素が強く感じられるという意見や、ユマ・サーマンのキャラクター演出がリアルな雰囲気に合わないという指摘があります。 | |
政治的・社会的なテーマの押しつけがましさ | 特定の視聴者からは、番組に「微妙な政治的意図」や「うるさい政治的な話」が含まれていることへの不満が挙がっています。 | |
サスペンスの欠如と予測可能性 | ストーリーの展開が予測可能になり、先の展開へのワクワク感が失われていると感じる視聴者もいます。 |
今回、IMDbを見て改めて感じたのは、本家『デクスター』シリーズの人気の高さと、『デクスター:レザレクション』の注目度の高さ。
それを証明するかのように、IMDb「最も人気のあるテレビ番組」ランキングで、本作が1位に君臨しているんです!(2025年7月18日時点)
それに、単なる評価(数字)だけではなく、長文レビューが増加傾向にある点からも、熱心な視聴者が多い証拠だと思うんですよね。

だからこそ、余計に細かな設定や展開、結末などに期待値が高くなり、結果的にヘイトを集めてしまうのかもしれません。
やー、これは本当に楽しみです。
日本でも配信されますように!
まとめ:『デクスター:レザレクション』は「正義」の行方を見届けられるか
まだ日本での配信は未定ですが、『デクスター:レザレクション』は海外ですでに高い評価を得ており、ファンの期待を裏切らない展開が予想(というか期待!?)されます。
- デクスターが奇跡の「復活」! 『ニュー・ブラッド』最終話の衝撃的な死から生還
- 新舞台はニューヨーク:息子ハリソンを追って新たな「正義」を模索
- 豪華新旧キャスト集結:マイケル・C・ホールに加え、ユマ・サーマン、ピーター・ディンクレイジらも登場
- 日本での配信は2025年冬頃が濃厚:Huluでの視聴が有力視?
>>>関連記事:【いつ?】海外高評価!前日譚スピンオフドラマ「デクスター:オリジナル・シン」内容やキャスト
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