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【少しネタバレ感想】「ピーターラビット2 バーナバスの誘惑」【金曜ロードショーで放送】

映画「ピーターラビット2 バーナバスの誘惑」は面白い?登場人物・キャスト・吹き替え声優・感想・評価・みんなのクチコミ・テレビ放送いつ?

 

「ピーターラビット2 バーナバスの誘惑」(原題:Peter Rabbit 2: The Runaway)は、ビアトリクス・ポター の名作絵本をハリウッドで実写化した「ピーターラビット」(2018年)の続編で、「ANNIE アニー」「ステイ・フレンズ」のウィル・グラックが引き続き監督を務めています。

 

我が家では前作「ピーターラビット」が大ヒット。

ピーターラビットと人間の平和なゆるライフを楽しむのかな?

と勝手に決めつけ舐めてかかってたんです。

なのにいざ鑑賞したら、あまりにも予想を裏切る過激な内容で、驚きと笑いが止まりませんでした。

 

本作も正当の続編でメインキャラクターも続投しています。

繰り返し観たくなった前作を上回ることができたんでしょうか。

 

 

 

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あらすじ

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ピーターはたくさんの仲間に囲まれ、心優しい大親友、画家のビアとともに幸せな毎日を送っていた。ところがある日、ロンドンから潔癖症で動物嫌いのマグレガーが隣に引っ越してきた。動物たちを追い払おうとするマグレガーとピーターとの争いが始まり…。U-NEXTより引用

 

予告動画

 

登場人物・キャスト・吹き替え

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トーマス・マグレガー

✅演:ドーナル・グリーソン
✅吹替:浅沼晋太郎

ビア

✅演:ローズ・バーン
✅吹替:渋谷はるか

ナイジェル

✅演:デヴィッド・オイェロウォ
✅吹替:安元洋貴

ピーター

✅声:ジェームズ・コーデン
✅吹替:千葉雄大

 

 

バーナバス

✅声:レニー・ジェームズ
✅吹替:哀川翔

 

 

ベンジャミン

✅声:コリン・ムーディ
✅吹替:吉田ウーロン太

 

 

ピーターの三つ子の妹

フロプシー

✅声:マーゴット・ロビー
✅吹替:清水理沙

 

モプシー

✅声:エリザベス・デビッキ
✅吹替:木下紗華

 

カトンテール

✅声:エイミー・ホーン
✅吹替:下田レイ

 

 

バーナバスの子分たち

ひげのサムエル

✅声:ルパート・ディガス
✅吹替:カジサック

 

子猫のトム

✅声:デイモン・ヘリマン
✅吹替:森久保祥太郎

 

ミトン

✅声:ヘイリー・アトウェル
✅吹替:浅野真澄

 

 

ジョニー

✅声:デヴィッド・ウェンハム
✅吹替:鈴木達央

 

 

大道芸リス

✅声:
✅吹替:木村昴

 

 

JWリュースター

✅声:
✅吹替:千葉繁

 

 

原作は絵本

原作はビアトリクス・ポターの「ピーターラビット」で、それを元にウィル・グラックとパトリック・バーリーが脚本を担当しました。

世界的に有名なキャラクターですが、実写映画化は前作「ピーターラビット」が初めて。

原作の「ピーターラビット」は、児童書(絵本)ということもあり、ホッコリ系の物語だとイメージしがちですが、実は残酷で怖いということでも有名です。

映画と原作は大きく違っている点はあるにせよ、散りばめられたブラックジョークは、やはり原作譲りなのかなと感じます(笑)

 

 

 

マジで面白い前作は無料で観れる!

 

パワーアップ(スケールアップ)したとは言え話しは難しくないので、正直前作を知らなくても観れるっちゃ観れます。

でもやっぱりキャラクターの背景とか、人柄などを知った上で2を観る方が楽しめる部分も多いんです。

それにマグレガーとピーターのビアを巡る争いは、動物とは思えないやり過ぎた仕掛け満載でシンプルに面白くてオススメ

部屋を汚すとか嫌がらせするとかを想像してた私は、度肝を抜かれましたもん(笑)

 

パー子
パー子

映画館での鑑賞をスルーしたことを、激しく後悔したよ!

 

動物たちのモフモフした可愛い見た目とは反して、口うるさく神経質で気難しいマグレガーと、チョイチョイ挟まれるブラックジョークのバランスも美味。

子どもは視覚的に面白いだろうし、大人は大人でこのブラックジョークにジワッとくるかもしれません。

ちょっとどうかと思うネタも含まれてはいたものの、思いのほかツボってしまい息子(ヒムト)のお気に入り映画のヒトツに。

車の中で「もうええやん。」と親達が嘆くほど繰り返し観ておりました。

 

そんな激推しな前作「ピーターラビット」ですが、手軽にサクッと楽しむならU-NEXTがオススメです。(※2023年3月24日現在の配信情報です)

 

 

地上波テレビ放送はいつ?

 

「ピーターラビット2 バーナバスの誘惑」は、2023年3月24日(金)の「金曜ロードショー」(21時~)で地上波初放送が決定しています!

待っていた方、お見逃しなくー!

 

 

【少しネタバレ】感想・内容振り返り

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では、ここからは「ピーターラビット2  バーナバスの誘惑」を振り返っていきますね。

 

マグレガーとはやっぱり分かり合えない!?

 

前作のスッタモンダを乗り越えて、めでたくマグレガーとビアは結婚。

ビアの人生にも欠かせないうさぎのピーターやその仲間たち(もちろん動物)も、結婚式に参列するホンワカ~なオープニングからスタート。

他の参列者に不思議がられることもなく、その場に溶け込んでいる動物たち。

結婚式の最中、頭の中が大忙しなピーター。

あれ?ちょっと雲行きが……

 

予告編でよく見かけたシーン(ピーターがマグレガーの顔を蹴り飛ばす)は、どんな流れでそんなことに!?と気になってました。

なんだピーターの妄想か、そういうことだったのかとホッとしたのも束の間。

マグレガーに勘違いされたり思い込まれたりで、やっぱり「いたずら好きな害獣」的視線や発言を浴びせられる始末。

 

前作のラストで、宿敵マグレガーとピーターは心を通わせたと思っていた(心が通じると人間には聞こえないはずのピーターの声が聞こえる→会話が成立する)けど、そんなことは忘れてしまったかのよう。

またもや口うるさく不信感たっぷりに、ピーターたちを敵視するマグレガーに苦笑い。

心優しくて天然で、時に熱くなり暴走しがちな妻ビアになだめられながら、日々賑やかに暮らしている様子が目に浮かびます。

 

だけどピーターにしてみれば、日々保護者っぽく目くじらを立ててくるマグレガーに、正直ウンザリしてたみたい。

別に彼を怒らせようなんて思ってもいないのに、何をしても悪く取られてしまって自己肯定感も下がりまくり。

 

ビアが突然人気作家に!

そんなタイミングで売れない絵描きだったビアが、ピーターたちの暮らしを描いた絵本を出して大ヒット!

ビアが瞬く間に遠い存在になり始めて、介入してくる人間も増えて自分たちの生活がガラリと変化。

最初はビアの飛躍にみんな興奮気味だったけど、ビアの仕事で都会に出かけた際にピーターを傷つける出来事が!

生活の変化に浮かれる仲間たちとは違って、ピーターは望んでもいないダークサイドキャラとしての扱いを受けてションボリ。

 

老いぼれうさぎ、バーナバスとの出会い

 

そこで一人フラフラと街ブラしている時に、盗みを働くヤサグレうさぎに遭遇。

このうさぎがバーナバス
ちなみに吹き替えはあの哀川翔兄貴でした!(動画参照)

彼は自分をありのまま受け入れて認めてくれるだけではなく、亡き父の旧友であると分かり意気投合。

メンタル弱ってる時に出会った相手には確かに心酔しがち。

マグレガーから離れてこっちでノビノビやってこうぜ~♪とウキウキ上機嫌で、自分の仲間とバーナバスの仲間を引き合わせたことで大騒動に発展!

実はバーナバスと彼の仲間たちは強盗計画を立てていて、ピーターはそれにうまく乗せられ利用されてしまったんです

畑に忍び込んでニンジンポリポリ食べちゃった(テヘ)!的な悪さとはかけ離れた綿密な計画は人間顔負け!

「ウサギ版強盗映画」だとウィル・グラック監督がインタビューでも述べていたとのことで、まさにコミカルにリズミカルに爽快に大仕事をやってのける系の展開でした。

 

ビアを心配するマグレガー

ピーターのエピソードの裏では、ビアとマグレガーも衝突が。

ビアのベストセラー作家になりたい気持ちを理解しつつも、段々とはじめの路線から逸れていく彼女が心配になるマグレガー。

その原因は軽快でポジティブになれちゃうトークと、反論させない目力の持ち主ナイジェルにあるとし、無駄に対抗意識を燃やし空回り。

そんなマグレガーの心配と不安に気づけずに「勝手なことしないでよ!」と怒るビアは、すっかりナイジェル信者に。

 

やっぱりみんな一緒がいいよね。

 

結果的に衝突したことで互いの大切さを再認識。

ビアも本来の軸を取り戻し、素直に謝ることもできて絆も深まった模様。

ドタバタとラストまで突っ走る中それぞれに気づきがあり、やっぱり私たちは「みんな一緒がいいやね!」と都会を背に、元の暮らしに戻るお話しでした。

 

ピーターの”心”にもスポットが当てられている

ハチャメチャ展開や描写にばかり目がいってしまいますが、本作はビアの活躍で都会に出たことや、バーナバスと出会ったことでピーターの心の揺れ動きもよく描かれていました。

普段はイタズラをする彼ですが、ただの単純能天気なうさぎではないことがよく分かります。

見た目は動物ですが彼らにも心があり、友達や家族を大切にし、葛藤しながら生きています。

バーナバスとその仲間、ピーターと仲間たち。

一瞬意気投合はしますが、根本的なものが大きく違っているところや、どうありたいかどう生きたいかなど、私たち人間に置き換えて考えられるんですよね。

子どもたちはシレッとスルーしてしまうかもしれませんが、大人は心に何か届くかもしれません。

そういう面では前作よりもシッカリ描かれていたと感じました。

 

 

映像技術もさらに進化

 

前作よりも更にパワーアップしたのは展開だけじゃなく、映像技術もそのひとつ。

動物たちの表情や毛並みも、より一層細かく丁寧にリアルに作りこまれていて、見てるだけで感触と温もりが伝わってきそう。

面白かったのは、自然豊かな中で暮らす健康的なピーターたちと、都会の暗闇が似合うヤサグレ親父バーナバスたちの表情が対照的だったこと。

顔つきや立ち振る舞いも、ピーターたちとは明らかに違ってシュール。

だけどそのヤサグレ具合がカワイイんですよね(笑)

マジでズル賢そうな身振り手振りなんですよ。

 

 

動物たちの個性に埋もれないマグレガー

このシリーズは動物たちの個性が強いけれど、マグレガーのキャラが動物たちに埋もれず際立っていて好きです。

口うるさくって暴走型でちょっと難ありだけど、愛嬌も捨ててはいないから。

熱くなっていようが空回りしていようが憎めないところが良き!

狙ってはいないのに、とことん自分をカッコ良く見せることに失敗しまくるところも”何か持ってる”と思わせられます。

後半はトム・クルーズが「ボクならガチで飛び降りてるね。」と言いそうなミッションをクリア!

ジックリ真面目に観ていると現実離れしまくった展開に突っ込みを入れたり、我に返ったりしそうだけど、走馬灯のように流れていくもんだから突っ込みも諦めてしまいます(笑)

 

パー子
パー子

絵本をめくるように説明を端折るとこも、ユーモアがあって好き!

 

 

みんなの評価やクチコミは?

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総体的には【好評】な印象

 

 

 

 

 

 

 

 

まとめ

今回は「ピーターラビット2 バーナバスの誘惑」を【少しネタバレ】で振り返ってみました。

どうしてもハチャメチャ騒動に目がいきますが、本作ではピーターの複雑な気持ちにもスポットが当てられ、心温まるドラマとしても消化できる1作です。

とは言え堅苦しく説教くさい場面はないので、映画館で鑑賞していた息子(ヒムト当時8歳)も退屈せず、エンドロールが終わるまで楽しむことができましたよ。

時々クスリとしながら、大好きなキャラクターたちが大暴れしている様子に目がキラキラ。

前作同様、子どもも大人も楽しめるファミリー映画になっているので、ぜひシリーズ通して楽しんでいただきたいです。

 

 

繰り返しになりますが、個人的には前作「ピーターラビット」はマジで大好きでオススメしています(笑)

 

サウンドトラックもあるよ!

 

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※本ページの情報は記事執筆時点のものです。最新情報や詳細はU-NEXTでご確認ください

 

 


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