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【少しネタバレ感想】映画「サマー・オブ・84」マッキーそりゃ酷いよ!

映画「サマー・オブ・84」登場人物・キャスト・あらすじ・感想・みんなの評価やクチコミ

 

今回は2017年のカナダ映画「サマー・オブ・84」をご紹介します。

 

舞台は1984年の田舎町の住宅街。

もしも連続殺人鬼が隣人だったら?

 

そんな不安と好奇心が4人の少年たちの夏休みを大きく変える青春ホラー

懐かしさ溢れる画作りからは想像できないショッキングな結末を迎える1作です。

 

 

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あらすじ

ブログ見出し下画像

1984年、オレゴン州イプスウィッチ。15歳の少年・デイビーが暮らす郊外の町で、同年代の子供たちを狙った連続殺人事件が発生する。その犯人が向かいの家に住む警官・マッキーではないかとにらんだデイビーは、親友のイーツら3人と共に独自の捜査を開始する。U-NEXTより引用

 

予告動画

 

登場人物・キャスト

※左からデイビー、イーツ、ウッディ、ファラディ

 

デイビー・アームストロング

✅演:グレアム・ヴァーシェール

  • 2002年2月4日生まれ
  • カナダ出身
【出演作】「スターガール」「グッド・ドクター 名医の条件」など

 

 

トミー・‘イーツ’・イートン

✅演:ジュダ・ルイス

  • 2001年5月22日生まれ
  • アメリカ出身
【出演作】フロッグ」「クリスマス・クロニクル PART2」「ザ・ベビーシッター クラークイーン」など

 

 

デール・‘ウッディ’・ウッドワース

✅演:ケイレブ・エメリー

  • 1993年9月28日生まれ
【出演作】「グースバンプス モンスターと秘密の書」「ライ麦畑で出会ったら」など

 

 

カーティス・ファラディ

✅演:コリー・グルーター=アンドリュー

  • 2001年9月1日生まれ
  • カナダ出身
【出演作】「アンという名の少女」「ブラック・スマイル」など

 

 

マッキー

✅演:リッチ・ソマー

  • 1978年2月2日生まれ
  • アメリカ出身
【出演作】「プラダを着た悪魔」など

 

 

ニッキー

✅演:ティエラ・スコビー

  • 1995年5月6日
  • カナダ出身
【出演作】「レイプ・ザ・ビースト」「2ハート」など

 

 

【少しネタバレ】感想・内容振り返り

ブログ見出し下画像

 

今みたいにスマホを当たり前のように持ち歩き、SNSも蔓延っていない80年代が舞台。

おもちゃの無線機を駆使する仲良し少年4人グループが、夜な夜な家を抜け出し探偵ごっこをするお話しです(笑)

 

 

連続殺人犯は向かいに住む警察官!?

友達と一緒に独自調査

普段は探偵ごっこなんかしてないんですが、近くの町で子どもが犠牲になる連続殺人事件が発生したことで、ある一人の男に陰謀論大好きな主人公デイビー(15歳)が目をつけました。

その男はデイビーの向かいに住む単身の警察官マッキー

時間があれば庭仕事をしたり、子ども達にアイスを配ったり、社交的で穏やかで優しそうな人。

でも見れば見る程怪しく見えるし、地下に何か隠してるっぽい。

 

相手は警察官だぞ!
お前はバカか!

 

と友達に総突っ込みを入れられながらも、やはり気になって仕方がない。

父親が記者をしているせいか粘着精神(好奇心かな(笑))のあるデイビーは、念のため友達を説得して独自調査をスタートさせます。

 

まずはマッキーの毎日のルーティーンを張り込みして調べ、留守中にゴミを調べたり庭を掘り起こしたり、倉庫に侵入したりとどんどん進めていきました。

 

 

パー子
パー子

アライグマが出没するからゴミ荒らしてもバレないだろうって感じだったね。

 

 

両親にマッキーの話しをしたデイビー

凶器や死体も見つからないし、親やまわりの大人を納得させられるような確たる証拠は出て来ませんが、怪しげな物がいくつか見つかります。

 

やっぱ犯人はマッキーだよ!

 

自信を持ったデイビーは両親に話したけど、案の定全然信じてもらえません。

そんなマッキー犯人説以上に息子がマッキー宅の敷地に入り、勝手なことをしていたことに驚愕

 

あぁ、息子がドエライことしてしまった。
このままじゃあ警察を敵に回してしまう。
ここに住んでいられなくなるかも。

 

と思ったかどうかはさておき、話しを聞いてすぐさまマッキー宅へ謝罪に行くぞと父親が言い出します。

 

絶賛疑い中のデイビーはマッキーに不貞腐れながら謝罪、でも追加質問(笑)

謝罪したんちゃうんかいな!と普通なら怒り出すところだけどマッキーは寛大。

「子ども達の夏の思い出は大切にしたいからねぇ~。」的発言で笑顔を振りまき理解を示して和解。

 

だけどデイビーは全く納得できず、外出禁止の罰を言い渡されても嘆くフリをして実は諦めていませんでした。

 

 

いきなりの犯人逮捕

そんなこんなで意地でもマッキーの白黒を確かめるぞと躍起になってた時、手がかりも無さそうだったのに、いきなり犯人が逮捕されるんです。

しかもマッキーが捕まえたそうな。

 

パー子
パー子

なんか胡散臭いよね。

 

連続殺人鬼を捕まえたぞー!ワッショイワッショイ!

と町はマッキーを英雄扱い。

事件を警戒して中止になっていた地元のイベントも、無事犯人逮捕ということで子どもたちを集め開催されることになりました。

 

 

マッキーの地下室へ侵入

こんなタイミングで犯人逮捕?
しかもマッキーが?
真犯人はマッキーじゃね?

 

更に疑う気持ちが強くなってしまい、こりゃもう自分達で潜入して録画するしかない!と行動を起こしました。

父の仕事用カメラをウッディに担がせて、気になっていたマッキー宅の地下へ。ドキドキドキ……

さぁ何か見つかったのでしょうか!?

 

 

終盤までは一直線でシンプル

 

私、この作品結構好き。

 

ただ当初勝手に思い込んでた「好奇心旺盛な子ども達が、ちょっぴり危険でワクワクな冒険で絆を深めちゃうぞ!」では全くなかったです(笑)

キャッキャッ言って明るく走り回るとかもありません。

 

一直線、一本道みたいにストレートに一人に執着していてただただシンプル

大人の力を借りずに「自分たちだけで何か掴んでやろう!」というエネルギーが、いかにも未成年の青春っぽい。

子どもが夜の外出自由すぎなのとか気になるけど、自分達の思いつくことをひとつひとつやってく様子は、それなりにハラハラして観ていられました。

 

 

結末はトラウマ級!?

 

だけどだけどラストはどうよ!

一番心優しかったウッディの結末が残念すぎました。

これってスッキリHAPPY系じゃないんかい!って。

こういう着地って他でも観たことあるけど、好みありますね。

 

正直思ってなかったです、こんなラスト。

デイビー、この後どんな人生送ってるんだろうって。

この調査で得られたものは何?

色々失ったものが多いし、ここに住んでいられるのかなぁ。

 

観てた私はまさかの展開に口あんぐり。

こんな現実子どもたちは受け止めきれないよ!

なかなかエグイ結末でした。

 

 

パー子
パー子

デイビーの父よ!あんたホンマに記者か!?

 

 

みんなの評価やクチコミは?

 

 

 

 

 

 

 

最後に

サマー・オブ・84」は一見地味な作品ながら、80年代愛が強い良質な青春ホラーでした。

個性豊かな少年4人のバランスも見事で、自分もこのチームに入ったような気分になって観てしまいましたよ。

結末こそショッキングですが、心地良い懐かしさに浸りながら観る価値あり。

ぜひチェックしてみてくださいね。

 

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