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【ネタバレ感想・結末】実話「疑惑の炎」冤罪の可能性がある死刑囚キャメロン・トッド・ウィリンガムのお話し【U-NEXT独占】

衝撃の実話!U-NEXT独占配信中「疑惑の炎」の元ネタ・内容・ネタバレ感想・結末・みんなの評価やクチコミ

 

 

めちゃくちゃ後味悪いやん!
胸が痛くて悲しくて涙ボロボロになって観た「疑惑の炎(炎の裁き)」は、ローラ・ダーン(「ジュラシック」シリーズなど)とジャック・オコンネル共演の作品です。
軽い気持ちで着手したのを後悔。
衝撃的な結末が脳裏に焼き付いて、ついつい考え込んでしまうような作品となりました。

 

↓ローラ・ダーンも出演している「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」の感想はこちら

 

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「疑惑の炎」は実在の人物?元ネタは?

「疑惑の炎」は、1991年12月23日にテキサス州コルシカナの自宅の放火により、 3 人の幼い子供を殺害した罪で有罪判決を受け、処刑されたアメリカ人男性キャメロン・トッド・ウィリンガムの実話です。

彼は常に無罪を主張し続けましたが、2004年2月17日に死刑が執行されました。

執行された当時、キャメロン・トッド・ウィリンガムは36歳でした。

 

 

 

予告動画

 

【ネタバレ】感想・内容振り返り

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二度と観たくない!

実は私、全く作品の内容を知らずにローラ・ダーンが出ているということだけで観たんです。

実話ベースだとかそういうことも知らなかったので構えることもなく。

だから余計に衝撃が大きくってもう二度と観たくないなと思ってしまいました。

そうそう!

観るキッカケとなった肝心のローラ・ダーンってば、最初全然出て来ないんですよ(笑)

 

多分彼女が登場したのは40分くらい過ぎてからだったような?

 

疑惑の人物トッドが前半の主役

前半はこの事件、話の中心となる疑惑の人物トッド(ジャック・オコンネル)の【事件→逮捕→裁判→判決】といった流れで進み、その7年後の1999年になってローラ・ダーン演じるエリザベスが登場となりました。

この前半パートはまさしく怒涛の展開で、ジャック・オコンネル演じるトッドが一瞬で全てを失ってしまう様子を見せつけられます。

 

自宅も娘も自由も失った火事

事件と言うのはある日の火事のことで、トッドと妻ステイシーと娘3人が住む家で起こりました。

火事が起きた時はステイシーは仕事のため不在で疑惑の人物トッドとその娘3人が在宅していました。

でも無事に生きて出て来れたのはトッドだけ。

トッドはひとまず家を飛び出し、再度娘達を助けようと窓を割りますが、大きく燃え上がる炎で入ることができませんでした。

このトッドの印象は最初から圧倒的に不利

見た目と素行も良好とは言えず前科もあり

家計のために働く妻ステイシー(エミリー・ミード)に変わって、幼い娘3人の世話をする生活。

観ているこちら側にも良いイメージがなく、捜査を進める側もはじめからトッドが犯人だと決めつけいました。

結構ドヤ顔で。

こりゃ冤罪じゃないの?

と思えたのは裁判から。

 

違和感を感じるくらいトッドが不利になる証言ばかり。

トッドの弁護士は反論することもなくだんまりで、評決もすぐに出ていきなり死刑

無実を訴えても皆から「子ども殺し」のレッテルを貼られ、看守にも酷い扱いを受けボロボロになるトッド。

妻ステイシーに何度手紙を書いても返事も面会もありません。

 

同じ房にいる死刑囚たちも毎月誰かが死刑執行のため連れて行かれます。

目の当たりにする死へのカウントダウン。

しかも自分はやっていない罪。

凄い絶望的な状況ですよね。

 

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【ネタバレ】衝撃的な結末

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新たな証拠が出ても死刑執行

7年後にエリザベス(ローラ・ダーン)がトッドに面会し無実を信じ行動を起こした結果、新たな証言や証拠が出てくるも取り合ってもらえず死刑は執行されるという結末。

執行直前に取り消されギリギリセーフ!とかエリザベスがヒーローのような展開を予想してただけに、執行のシーンはかなり胸糞悪い

一つも自分を信じ支えてくれなかったステイシーが来てたのが不思議。

ここも世間体でしょうか。

ステイシーは結局は自分のことしか考えてなかったってことですよね。

どんな気持ちで彼の死を見たのでしょうか。

執行されるまでの10年以上、どんな気持ちで毎日暮らしてたんでしょうか。

 

確かに素行が悪い旦那だったし、自分が仕事に出かけている間に火事で子ども達は亡くなり、その悲しみと助けられなかった旦那にも怒りがあったでしょうけど。

罪悪感があったからこその無視だったのかもしれないけど、捜査する側だけでなくステイシーにも強い不信感を抱いてしまいますね。

 

火事はストーブからの出火だった

それに有罪だと決めつけた人達、エリザベス達の声に保身のために耳を傾けなかった奴よ!

本当に正義って何よと怒りがわきます。

結局金持ちや肩書きを持つ人にのみ公正だったり有利になる裁判が行われるのか。

今だって現実に悪いことをしていても権力者だからと守られていることってありますもんね。

死刑制度そのものの良し悪しを考えるよりも、きちんとした裁判が行われていないこと、そのまま死刑まっしぐらとなってしまったことが怖いです。

自分が犯罪を犯さず生きる自信を持てたとしても、冤罪で捕まり裁かれる可能性は誰にでもあるわけで、置き換えて考えたらめちゃくちゃ恐ろしいなぁと感じてしまいました。

当初ドヤ顔でトッドが放火したと断定されてましたが、きちんと調べたらストーブからの出火

沢山見落とされた証拠があったことに愕然としてしまいました。

普段の素行、日々の行いやその積み重ねって本当に大事ですね。

これは自業自得だと思われることもあると思います。

 

どれだけ無実を訴えても、過去ばかりが注目され有罪フィルターをかけた状態で見られますもん。

自分の罪を認めきちんと更生した人達が、社会復帰することの難しさも同時に感じられました。

後味は悪いのですが、色々と考えさせられる本作。

ジャック・オコンネルの心揺さぶる演技も必見ですよ!

 

パー子
パー子

エミリー・ミードのヤサグレ感も是非堪能してくださいね!

 

みんなの評価やクチコミ

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