こんにちは!パー子です。
いい歳した大人でも夢中になって観ちゃうドラマ「アレックス・ライダー」シリーズ。
U-NEXTの【31日間無料トライアル】3日目で、最終章(シーズン3
)をイッキに視聴しました。
今回もネタバレなし(※ただし、シーズン2のネタバレは含まれています)で振り返っていきますよ!レッツゴー
>>関連記事:【ネタバレ感想・内容・見どころ】「アレックス・ライダー」シーズン1(全8話)高校生が陰謀に挑むスパイアクション
>>関連記事:【感想】ご都合主義さえ愛おしい!ドラマ「アレックス・ライダー」シーズン2:疾走感で気がつきゃ最終話!
【作品概要】「アレックス・ライダー」シーズン3
タイトル | アレックス・ライダー シーズン3 |
---|---|
原題 | Alex Rider Season 3 |
製作年 | 2024年 |
製作国 |
イギリス、アメリカ
|
原作 | アンソニー・ホロヴィッツ ![]() |
製作総指揮 |
ジル・グリーン、イブ・グティエレス、ガイ・バート
|
監督 |
アンドレアス・プロハスカ
|
脚本 | ガイ・バート |
出演者 |
オット・ファラント (アレックス・ライダー)
|
ブレノック・オコナー (トム・ハリス)
|
|
ロンケ・アデコルージョ (ジャック・スターブライト)
|
|
ヴィッキー・マクルア (チューリップ・ジョーンズ)
|
|
スティーヴン・ディレイン (アラン・ブラント)
|
|
マーリ・シウ (カイラ・ヴァシェンコ・チャオ)
|
|
ナシャ・ハテンディ
|
“未亡人”とスコルピアを見つけるためマルタへ
この投稿をInstagramで見る
シーズン2の感想記事内「ラストはいわゆるクリフハンガー」にも書いたんですが、その時はネタバレになっちゃうんで、ヤッセン(トーマス・レヴィン)が置き土産してったのよ~にとどめておりました。
そう。
この置き土産こそが、シーズン3に繋がる鍵だったワケです。
今回はシーズン3の感想ってことで、その内容にも触れていきますね。
ダミアン・クレイ(トビー・スティーヴンス )の核ミサイル発射計画を阻止しようとして、至近距離からダミアンに撃ち殺されそうになったアレックス。
ここで終わりか!とヒヤリとした瞬間、流れ弾で負傷し倒れていたヤッセン(シーズン2ではダミアンに雇われていた)がダミアンを射殺。
またここでも、アレックスを救ったのです。
「殺すわけない。君のお父さんは友人だった」
そう言ってヤッセンは、自分の銃をアレックスに託すんです。
「真実を知りたいなら“未亡人”を捜せ。スコルピアを見つけ確かめろ。自分が何者なのか。」※スコルピアはMI6の長年の宿敵で脅威的なテロ組織
あぁ、ヤッセンはここで死ぬ覚悟があるんだなぁーなんてシンミリ。
だけど、核ミサイル発射を止めるため、背を向けていた間にちゃっかり逃走。
これを見た私は何故か「良かったぁ!」と安堵。
えっ!おいおい!これじゃあ、私ってヤッセン好きやないかい!
と気づいた次第(笑)
と言うことで、シーズン3は、この“未亡人”+スコルピアを見つけることを目標に、アレックス(オット・ファラント)とカイラ(マリル・シウ)、トム(ブレノック・オコナー)の3人がマルタにやって来たところからスタートです。

相変わらずフットワークが軽くて頼もしいんですが、この旅の資金の出どころはどこやねん!て思いましたよ。
今まで謎に包まれていた、父親のことや自分の生い立ちなどが明らかになる、最終章に相応しい「自分探しの旅」ってところでしょうか。
カイラ、トム、ジャックにとっても心揺さぶられるシーズンだったはず。
【感想】ラストは怒涛の展開!スッキリとした後味で◎
人間ドラマとしてはシリーズ最高だった!
この投稿をInstagramで見る
シーズン3も面白かったです!
一番人間ドラマとして噛み応えがあったシーズンだと思います。
でも、個人的に好きだったシーズン1、2の軽快なテンポ感が、やや停滞してるような印象を受けました。
安否を心配するカイラとトム、ジャック(ロンケ・アデコルージョ)からは距離を置き、局とも連携せず、信じるべきか分からない集団と過ごす緊張感。

本音や弱音を吐く時間も相手もいない、まさに孤高の戦いですよ。
少しずつ親や局のことが分かって来る中で、自分の中に強く出て来た怒りや恨みを一体誰に向けるのか。
自分の意志や感情との戦い。
ある意味、判断力を試されてるような、またしても高校生1人が抱えるには重く、シリアスなものでした。
そこを抜けた後半は畳みかけるような怒涛の展開で、見事に盛り返してくれましたよ。
アクションも多く、父親とヤッセンのエピソードを彷彿させるような瞬間もあって、ちょっとニンマリしてしまいました。見てのお楽しみに!
アレックスにやっと平穏な日が訪れそう
あやふや宙ぶらりんの結末ではなかったので、スッキリした気持ちで観終えることができました。
アレックスが探し求めた答えを得ることができ、局としても伏せていたことをやっと吐き出せて、特にジョーンズは肩の荷が降りたんじゃないでしょうか。
これからは互いに前を向いて、どんどん歩んで行けそうです。
スコルピアのリーダー役がソフィア・ヘリンだった!
この投稿をInstagramで見る
内容もちょっと振り返っておきますぞ。
実は鍵を握る“未亡人”とやらの正体は、かなり早い段階で視聴者には判明します。
そりゃ~も~第1話冒頭10分くらいで、「あ、この人やな(´_ゝ`)」と検討がつくような流れになっております。
その“未亡人”のジュリア・ロスマンこそが、現スコルピアのリーダーなんですが、演じているのがソフィア・ヘリン でビックリしました。
これはマジで「えっ(‘Д’)!」(←多分この顔してた)ってなって、一旦停止して調べましたもんね。

ソフィア・ヘリンは、ドラマ「THE BRIDGE/ブリッジ」で、アスペルガー症候群の女性刑事サーガを演じています。
同一人物とは思えないキャラクターに釘付けになりました。
まぁ~髪型や服装、化粧なども全然違いますしね、余計に別人に見えます。

ジュリアの思考や計画がマジで恐ろしいし、アレックスも翻弄されるし心配で仕方なかったです。すっかりママ目線。
もはや国家の敵レベル!話しが通じない内務大臣
この投稿をInstagramで見る
何よりもイライラポイントだったのが、シーズン3初登場のイギリスの内務大臣(シェリー・コン)の言動ですよ。
ストーリー展開に食い込んでくるので、詳細は伏せておきますが、めちゃくちゃドラマ「24ーTWENTY FOURー 」を思い出すような邪魔者でした(笑)

ただ最後は爽快な結果を迎えましたよ。
いいポジションついてて野心はあるし潔い決断もできるけど、とことん空回りして、誰のためにもならないってやつ。
シェリー・コン自体は素敵な方なのに、本当にキィーッ!ってなりました。
シーズン1、2共に、この手のキャラはいなかったので、ここもお楽しみポイントとして、ぜひ!
局長がポンコツ!?
この投稿をInstagramで見る
内務大臣の言動にも腹が立ったけど、ネット上ではこっちの方が叩かれてましたね。
シーズン1では意地でもアレックス・ライダーをスパイにし、シーズン2ではアレックスを監視するだけで、彼の訴えに耳を傾けず…と、散々ダメっぷりを(視聴者に)突っ込まれて来たMI6の局長アラン・ブラント(スティーヴン・ディレイン)。
まぁー言うてもイケオジカテやと思ってるんですが、あまりにも言葉足らず過ぎません?
まるで息子とどう向き合ったらいいか分からない、年配の父親みたい(笑)
大事なことや気持ちは、口に出さないと伝わらないって、人間関係の基本ですよね!
何かとアレックスを気にかけ、謎の責務をしょってるジョーンズと衝突する場面もあったり、このままでは局の長として信頼を失うかも。
ボスならではの苦悩はあったんでしょうけど、ワクワクさせてくれよ~!
シーズン1、2と活躍してもなお、アレックスが局長に信用されてない感じが非常にもどかしかったんです。
とは言え、このアレックスと局との関係も、シーズン3の見どころであり、ドラマなんですよね。
そして、ラストにアランも大きな決断をするので、そこも注目ですよ!
ヤッセンの好感度
この投稿をInstagramで見る
海外視聴者の評価
シーズン2の感想記事と同じく、「アレックス・ライダー」シーズン3のエピソードごとのIMDb評価(10点満点)をチェックしてみましょう。(2025年6月12日時点)
E1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
7.5 | 7.9 | 7.7 | 7.6 | 7.7 | 8.0 | 8.3 | 8.3 |

私も感じた終盤の盛り上がりは、海外視聴者の評価にも表れていますね。
「アレックス・ライダー」全3シーズンの中で、7.5を下回るエピソードがなかったのも凄い!
高水準を保ったまま、完結を迎えたという点から考えても、「観て損はない」と言えるかもしれません。
ただシーズン3についてのユーザーレビューが見当たらなかったので、今回はRottenTomatoesまで飛んでみますね。
ん~そうですね。
ザッと見た感じ、一部の視聴者からは「当初の魅力を失い、ジャンルとしては凡庸な作品になってしまった」など、批判的な意見が出ていますね。
反対に「深く個人的な思い入れがあり、非常に満足感があり、私が求めていたほぼ全てが詰まっている」と絶賛する意見もあったり、大きく評価が二分されているような印象です。

なかには、アレックスとトムの演者を入れ替えてでも継続していくべきだ!という声もありました。な、なるほど、そんな考え方もあるのか。
まとめ
「アレックス・ライダー」 シーズン3は、アレックス自身のルーツと向き合う「自分探しの旅」が描かれ、人間ドラマとしてシリーズ最高の深みを見せてくれました。
序盤のやや重い雰囲気から一転、後半は怒涛の展開で物語を盛り上げ、アクションシーンも満載。

父親とヤッセンの過去に触れるエピソードは特に印象的です。
最終話は、長年の謎が解き明かされ、アレックスが探し求めた答えに辿り着くスッキリとした結末で、鑑賞後も清々しい気持ちにさせてくれますよ。
局の腐敗や内務大臣の横暴、アラン局長の葛藤など、歯がゆい場面もありましたが、それらすべてがドラマを奥深くしています。
特にヤッセンの好感度が爆上がりしたと感じたのは私だけではないはず!

海外視聴者からの評価も高く、全シーズンを通して安定したクオリティを保ちながら完結した本作は、まさに「観て損はない」傑作スパイアクションシリーズと言えますよ!
>>関連記事:【ネタバレ感想・内容・見どころ】「アレックス・ライダー」シーズン1(全8話)高校生が陰謀に挑むスパイアクション
>>関連記事:【感想】ご都合主義さえ愛おしい!ドラマ「アレックス・ライダー」シーズン2:疾走感で気がつきゃ最終話!
広告
U-NEXTは日本最大級の動画サービス
月額2,189円(税込み)
- 【31日間無料トライアル】あり
- 配信数ダントツ1位!30万本以上の動画が見放題
- 200誌以上の雑誌が読み放題
- 最新作のレンタルぞくぞく配信
- 実は漫画や本も読める
- 毎月もらえる1200ポイントで映画チケットへの交換、レンタルや漫画購入ができる!しかも最大90日持ち越し可能
- ダウンロード機能(スマホアプリ)でいつでもどこでも視聴できる
【関連記事】
※本ページの情報は記事執筆時点のものです。最新情報や詳細はU-NEXTでご確認ください
VOD情報
コメント