第3話「ペルージャの守護者」アマンダを陥れた検事の熱意と印象操作のためにつかれた許せない嘘
Disney+(ディズニープラス)のドラマ『アマンダ ねじれた真実
』は、2007年にイタリアで起きた「アマンダ・ノックス事件」を基にした実話ミステリーです。
この記事では、第3話「ペルージャの守護者」のネタバレ感想をお届けします。
主人公は、留学中に友人を殺害された容疑をかけられるアメリカ人女性アマンダ・ノックス(グレース・ヴァン・パタン)。
無実を訴える彼女が、なぜ世界中から犯人だと非難されたのか。
その真実に迫る、息が詰まるような心理サスペンスです。
事件の概要を詳しく知りたい方は、「『アマンダ ねじれた真実』観る前に知るべき「アマンダ・ノックス事件」のすべて」も合わせてご覧ください。
←第4話ネタバレ感想
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ジュリアーノ・ミニーニ検事の熱意
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第3話は、検事のジュリアーノ・ミニーニ(フランチェスコ・アクアローリ)視点が多く、また別角度から事件を見れて良かったですね。
第1話の冒頭でも感じましたが、このシリーズ、過去のエピソード(回想場面)の見せ方にこだわりやセンスを感じますね。
今回で言えば、ジュリアーノ・ミニーニの育ちや仕事に対する姿勢が、仕掛け絵本をめくって読んでいるようなリズミカルなテンポで描かれていました。
別作品、まるでフィクションのような雰囲気で、実話ベースだということを何度も忘れるくらい。
彼が検事として優秀かどうかはさておき、自身の役目(正義を下すこと)を果たすべく必死だったことは伝わってきました。
良く言えば熱血なのかもしれませんが、その熱さ故に傲慢で視野が狭くなっているようで、決して褒められたやり方ではありませんでした。
彼を支える周りの人たちも、丁寧な捜査をしてると言うより、ジュリアーノ・ミニーニの言動におびえて機嫌取りをしてるようにしか見えず。
アマンダとラファエル、ルムンバがメレディスを殺害した決定的な証拠はないのに、署長が公の場で「捜査は完了した!」と堂々と発表。
ジュリアーノ・ミニーニの指揮の元、事件を解決したと世間に知れ渡ったこともあり、間違えでした!なんて言えない状況だったんでしょうね。
3日後、判事に提出できる証拠を意地でもかき集めなければ!と苛立っている様子からも、捜査現場は混乱してたんだろうなと感じ取れました。
とは言え、何がどうなったのか、どんどん見当はずれな見立てで進めていく様子には目が点になりました。
言葉の壁?
いやいや、そういうことを抜きにしても、全くアマンダ側と警察側の話が噛み合ってなくて、もどかしかったですね。
この結果、アマンダは「性欲旺盛なアメリカの魔女」とメディアでセンセーショナルに取り上げられました。
投獄されたアマンダとセクハラ所長
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猛烈に気持ち悪かったのが、カパンネ刑務所です。
まず驚いたのが、アマンダは自分が殺人の容疑をかけられ刑務所に入ったとは知らなかったようです。
言われるがまま事が進み、「証人保護の施設?」と尋ねていたんです。
距離近めな所長バンティ(ヴィンチェンツォ・デ・ミッチェル)にイタリア語で、「君は人殺し、分かる?」と言われ動揺。
そのアマンダに「(自分は)友達、OK?」って言ってくる所長が気持ち悪すぎて…
ある日、食事を食べていないアマンダを所長室に呼び出したバンティ。
甘ったるそうなスイーツ(ドーナツかな?)をアマンダに差し出して肩ポンポン。
そしてアマンダのことを根掘り葉掘り。
事件前後の情報を引き出すのかなって?いやいや、そんな風に思った瞬間はありませんでしたよ(笑)
だってすぐに「奔放らしいな」と、男性関係の話になったんです。
イタリア語があまり分からないアマンダも、表情が強張り食べるのを止めてしまいました。
バンティはアマンダに近づき「教えてくれ。上手いのか?」とニヤリ。
海外作品でよく出て来るシチュエーションですけど、これ実話ですもんね。
めちゃくちゃ失礼なことを言うと、バンティを演じている俳優ヴィンチェンツォ・デ・ミッチェルが、いかにもなキャラすぎて…かなりゾッとしました。
突然の「HIV陽性」宣告
なんと、アマンダはカパンネ刑務所で医師(ステファノ・トーレ)から突然「HIV陽性」宣告を受けました。
この時もしっかりバンティが側におり、「今までの男性遍歴を思い出せ!彼らに通知しなくては」と言うんです。
アマンダは刑務所で書き続けていた日記に、18歳以降からラファエルまでの彼氏7人を書き出しました。
ただでさえ辛い状況の中で病気を宣告され、自分は死ぬんだと絶望的な気持ちだったと思います。
ここからの流れには悪意しか感じませんでしたね。
アマンダの書いた日記は、すぐにメディアで公開され、SNSから都合の良い動画や写真だけがピックアップされ、「心の闇」「暴力や異常性癖に関心を抱く」とレッテルを貼られてしまいました。
実際の文化とか若者の傾向とか私は分かりませんが、映画やドラマからのイメージでは、アマンダみたいな発言や動画って海外の若者あるあるだなと思ったんですよね。
特別違和感や異常性なんて感じなかったんです。
これが=殺人犯になるって、いきすぎですよね。
でもこのアマンダのキャラクターが、警察の見立ての説得力を高める材料にはなってしまったんだろうなと、証拠がないから余計にその印象操作に力が入ったのかもしれませんね。
アマンダもですが、被害者や遺族も気の毒だなと感じました。
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