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【闇】「グッド・アメリカン・ファミリー」の裏側:ナタリア・グレース事件の真相

ナタリア・グレース事件とは?ドラマ「グッド・アメリカン・ファミリー」の衝撃的な実話

 

「あの少女は、一体何者だったのか?」

 

その問いは、今もなお、多くの人々の心をざわつかせ続けています。

天使のような無垢な少女なのか、それとも、悪魔のような狡猾な大人なのか。

2010年にアメリカで起こった「ナタリア・グレース事件」は、複雑に入り組んだ人間関係と、食い違う証言によって真相が未だ闇に包まれた、まるでミステリードラマさながらの事件です。

現在Disney+(ディズニープラス)で配信中の、エレン・ポンピオ主演のドラマ「グッド・アメリカン・ファミリー」は、この事件を題材に衝撃的な脚色を加えて描いています。

➡関連記事「グッド・アメリカン・ファミリー」見どころやネタバレ感想

 

ドラマを観る前に事件の概要を知りたい方も、ドラマを観て事件についてもっと深く知りたい方も、ぜひこの記事を読み進めてください。

この記事では、事件の概要と関係者の主張を整理し、ドラマをより深く楽しむための情報をまとめています。

 

「ナタリア・グレース事件」は現在も真相が明らかになっておらず、ドキュメンタリー番組やドラマ「グッド・アメリカン・ファミリー」の影響で、今もなお注目を浴びている現在進行形の事件です。海外サイトの情報を参考にまとめていますが、必ずしも正確、最新であるとは限りませんのでご注意ください。

 

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本ページの情報は記事執筆時点のものです。最新の配信状況はサイトにてご確認ください。

 

 

 

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【前提】ドラマ「グッド・アメリカン・ファミリー」は事実の完全な再現ではない

事件を深掘りする前に頭に入れておきたいのが、ドラマ「グッド・アメリカン・ファミリー」と、「ナタリア・グレース事件」の結びつきについて。

ついつい”実話に基づく”という宣伝文句から、ドラマの内容を全て鵜呑みにしてしまいがちなんですが、あくまで「ナタリア・グレース事件」から「インスピレーションを受けた」作品として視聴する方が良さそうです。

リサーチを始め、実在の人物は誰も制作には関わっていないとも言われています。

 

パー子
パー子

この件については、キャスト陣も「完全に事実に基づいて再現したものではない」と認めています。

 

 

ナタリア・グレースとは何者?

稀な小人症を患うウクライナの少女

 

ナタリア・グレース(Natalia Grace)は、先天性脊椎骨端異形成症(SEDc)という稀な小人症を患う、ウクライナ出身の少女です。

 

パー子
パー子

フィラデルフィア小児病院は、この疾患を「主に脊椎と腕と脚の長骨に影響を及ぼす、低身長と骨格異常を引き起こす稀な遺伝性疾患」と説明しているようです。

 

2010年にアメリカのバーネット夫妻(クリスティン45歳・マイケル43歳)に、養子として迎えられました。

インディアナ州の自宅に引っ越した当時、ナタリアは6歳か7歳だとされています。

しかし夫妻はナタリアが実際には成人であり、自分たちを騙していると主張し始めたことで、事件が始まりました。

 

 

ナタリアへの疑いと、年齢の変更

バーネット夫妻がナタリア・グレースを成人だと疑い始めたきっかけは、主に以下の点が挙げられています。

  1. 思春期の兆候:陰毛や生理の兆候が見られたこと
  2. 不審な行動:ナタリアが家に来て6か月頃、6歳の弟イーサンに小便をかけようとしたり、車内で排便してイーサンに塗りつけようとしたり、おもちゃを路上に投げ捨てたり、車が走行中にドアを開け放ったり、寝室にナイフを隠したりしていた。極めつけは寝ている間に兄弟を殺すと脅した
  3. 医師の診断:ナタリアを診察した医師たちが、彼女を「社会病質者」や「詐欺師」であると警告したこと

 

このような内容から、2012年にバーネット夫妻はマリオン群検認裁判所に、ナタリアの年齢を法的に22歳に変更するよう申し立てました。

裁判所は、バーネット夫妻の主張を認め、ナタリアの出生年を2003年から1989年に変更する命令を出しました。

バーネット夫妻は、医師やソーシャルワーカーからの年齢推定に基づいて、年齢変更を申し立て、ナタリアの実年齢を反映し、精神疾患の治療を受けさせるために行ったと述べています。

 

 

ナタリア・グレースの年齢についての結末は?

ナタリアの実際の年齢については、現在も議論が続いています。

DNA鑑定の結果、養子縁組された時は約9歳の可能性

しかし、2023年8月、医療研究所「トゥルーダイアグノスティックス」が実施した血液検査の結果、ナタリアはバーネット夫妻に養子縁組された2010年当時、約9歳であった可能性が高いことが判明。

これが事実であれば、ウェストフィールドのアパートで一人暮らしを始めた2012年時点では、ナタリアは11歳前後だったということになります。

 

パー子
パー子

2010年の内分泌学者の診断では、ナタリアの年齢が9歳から11歳の間であると推定されてたり、2011年の歯科検診で乳歯が12本あり、8歳か9歳くらいの可能性があると証言していました。この結果をクリスティンも知っているはずなんですが…

 

 

検察側の主張「ナタリアは2003年生まれ」

検察側は、ナタリア・グレースの実母を特定し、DNA鑑定の結果から彼女の出生年が2003年であることを主張。

ナタリアの実母アンナとウクライナの記録によると、2003年9月4日に重度の小人症の女の子をシングルマザーで出産、2003年9月5日にナタリアを養子に出したとされています。

仮にバーネット夫妻の申し立てを受けて裁判所が認定した通り、ナタリアの生年月日が1989年だとすると、1979年生まれの実母アンナが、10歳でナタリアを出産したことになります。

これを考えると、やはり2003年生まれの方が信憑性が高いかもしれません。

 

パー子
パー子

実母の証拠は法廷で開示されることが禁止されたため、裁判の決定的証拠としては使用されていないようです。ということは2003年生まれも確定ではないのでしょうか。

 

 

バーネット夫妻からどのような虐待を受けて来たのか?

虐待については、ナタリア・グレースとクリスティン・バーネットの主張が大きく食い違っており、裁判で虐待は確定されていないのが現状です。

ここでは、ナタリアとクリスティンの主張をまとめています。

 

ナタリア・グレースの主張

  • バーネット夫妻から「ベルトで殴られた」「催涙スプレーをかけられた」「処方薬を過剰投与された」と主張
  • クリスティンに年齢を偽るように強要された
  • バーネット夫妻に「洗脳」されたと感じている
  • アパートでの一人暮らしは、生活に必要な支援が不足していた

 

クリスティン・バーネットの主張

  • ナタリアへの虐待を否定
  • ナタリアは家族の一員として愛され、大切にされていた
  • ナタリアの告発はすでに調査され、根拠がないとして却下された
  • ナタリアは彼女と関わった多くの人々を虐待で告発しているが、それは事実ではない

 

パー子
パー子

バーネット夫妻は、ナタリアが成人で危険な人物だと主張していて、虐待を否定しています。

 

 

映画「エスター」との関連性

 

「リアルエスターだ!」とネット上でも取り上げられてきたナタリア。

これは2009年に大ヒットしたアメリカのホラー映画「エスター」の主人公を指していて、孤児院から9歳の少女エスターを養子に迎えた家族が、エスターに違和感を感じ過去を調べ驚愕の事実を知るというもの。

映画のネタバレになるので、あらすじの詳細は触れませんが(笑)、ナタリアが「リアルエスター」と呼ばれている理由としては、以下のような内容が挙げられています。

 

  1. 年齢詐称の疑惑:バーネット夫妻がナタリアは年齢を偽った成人だと主張
  2. 不可解な行動:不可解な行動や脅迫、危険行為などがエスターと似通っている
  3. ミステリアスな背景:ナタリアの出自や過去に不明な点が多く、ミステリアスな背景がエスターと共通している

 

映画の方が事件より先に出ているので、エスターはナタリアを参考にした映画ではありませんが、ナタリア自身はバーネット夫妻の主張は映画の模倣だと述べています。

実際のところは分かりませんが、フィクションの映画に似たようなことが現実でも起きたため、世間で騒がれるのは容易に想像できますね。

 

ナタリアは、マンス夫妻からも虐待を受けたと告発

マンス夫妻との出会い

ナタリアは2つ目のアパートに引っ越して間もなく、近所のマンス夫妻と親しくなるという運命の出会いをしています。

その後、ナタリアは、シンシア・マンスとその夫で牧師のアントワン・マンス、そして10人の子どもたちと一緒に暮らすようになり、2023年に正式に養子として迎えられました。

 

 

Instagramアカウント(themansfamily11)では、楽しそうに笑うナタリアをはじめ、マンスファミリーの様子が投稿されているのですが、この夫妻からも虐待を受けたとナタリアは告発

その内容は「マンス夫妻がナタリアのイギリスにいるボーイフレンドとの連絡を制限したことから、関係が悪化した」、近隣住民や友人の証言で「ナタリアがベルトで鞭打たれたり、平手打ちされたり、部屋に閉じ込められたり、暴行を受けた」というもの。

 

パー子
パー子

これについてマンス夫妻と弁護士は、People誌の取材に応じず、ナタリアも事件について肯定も否定もしなかったようです。

 

ナタリアの主張が全て本当だとすると、どうしてこんなに虐待する大人と出会ってしまうんでしょうか。

真実は分かりませんが、色々とスッキリしない展開です。

 

 

マンス夫妻の不信感

ナタリアを養子として引き取ったマンス夫妻も、バーネット夫妻と同様ナタリアに不信感を抱いていることが明らかになりました。

 

 

夫のアントワン・マンスはナタリアについて「家の中では敵みたいだ」「人質だと言った」などと非難。

妻のシンシアも「ナタリアは嘘で家族を裏切っている」と付け加え、ナタリアとの関係に終止符を打つことを示唆しています。

 

パー子
パー子

マンス夫妻やバーネット夫妻の前(2008年)に、ナタリアを引き取った夫妻がいたけど、その人たちともダメになってるし、やはり何かしらナタリアにも原因があるのかな?と思ってしまいます。

 

 

 

デポール夫妻との出会いと、ナタリアの現在

同じ小人症のデポール夫妻がナタリアを引き取った

マンス夫妻との関係が悪化したナタリアは、2023年から同じ小人症のニコール・デポール、ヴィンセント・デポール夫妻と暮らしています。

出会いは、恋人のニールに手伝ってもらい、ニコールに連絡を取ったのが始まりです。

デポール夫妻は、2009年にナタリアの養子縁組を試みましたが、経済的な理由で実現しなかったという過去がありました。

もし2009年に養子縁組が実現していたら、ナタリアはバーネット夫妻とは出会わなかったですし、人生も大きく変わっていたかもしれませんね。

 

 

ナタリアの今「自由を感じる」

ニコールはピープル誌に対して、ナタリアについて以下のように語っています。

  • ナタリアを法的に養子にする予定はないものの、生活は概ね良好
  • ナタリアが過去に奇妙な行動を取ったことがあったとしても、彼女を家族として受け入れている
  • ナタリアは反応性愛着障害(RAD)と診断されている
  • ナタリアはGED(一般教養終了検定)の勉強をしており、教師を目指している
  • 車の運転を習い、好きな音楽を楽しんでいる
  • ボーイフレンドとの交際も順調

※反応性愛着障害(Reactive Attachment Disorder: RAD)は、幼少期に養育者との安定した愛着関係を築けなかったために、対人関係や感情表現に問題を抱える発達障害の一種。主な症状として「感情表現の偏り」「対人関係の困難」など

 

パー子
パー子

ナタリアは、マイリー・サイラスやテイラー・スウィフトが好きなようです♪

 

 

この記事の途中、ニコールの言葉にはハッとさせられるものがありました。

ナタリアが暴力的な行動を取ったことはないそうですが、自宅で夫妻の様子を録画していたという出来事があったようです。

これについて「反応性愛着障害(RAD)は、孤児院で過ごした子どもによく見られる行動障害で、このような混乱は予想通りと述べ、「子どもを引き取るということは、自分の子どもとして引き取るということ。自分のパズルに合わないからといって、ただ捨てるわけにはいきませんから」と。

 

サラリと一文で読むと当然のことのように聞こえますが、学校や会社でも人間関係を築くのは苦労がつきものですが、反応性愛着障害の女の子を子どもとして受け入れ、理解し向き合うことは簡単ではないはず。

いくら手をかけていても、自分の思う通りにいかないことを大前提に、受け入れ愛するのは根気が必要で難しいことですよね。

シンプルにスゴイ!しか言葉が出ません。

 

ちなみにニコールは、この記事内でマンス夫妻について「彼らはナタリアにしょっちゅう電話をかけて来て、車椅子で戻そうとしていた」「ナタリアは独裁者が支配する家から来たばかりだったので、私が指図したくなかった」等と述べています。

どんな人間にも裏の面、裏の顔とやらが存在しますが、ナタリアに関わる人間の多さと言い、証言も違うわで何を信じたらいいのか混乱してしまいます。

 

正直ドラマ「グッド・アメリカン・ファミリー」を観ている限り、ナタリアが悪いのか、バーネット夫妻が悪いのか、判断できないなと感じるんです。

それに始まりはどちらか一方であっても、結果的にはどちらにも否があるよねと。

ただ相性の良い養父・養母と出会っていれば、ナタリアも心身共に健康的に歩める可能性がありますし、今度こそうまくいけばいいなと思います。

反応性愛着障害(RAD)は、人との関係を築くのが難しそうなので、これからも衝突してこじれることもありそうですね。

でもこういった虐待のニュースになるのは、誰にとっても幸せではないので、繰り返してほしくないなと願うばかりです。

 

 

ドキュメンタリー番組「ナタリア・グレースの奇妙な事件(The Curious Case of Natalia Grace)」

ナタリアと対談したマイケルの発言

2023年から2025年にかけ、Investigation Discovery(ID)で放送されたドキュメンタリー番組「ナタリア・グレースの奇妙な事件(The Curious Case of Natalia Grace)」(全16話)で、マイケルとナタリアが対談をしている場面の動画がありました。

 

 

この動画では、ナタリアがマイケルに、過去の出来事について厳しい口調と表情で問い詰める様子が記録されています。

この動画観たんですが、ほんの少しの時間でしたが、マイケルにリアルを全く感じませんでした。

何かを演じてるように見えたんですが、みなさんはどうだったでしょうか。

ただこの会話の中で、マイケルからとんでもない発言がありビックリ!

それはマイケルもクリスティン(動画内ではモンスター扱い)から、言葉による虐待や、子どもたちに会えなくするなど脅迫を受け、自分の存在を否定されるような経験をしたと明かしました。

10回以上クリスティンから逃げようとしましたが、最終的には病院に運ばれる事態になったとも語っています。

終盤に現場にいた男性(もしかしてアントワン・マンス?)から、言葉遣いについて指摘されマイケルが怒って出て行くという流れが、いかにも海外ドキュメンタリーっぽくて…何と言うか、ヤラセ臭がしてしまい残念な印象でした。

 

ドラマの中でのマイケルは、若い頃からメンタルが弱く、クリスティンに支えられて生きて来たんじゃないかなと感じたんですよね。

その反面、クリスティンが思うように操っていた感もありますが。

実際ヴァルとクリスティンの会話からも、クリスティンがかなり上から目線でマイケルに接して来たことを感じ取れましたが、ドラマ用の脚色かもしれないので実際のところは分かりません。

とにかくドラマから想像していたマイケルよりも、何倍も胡散臭いおじさんだということは分かりました(笑)ゴメンナサイ

 

海外サイトIMDbでの評価と口コミは?

海外サイトIMDbによると、「ナタリア・グレースの奇妙な事件(The Curious Case of Natalia Grace)」を観た海外ユーザーの評価は、6.8/10(4.8)。

視聴者のレビューをまとめると、以下のような意見・口コミがあります。
※2025年4月12日時点

マイケル・バーネットの人物像
  • 多くの視聴者がマイケル・バーネットの言動に不快感を示しており、彼の自己中心的な態度や演技過剰な言動がドキュメンタリー全体の質を下げていると感じています。
  • 彼の証言の信憑性についても疑問視する声が多く、彼の自己弁護的な態度が視聴者の反感を買っています。
ナタリア・グレースへの同情
  • ナタリアが子どもであるという立場から、彼女が受けた虐待やネグレクトに対する同情の声が多く上がっています。
  • 彼女がトラウマを抱えながらも、周囲の大人たちから不当な扱いを受けている状況に心を痛める視聴者が多いです。
ドキュメンタリーの構成
  • ドキュメンタリーの構成に対する批判もあり、特にマイケル・バーネットに焦点を当てすぎている点や、ナタリア自身の視点が十分に描かれていない点に対する不満があります。
  • センセーショナルな方向に偏り、客観的な事実の提示が不十分であるとの意見もあります。
倫理的な問題
  • 制作陣の倫理観を問う声もあります。トラウマを抱えた子どもを晒し者にする事に批判が集まっています。
その他
  • 一方で、この複雑な事件に対する視聴者の関心を惹きつけ、議論を呼ぶ作品としての評価もあります。
演出への批判
  • 多くの視聴者が、ドキュメンタリーの演出が過剰であると感じています。特に、2000年代初頭のリアリティ番組のような陳腐なスタイルや、マイケル・バーネットの演技過剰な言動が不評です。
  • センセーショナルな演出が、物語の真実性を損なっているとの意見もあります。
物語の魅力と不満
  • ストーリー自体は非常に魅力的であると感じる視聴者が多い一方で、演出のせいで物語に集中できないという不満も出ています。
  • 特にシーズン2では、物語の引き延ばしや、同じセリフの繰り返しなど、演出への不満がさらに高まっています。
登場人物への感情
  • マイケル・バーネットの人物像に対する嫌悪感や、ナタリア・グレースへの同情など、登場人物への強い感情が多くの視聴者に見られます。
司法制度への疑問
  • 司法制度の対応への疑問の声も出ています。特に年齢判定をした裁判官への疑問や、養父母への判決への不満が出ています。

 

IMDbのユーザーレビューを見てビックリしたのが、マイケルへの批判が多かったこと(笑)!

 

実はX(旧Twitter)にも散見…

 

ほんの少しの動画からも「胡散臭い」「演技をしてる」と私も感じたので、海外ユーザーもそう感じてたんだということに、地味に興奮しています(笑)

長々と展開されたドキュメンタリーでは、マイケルにかなり焦点が当たっており、過剰な反応を見せるマイケルが度々登場。

こんな姿を見せられると、ただただバーネット夫妻がヤバかったのかも!?と疑ってしまいますね。

 

日本ではこのドキュメンタリーは観れませんが、ドラマ「グッド・アメリカン・ファミリー」の影響で、「ナタリア・グレース事件」への関心も高まってるでしょうし、同じくDisney+で配信されたら嬉しいです。

 

 

ドキュメンタリー番組以来、初めてのインタビュー

気になる最近のナタリア・グレースの様子が分かる動画がこちら。

 

ナタリア・グレースは、2023年に公開された「ナタリア・グレースの数奇な事件」以来、初めてのインタビューで、彼女を追い続ける現在進行形の疑惑について語りました。彼女は、番組の視聴者がよく知っている出来事、つまり彼女が小人症の成人でありながら子供を装っていたという疑惑や、養子縁組家族であるバーネット家をナイフで脅したという疑惑のトラウマ的な記憶によって、どのように精神的に不安定になるかを語っています。ナタリアは「私は嘘つきではありません」と自己弁護し、何年にもわたる激しい監視の下での苦痛を語りました。

現在、彼女の最新の養子縁組家族であるシンシアとアントワン・マンスによる身体的、精神的虐待の疑惑が新たに持ち上がっています。彼女は「対処するのは本当に大変です」と語り、「私は圧倒されるまで隠し続け、その後爆発するタイプです」と述べています。ナタリアは、番組で他の人々が10年以上もナタリアを支配していたと主張するマンス家から、深夜に大胆な「脱出」を敢行し、2009年に最初にナタリアの養子縁組を試みた小人症の支援家族であるデポール家と、ニューヨーク州北部の自宅で暮らし始めました。【「Natalia Grace Breaks Her Silence & Defends Against Violence Allegations: “I’m Not a Liar” | PEOPLE」動画概要欄より】

 

Investigation Discovery(ID)で放送されたドキュメンタリー以来、初めてとなるインタビュー動画が2025年1月8日「People」のYouTubeチャンネルに投稿されていました。

約17分の動画内では、過去の虐待とトラウマ、バーネット夫妻の影響、マンス家について、教訓や精神的健康、今後の夢、番組への感想などを語っています。

興味のある方はぜひ視聴してみてください。

 

パー子
パー子

最近のナタリアの動画を観ると、バーネット夫妻のところに来た時、いかに幼い容姿だったか分かりますね。とは言え、月経の有無や体の成長など不可解な点はあります。

 

 

バーネット夫妻はどうなった?今どこに?

ナタリアと出会ってからのバーネット夫妻を、簡単にまとめたのがこちら。

出来事
2010年 バーネット夫妻がナタリア・グレースを養子として迎え入れる。
2012年 バーネット夫妻がナタリア・グレースは成人であると主張し、裁判所に年齢変更を申し立て、認められる。
2019年 バーネット夫妻がナタリア・グレースを一人暮らしさせたとして、ネグレクトの罪で起訴される。
バーネット夫妻がメディア攻勢に出て、クリスティンはナタリアの年齢詐称疑惑や危険性について主張、マイケルもテレビインタビューで暴力的だったと繰り返し主張。メディアの注目により、地元の裁判官が夫妻に対して報道禁止命令を出した。
2022年 マイケル・バーネットがネグレクトの罪状で無罪となる。クリスティン・バーネットの起訴は証拠不十分で取り下げられる。
バーネット夫妻が離婚。
事件に関するドキュメンタリーシリーズに出演し、自身の視点を語る。多くの視聴者から批判を受ける。
現在 それぞれ別々の生活を送っている。事件に関する公の場への言及は少ない。

 

マイケルは、2023年時点でインディアナ州インディアナポリスに、クリスティンは、2019年時点でアメリカ国内に住んでいましたが、現在の所在は不明となっています。

3人の息子も元気にしてるんでしょうか。

 

2018年発売、クリスティンが自閉症の息子ジェイコブについて書いた本

 

 

【おすすめ】Disney+で観れる実話を基にした作品

Disney+(ディズニープラス)では、「グッド・アメリカン・ファミリー」以外にも、実話を基にした見応えのある作品が配信されています。

下記の2作品、後味ズッシリと来ますがなかなか濃密な作品でおすすめです。

 

「人生の最期にシたいコト」

 

「グッド・アメリカン・ファミリー」と同じ時期に、全話一挙配信されたミシェル・ウィリアムズ主演のドラマ「人生の最期にシたいコト」(全8話)。

末期癌を宣告されたモリーと、彼女を最後まで支えぬいた親友ニッキーの破天荒な実話。

コメディのような軽いノリの中、展開されるのはヘビーな現実。

残されたわずかな時間を、旦那を捨てて男性との体の関係を追求したモリー。

一見理解不能な選択をするモリーから学んだことは!?

人生や余生を考える大人の女性にこそ観てもらいたい、濃い口の人間ドラマを味わえます。

 

 

 

「アンダー・ザ・ブリッジ」

 

有名作家レベッカ・ゴッドフリーの著書が原作の、クライムサスペンスドラマ「アンダーザ・ブリッジ」(全8話)は、1997年友人たちのパーティーに参加するために出かけ、そのまま姿を消した14歳のリーナ・ヴァークの実話。

とにかく胸痛む展開で面白いと言うよりは、胸糞の悪さが勝ちますが、10代若者を中心に複雑に絡み合っていく物語が見ものです。

 

 

まとめ

 

「ナタリア・グレース事件」は、年齢詐称、虐待疑惑など多くの謎が残る複雑な事件です。

関係者の食い違う証言は、真相解明を困難にしています。

現在Disney+(ディズニープラス)で配信中のドラマ「グッド・アメリカン・ファミリー」は、この事件を題材にドラマティックに描いています。

➡関連記事「グッド・アメリカン・ファミリー」見どころやネタバレ感想

 

ドラマを観れば、事件への理解がより深まるかもしれません。

ぜひ視聴して、自身の目で真相に迫ってみてくださいね!

 

 

エレン・ポンピオ主演の「グレイズ・アナトミー」も配信中!

「グッド・アメリカン・ファミリー」を視聴する!

 

 

 

 


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