【不快注意】猿ぐつわで生き埋め！映画「ノック・ノック」はキアヌ・リーヴスが2人の美女にこてんぱんにされるサスペンス

 

今回ご紹介するのは2015年のアメリカ映画「ノック・ノック」（原題：Knock Knock）。

 

 

作品情報

2015年製作／99分／R15+／アメリカ
原題：Knock Knock

家族思いの献身的な父親・エヴァン（キアヌ・リーヴス）は週末に仕事の都合で一人留守番をすることになる。その夜、ドアをノックする音がし、開けるとそこには雨でずぶ濡れになった二人の美女が立っていた。ジェネシス（ロレンツァ・イッツォ）、ベル（アナ・デ・アルマス）と名乗る二人は道に迷ってしまったため助けを求めていた。彼女たちに暖をとるように招き入れるエヴァンだったが、それは破滅の道への第一歩だった。【Huluより引用】

 

登場人物	役者名	吹替
エヴァン	キアヌ・リーブス	森川智之
ジェネシス	ロレンツァ・イッツォ	小清水亜美
ベル	アナ・デ・アルマス	垣松あゆみ
ルイス	アーロン・バーンズ
カレン	イグナシア・アラマンド	井上喜久子
ヴィヴィアン	コリーン・キャンプ
リサ	ミーガン・ベイリー
ジェイク	ダン・ベイリー
スタッフ
【監督】イーライ・ロス 【プロデューサー】イーライ・ロス、ニコラス・ロペス 【脚本】イーライ・ロス、ギレルモ・アモエド、ニコラス・ロペス

 

 

予告動画

 

感想・内容振り返り

海外サイトIMDb評価は★4.9／10（106K）と評判はいまひとつ？

ユーザーレビューでは「女の子たちは迷惑でうるさいし、気が狂っていてサイコパスやった！嫌いだ！」「キアヌがこの映画に出たことが信じられない！」等書かれていて、やはり多くの人がイライラした様子。

これについては私も激しく同意なんですが、わぁーっとイッキに言葉が出て来る作品って良くも悪くも楽しめた証拠かも？と思うようにしています（笑）

 

お色気より勝る超ド級の不快感

Ana de Armas et Lorenza Izzo “Knock Knock” (2015) pic.twitter.com/5cUTMeFb8b

— ALPAJOCO (@alpajoco) February 13, 2024

 

【R15+】だし脱ぎがちなアナ・デ・アルマスが出てるし、きっと色っぽいシーン（シチュエーション）があるんでしょうよ(・∀・)

そんな軽い気持ちで視聴したのはいいけど、あまりにも気分悪くて何度も離脱しそうでした（笑）

もうね、序盤のアナ・デ・アルマスとロレンツァ・イッツォのポロリーナ（裸体の意）なんて忘れるくらい不快指数高めの下品展開でした。

家の中がグッチャグチャにされ、家族写真や妻カレンの大切な作品にも下ネタ系の落書き。

家族の思いや暮らしが詰まった素敵ハウスが、2人の少女によって踏みにじられていく様子は、超絶腹立たしかったです。

特に翌朝エヴァンがキッチンに行った時の部屋のありさまや、ベルとジェネシスの下品な振る舞いにはハラワタ煮えくりかえりましたね。

とんでもない奴を家に入れたなと。

私までエヴァンと一緒に激しく後悔するはめに。

 

度が過ぎまくった迷惑行為では終わらず、人を死に追いやることに罪悪感もない高笑いには心底ウンザリしました。

 

 

アナ・デ・アルマスはやっぱキュート♡

Ana de Armas saying daddy on loop #ANAdeARMAS #KnockKnock pic.twitter.com/2Ikmq2Wqog

— Ana de Armas Out Of Context (@ANAdeARMAS_OOC) May 13, 2023

 

ごめんなさい。

アナ・デ・アルマスって聞いたら、演技力とかそっちのけで「脱ぎっぷり」ばかりが注目されがちな印象なんですが…実際どうなんでしょう？

「ノック・ノック」はエヴァンをダディー呼びして馬乗りになったり、エヴァンの娘の制服やパンツを着たり、何かしら問題（病気や癖）を持ってるんだろうなと感じる行動を見せました。

ジェネシスもかなり狂ってるけど、またジャンルが違う狂人って感じでしたね。

 

 

 

軽く彼女の経歴を振り返ると1988年4月30日生まれのアナ・デ・アルマスは、16歳で「カリブの白い薔薇」（2006年）で映画デビューをしました。

ブレイクのキッカケは、リドリー・スコット製作総指揮のSF大作「ブレードランナー2049」（2017年）で、「007　ノータイム・トゥ・ダイ」（2020年）などの話題作に次々出演し、人気女優の仲間入りをしました。

信憑性は分かりませんがWikipedia（ウィキペディア）の情報がわりと充実してるので、興味ある方は一度読んでみてください。

で、このWikipedia（ウィキペディア）に書いててビックリしたのが、キューバ、スペインが拠点だった彼女は英語をほとんど話せなかったそうです。

そのためロサンゼルスに拠点を移してから、4ヶ月英語を猛勉強。

初のハリウッド出演作となった「ノック・ノック」では、セリフを言葉ではなく音として覚えたそうです。これは凄い！

 

 

 

2024年現在、順調にキャリアを積んでるんですが、人気者になったし脱ぎは卒業してるのかなって思ったけど、まだ継続中みたいですね。

そんなアナ・デ・アルマスの出演作はHuluやU-NEXTなどにはどれだけあるんでしょうか。

ちょっとチェックしてみたのでメモっときます。
※2024年7月19日時点の配信情報のため最新情報はサイトでご確認ください。

 

Hulu	「ノック・ノック」 「エクスポーズ　暗闇の迷宮」 「アナ・デ・アルマス　セックスとパーティーと嘘」 「ナイブズ・アウト　名探偵と刃の館の秘密」 「アナ・デ・アルマス　カリブの白い薔薇」 「ブレードランナー2049」レンタル
U-NEXT	「セックスとパーティーと嘘」 「ナイブズ・アウト」 「ノック・ノック」 「スクランブル」 「ブレードランナー2049」 「THE INFORMER／三秒間の死角」 「アナ・デ・アルマス　カリブの白い薔薇」 「ウォー・ドッグス」 「エクスポーズ　暗闇の迷宮」 「ナイト・ウォッチャー」 「秘密のキッス」 「ハンズ・オブ・ストーン」 「007　ノータイム・トゥ・ダイ」ポイント
NETFLIX	「ブロンド」 「グレイマン」 「WASP　ネットワーク」 「セルジオ：世界を救うために戦った男」

 

➡関連記事：【ネタバレ感想】映画「アナ・デ・アルマス　セックスとパーティーと嘘（灼熱の肌）」

 

 

ロレンツァ・イッツォも負けじと美しい♡

Lorenza Izzo in Knock Knock (2015) pic.twitter.com/qeQz4DCVPi

— Frame Found (@framefound) June 12, 2019

 

金髪ボブのベルとは対照的な黒髪ロングのジェネシスも美人！

全然アナ・デ・アルマスの引き立て役じゃないの。

悪ふざけしてる時の煽り顔には超絶腹立ったけど、健康的に引き締まったボディーラインに刺激され私のジム熱上がりましたよ。

そんなロレンツァ・イッツォは1989年9月19日生まれのチリ出身の女優兼モデル。

 

 

 

女優デビューは2011年の「ケ・ペナ・トゥー・ボダ」。

2013年にイーライ・ロス監督の「グリーン・インフェルノ」に主演したのをキッカケに交際が始まり2014年に結婚、再びロス監督の「ノック・ノック」に出演したんですが2018年に離婚しています。

 

 

 

と言うことで、ロレンツァ・イッツォの出演作もHuluやU-NEXTでどれだけ配信されているかチェックしてみますね。
※2024年7月19日時点の配信情報のため最新情報はサイトでご確認ください。

 

Hulu	「ノック・ノック」 「フレッチ／死体のいる迷路」レンタル
U-NEXT	「グリーン・インフェルノ」 「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」 「ノック・ノック」 「フレッチ／死体のいる迷路」ポイント

 

 

 

キアヌ・リーヴスが不憫すぎ！

イーライ・ロス監督、キアヌ・リーヴス主演『ノック・ノック』先行試写会終了！いやあ…もう最高でした！！！ジョン・ウィックで魅せてくれた強くてかっこよくて男前なキアヌがですね、画面ところ狭しと情けなく逃げまどい泣き叫びまくります！必見！ pic.twitter.com/2hIlrn3Uc5

— Kotaro🍉 (@Chester320SR) March 24, 2016

 

女性2人の豹変演技も見事でしたが、押しに弱くて情けない姿を露呈しまくったキアヌ・リーヴスだって頑張ってました。

とにかく不憫！マジで不憫すぎました。

世間では自業自得という声もあって十分理解はできるけど、それでもあまりにも降りかかった災難がデカすぎ。

 

 

 

役とは言え仕事とは言え、若い女優にいたぶられるとか、大物俳優キアヌ・リーヴスが気の毒すぎて笑ってしまいました。矛盾！？

家族不在の嵐の夜、びしょ濡れで道に迷っていたベルとジェネシスを善意で助けたのに、かなり強引なやり方で誘惑され理性がぶっ飛んでしまったんです。

が、これって多分我慢できる男性いないんじゃないの？って思うくらい、強制的な流れでしたね。

なのに翌朝家を荒らしまくって怒られたら、途端に自分たちは未成年だと言い出しエヴァンを性犯罪者扱い。

実際は未成年じゃないのに、都合悪くなったら脅しに使うとか卑怯すぎてそれにもイラッとしました。

中盤からは全くまともに話しもできないテンションになって、エヴァンも縛られ自由を奪われます。

そして終盤縛られた状態で「車を呼んだのに君らがバスルームで2人がかりで僕を誘惑したんだ。僕に何ができた？女2人にしゃぶられて」と悔しさと怒りで体を揺らし叫び散らかしておりました。

 

 

 

 

他の作品だったら無敵に暴れまくってるのに、「ノック・ノック」では手足を縛られ馬乗りになられたり、反抗したらフォークで刺されたり、生き埋めにされたりと散々。

マジで気の毒なお留守番でしたね。

 

 

 

も～ホント、悪口しか出て来ません（笑）

まぁでも、内容には腹立ったけど、キアヌ・リーヴスの俳優としての幅の広さを知れたのは良かった。

そういう意味での満腹感はありましたよ。

 

 

 

【結末】あの後どうなったんだろう？

ネタバレになるんで詳細は伏せますが、エヴァンってあの後どうなったんでしょうかね。

ビーチに出かけていた妻と子どもたちが帰宅し玄関ドアを開けると、”カレン〇ね”とか”芸術なんて存在しない”などカレン全否定の落書きが視界に入って来ました。

子どもたちも目をまん丸にして辺りを見まわし「パパ楽しんだんだね」と呟いたところでエンディングだったんですよ。

グチャグチャにされた経緯をエヴァンはどう説明したんだろう。

エヴァンはやっぱりあのままで放置されてたんかな？

あの車の中に残されてるであろう〇〇はどうしたんだろう？

色々想像すると絶句半分ジワリ半分（笑）

子どもたちには刺激強めの落書きすぎて一刻も早くキレイにしたいけど、それ以上に自分の作品を破壊されたカレンのメンタルはどうなってしまうんだろうか。

 

 

エヴァンとカレンについて気になったこと

ぶっちゃけカレンの作品多すぎません？

ベルとジェネシスを家に入れた時、得意気にカレンの話しをしてたけど、なんか格差を感じると言うか。

エヴァンのレコードコレクションも凄い数でしたが、言うても1枚1枚がスリムだから棚にスッキリ収納できますしね。

それとは違ってカレンの作品は、室内外に主張しまくって鎮座。

 

 

 

何とも言えない造形とカラーで、せっかくのオシャレハウスが悪く言えば台無しになり兼ねんよねと。

 

あと、冒頭の寝室での場面。

いい感じでイチャイチャしてたところに、目覚めた子どもたちが乱入して来て2人のマッタリタイムが中断。

子どもたちが部屋から出て行った後、さっきの続きをしたいエヴァンに数日オアズケだとカレンは言い放ってたんです。

これを見て思ったんですが、多分こういう些細なすれ違いや我慢が日常的にあったんじゃないかなって。

常に嫁の方が強くて主導権を握られ、尻に敷かれがちな旦那だったのかも。

特別これに不満を感じてなかったにしろ、心に小さな穴が開いてたのでは？と思うと、美女2人の誘惑に勝てなかったのも頷ける。

別にはじめから下心あったとは思わないし、上目遣いのベルをさり気なく回避しようとタジタジしてたけど、普段言われ慣れてないホメ言葉でいい気分になった瞬間はあったはず。

 

うーーん。

 

 

「ノック・ノック」はリメイク作品

 

視聴後に知ったんですが、映画「ノック・ノック」ってリメイク作品なんですね。

基となった作品は、1977年のアメリカ映画「メイクアップ［別題：メイクアップ　狂気の3P］」（原題：MAKE-UP DEATH GAME THE SEDUCERS）で、監督は「ノック・ノック」で製作総指揮を務めたピーター・トレイナー（ピーター・S・トレーナー）。

道に迷い電話を貸してくれと頼む少女ソンドラ・ロックとコリーン・キャンプ、自宅に招き入れてしまった家の主をシーモア・カッセル が演じていました。

 

 

 

 

↓本家の予告動画はこちら

 

 

「ノック・ノック」にコリーン・キャンプもゲスト出演

小ネタになりますが、本家「メイクアップ」で少女ドナを演じたコリーン・キャンプは、「ノック・ノック」でヴィヴィアン役で出演しているんですよ。

 

『ノック・ノック』観たけど、『死亡遊戯』の頃のコリーン・キャンプは一体どこへ行ってしまったんだ！！？ pic.twitter.com/W2dYZ1r22p

— Smith (@smith_simidz) February 3, 2019

 

その場面は本編47分あたり。

エヴァンと少女2人が関係を持った翌朝、彼女たちに家を乗っ取られバタバタしてる時にマッサージ（治療）をしに訪ねて来るという場面。

ヴィヴィアンはカレン（エヴァンの妻）とも顔見知りのため、エヴァン的には現状を知られたくないわけです。

なのにジェネシスが玄関に出て来て「マッサージなら私が。そうよねベイビー。早く私を温めて。」といかがわしい発言をしたんです。

不快感を露わにしたヴィヴィアンは怒って帰って行きました。

 

 

 

最後に

今回は想像以上に不快になって観るのやめたくなった「ノック・ノック」をご紹介しました。

マジでイライラしたけど、観た後は何故か変な満腹感のある作品に。

ブレイク前のアナ・デ・アルマスが観れるのは貴重ですが、こんな弱っち～キアヌ・リーヴスも貴重！？

家族で観れる内容ではないですが、大人の方で物好きな方は是非～！

 

 

 

 

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