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【ネタバレ感想】映画「キッドナップ・マーダー」父の親友に母と弟を殺害された後誘拐された16歳少女の実話

実話映画「キッドナップ・マーダー」登場人物・キャスト・内容・元ネタ・実際の事件・ネタバレ感想・みんなの評価やクチコミ

今回ご紹介するのは2015年の「キッドナップ・マーダー」(原題:Kidnapped: The Hannah Anderson Story)。

ネタバレ【感想】【実際の事件について】まとめています。

 

パー子
パー子

2013年に起きた誘拐事件「ハンナ・アンダーソン誘拐事件」を基に製作されたLifetimeの作品だよ。

 

冒頭で事件の結末(犯人は射殺された)が明らかになっているため、事件の全貌はニュース番組のインタビューを受けたハンナによって語られるという内容です。

 

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あらすじ

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2013年、16歳のハンナは、父親の親友であったジムに母親と弟を殺害された後、薬を飲まされ誘拐される。1週間後、無事生還したハンナだったが、事件後にSNSを積極的に利用したと非難され、事実ではない情報が出回ってしまう。そして、ハンナはニュース番組のインタビューに応じ、事件の真相を語り始める。
Hulu「キッドナップ・マーダー」視聴ページより引用

 

 

登場人物・キャスト

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✅ハンナ
演:ジェシカ・アムリー

✅誘拐犯ジム
演:スコット・パターソン

✅ハンナの父ブレット
演:ブライアン・マクナマラ

✅FBIマッキノン捜査官
演:ジェイ・ピケット

✅ハンナの母クリスティーナ
演:トリルビー・グローヴァー

 

「ハンナ・アンダーソン誘拐事件」とは

 

本作は2013年8月に起きた、ジェームズ・リー・ディマジオ(当時40歳・通称ジムおじさん)によるハンナ・アンダーソン(当時16歳)の誘拐事件が元になった作品です。

2013年8月3日、ハンナの父ブレットの親友で家族ぐるみの付き合いだったジムは、ハンナの母クリスティーナと息子イーサン(当時8歳)を自宅に招き殺害、そして放火。
ブレットは当時、数か月間家族とは離れてテネシー州で仕事をしていました。

8月4日に火災発生の報告があり、消防士が2人の遺体(ペットの犬も)を発見しました。

 

後に発表された検死結果では、母のクリスティーナは火災が起きた家のガレージで発見され、口と首にはダクトテープが巻きつけられ、足首も縛られており、両腕と両足は骨折。

首には切り傷があり、頭部は12回殴られていたとのこと。

イーサンはクリスティーナとは別の場所で発見され、認識できないほど焼けてしまっていました。

一方ハンナは、8月3日カリフォルニア州レイクサイドの高校でチアのコーチをした後、迎えに来たジムに自宅に連れて行かれそのまま誘拐されました。

母と弟が殺害されているとは知らず、ジムに脅され1週間以上共に逃亡し、最終的には8月10日アイダホのキャンプ場で目撃情報を元に捜査員が上空から発見し、FBIチームが現場に駆けつけジムは射殺されました。

ジムとハンナが乗っていた車(日産車)は、ナンバープレートが外され、低木の茂みの中に隠された状態で発見。

この事件の捜査は大掛かりなものとなり、200人を超える捜査員が投入されました。

 

 

 

【ネタバレ】感想・内容振り返り

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非難されたハンナの行動

昔から人間ってのはゴシップが大好物。

そのレベルに差はあれど注目を浴びる事件が起きた時、情報を得ようと必死に詮索したり、周りの反応に流されて疑惑の目を向けたり、本当か嘘か分からない情報に振り回されて過熱しがちです。

被害者なのに加害者以上に叩かれることも多く、どんな立ち回りをしたらいいのか当事者ならパニックになって当然だと思います。

ハンナにしても、どう立ち回るのが正解なのかなんて分かりませんもんね

自分が同じ立場になったらと、想像するだけで胸が苦しくなりました。

 

そして特に世間の人たちが興味を持ったのは、犯人ジムとハンナの関係だと感じました。

ハンナは自分に対してジムが好意を抱いているのを知り、親たちの仲を壊したくないから黙っていたと話していました。

でもそれまでは家族のような付き合いをしていたからこそ、普通では考えられないようなやり取りもしていたかもしれません。

一部を切り取り、ハンナにも落ち度があって誘拐されたのは自業自得といった厳しい声も。

そう言った批判的な声がやまなかった理由としては、事件後のハンナの行動にあったようです。

 

その行動とやらは、現代も大きな社会問題になっているSNSの使い方。

作中では事件後、ハンナのSNSの使い方に非難が集中したと触れられていました。

それは大きく分けて2つで【チャットへの返信】と【Instagramへの投稿】に関してでした。

 

寄せられた質問への返信

せっかく助かったのに、軽はずみな行動から世間からバッシングを受け、疑いの目を向けられるようになったハンナ・アンダーソン。

犯人のジムと恋仲だったとか、母と弟が殺害されたのはハンナのせいだとか、あらゆる声がネット上には溢れていました。

ただでさえ最愛の母と弟が殺害され精神的にも辛い日々。

犯人とは言えジムの死だってショッキングすぎる。

家の外にはマスコミが押し寄せ、何をするにも監視されているよう。

好き勝手にテレビでは報道され、ネットでは自分の話題ばかり。

こんなことになったら、私だったら気が変になりそうだし、引きこもるか怒りを爆発させてしまうかだな。

だけどハンナは違ったんですね。

軽い気持ち(友達の後押しもあり)でチャット上に出没し、世間からの質問に答え始めたんです。

最初は「好きな色は?」など、軽い内容だったけれど、徐々に突き刺すような過激な質問も入って来るようになりました。

良かれと思って対応していたら、それすらもニュースになってしまいました。

 

参列者との写真をInstagramに投稿

そして次は母と弟の葬儀の時。

相変わらず外にはマスコミがたくさん集まっていました。

ハンナは葬儀に参列していた弟の友達たちと写真を撮り、迷いもなくInstagramに投稿しちゃうんです。

本人的には弟を追悼する気持ちからだったけど、それもまた非難されることに。

HAPPYな場面ではないし、わざわざSNSに投稿してしまうというところには私も正直疑問。

ブレットは止めてたけど、こういう我慢できないところ(?)無鉄砲なところに若さを感じます。

 

でも、当時のハンナの様子を動画で観ると、作中からは感じなかった絶望感や悲しみが伝わって来て、グッと胸が締め付けられるような思いです。

 

 

こんな事件に巻き込まれ、こんな結末になるなんて、多くの人が経験することのない事態。

どうやって気を確かに持てばいいのか、答えなんて分かりません。

不特定多数が見てるInstagramへの投稿は控えた方が良さそうだけど、想像できないほどのストレスを抱えたハンナなりの精一杯の追悼だったのかもしれませんね。

 

 

本当のことを伝えるためにテレビ出演

本編にあった乗馬の人たちとの再会場面もありました!

 

や、でも私凄いなって関心しました。

報道内容が事実と異なるからと、自分からテレビでのインタビューを受ける決意をするって、16歳なのに凄い!

痛烈な質問がされるかもしれないし、いくら父親が隣に座っているとは言え、相当な勇気がないと出れませんよね。

事件を語るには日が浅そうだし、冷静ですが時折目に涙をいっぱいためている様子、被害者である彼女のメンタルへの影響も気になってしまいました。

 

インタビューの後、徐々に静かな暮らしは戻って来たのでしょうか。

 

 

ハンナは加害者ではない

エンディングはハンナがエゴサしてる場面でした。

ハンナを擁護するコメントもあれば、全部怪しい、逃げられたはずだ、嘘つきだと相変わらずハンナも加害者側だったのではと疑う声がありました。

そして「真実は本人しか知らない」という誰かの最後のコメントが、なんとも意味深であり印象深かったです。

 

そんな世間の批判的な声を払拭できるのか!?

FBIが捜査を行い目撃証言や物的証拠を検証した結果、ハンナは弟と母親の殺害に関与していないと結論づけられました。

現在(2015年)は父親とレイクサイドで暮らしていて、消防士を目指しているという文言で締めくくられていました。

 

犯人関連で気になる記事まとめ

ジムの父親について

作中でチラリと触れられていた、ジムの父親も似たような事件を起こしていた件について。

深掘りはされていませんでしたが、こちらの記事で読むことができます。

 

 

 

ハンナとイーサンにお金を残したかったジム

よほど仲が良かったのか、ジムが一方的に深入りしていただけか……

なんとジムはハンナとイーサン(ハンナの弟・事件の犠牲者)にお金を残すべく、112000ドルの生命保険の受益者をブレットの母バーニス・アンダーソンにしていたようです。

一時期ジムとバーニスは一緒に住んでいた時があり、ここでも家族のような距離感!

親族ともある一定の距離を保つ私は、ジムとアンダーソン家の繋がりには驚きっぱなしです。

 

 

 

ジムの家族がDNA鑑定を要求

「ハンナとイーサンにお金を残したい!」

そんな風に考えるなんて、とんでもなく奇妙。

112000ドルって結構大金ですよね。

自分の家族ではなく他人の子どもに残そうとするなんて、めちゃくちゃお人好しかお金持ちかくらい。

 

もしかしたらジムが父親なのか?

 

そんな風に疑ってしまうのも無理はないかも。

 

結局ジムの家族が取り下げたため、このDNA鑑定は行われなかったそうですが、何とも後味の悪い展開です。

 

 

みんなの評価やクチコミ

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最後に

今回のLifetimeが製作した「キッドナップ・マーダー」も、作中では触れられていない背景や後日談などがあり、事件の闇深さを感じずにはいられませんでした。

映画自体はハンナのインタビューで事件の全貌を知るため、ハラハラドキドキするものではなかったのですが、実話ベースの作品がお好きな方はぜひ視聴してみてくださいね。

ハンナを演じたジェシカ・アムリーが、ほど良い素人感をまとっていて、それはそれでリアルな印象でしたよ。

母クリスティーナ役のトリルビー・グローヴァーが、大きな瞳でとても美しかったです。

 

【その他の実話ベースの感想】

 

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