ドバイのエスコートガールの実態!?警察の捜査資料や実際に関わった人間の貴重な証言をもとに構築した驚愕のストーリー!
今回ご紹介するのはポーランドで異例の大ヒットを記録した映画「札束と寝る女神たち」(2021年)

実際に起きた高級売春事件がベースになってるよ。
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「札束と寝る女神たち」作品概要
作品名 | 札束と寝る女神たち |
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原題 | DZIEWCZYNY Z DUBAJU/Girls to Buy |
製作年 | 2021年 |
製作国 | ポーランド |
ジャンル | ヒューマンドラマ/官能 |
スタッフ |
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あらすじ
ポーランドの小さな町で暮らすエミ。華やかな生活を夢見る彼女は、ミスコンに出場したのをきっかけに憧れの美女マリアンナとその母ドロタと知り合い、2人を通じて高級売春の世界へ足を踏み入れる。5年後、エミはモンテカルロで、ゴージャスな美女たちをクルーザーにエスコートするイケメンのサムと出会う。度胸の良さでサムに気に入られたエミは、彼の売春ビジネスを手伝うことになり、さらなる成功への階段を駆け上がっていく。【Huluより引用】
↓予告編
登場人物・キャスト
エミ
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名前 | パウリーナ・ガウォンスカ |
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生年月日 | 1989年8月21日 |
出身 | ポーランド/ワルシャワ |
出演作 |
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ドロタ
名前 | カタジナ・フィグラ |
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生年月日 | 1962年3月22日 |
出身 | ポーランド/ワルシャワ |
出演作 |
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マリアンカ
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名前 | カタジナ・サウチュク |
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生年月日 | 1997年 |
出身 | ポーランド |
出演作 |
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カミラ
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名前 | オルガ・カリッカ |
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生年月日 | 1993年8月4日 |
出身 | ポーランド |
出演作 |
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サム
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名前 | ジュリオ・ベルーチ |
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生年月日 | 1984年9月27日 |
出身 | イタリア/ローマ |
出演作 |
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バヒル
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名前 | アンドレア・プレティ |
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生年月日 | 1988年6月6日 |
出身 | デンマーク/コペンハーゲン |
出演作 |
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バルテク
名前 | ヨーゼフ・パヴロフスキ |
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生年月日 | 1990年6月29日 |
出身 | ポーランド |
出演作 |
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【ネタバレ】感想・内容振り返り
「札束と寝る女神たち」特に情報入れず観たんですが大正解!
面白かったです。
長尺映画避けがちだけど、これは観て良かったなぁ~と。
アラブの大富豪!?
高級売春婦!?
自分と無縁な世界すぎて、実際の事件がベースとかどうとか言われても、エンタメにしか受け取れなかったです。
テンポがよくてあれよあれよで2時間ちょい
難しいことを抜きにして、ひとつの作品として私は集中力途切れず最後までイッキに観れました。
ある程度の結末(きっと転落するだろうという予想)は見えてるものの、「どうなるの?」とヒヤヒヤする場面も。
観る前は「2時間以上あるやんけぇー!」と若干投げやりだったんですが、序盤からあっさり主人公エミが高級娼婦界隈に入っちゃって、あれよあれよと見た目もキャラも覚醒。
エミの暮らしと同じように目まぐるしく周りの状況が変わって来て、ただ稼ぐという興奮だけじゃなく、相手はやっぱりタダモノではないという恐ろしさや圧が徐々に見え始めます。
イケメンと繋がり大金をゲットしてウハウハー!なのはほんの一瞬。
足を洗ったとて、その過去はついてまわるのですなぁ。
あと、女性監督ということもあってか、下品なエロに走らず全体的にキレイな印象。
どうも邦題とサムネが”それ”を思わせるけど、重きを置いてるのは官能じゃなく大人向けの人間ドラマ・クライムサスペンスですよ~という感じ。
エミと母、マリアンカとドロタの母子の対比も面白いなと。

もちろん脱ぐわ出すわでモザイク必須だったんですが。
パウリーナ・ガウォンスカの化け幅の広さ
エミを演じたパウリーナ・ガウォンスカがね、ホントいい女優だなぁと。
演技だけじゃなく見た目の化け具合も。
やっぱ女性ってメイクでキャラ変するよね!とつくづく感じた次第。

どことな~くジョディ・カマーに似てる気がする。
華やかな世界を夢見る野暮ったい女性から、金髪でサイド刈り上げしちゃうバリバリのやり手、界隈から抜けた普通の主婦とあらゆる立ち位置のエミを演じるんです。
いわゆるザ・美女というテンプレにハマってないけど、ドロタたちの手引きで大金を稼ぐようになってからの彼女は、マジで女性として覚醒しててキレイなんですよね。好き嫌いは別として
努力が垣間見れるムダ肉ゼロのキュッと引き締まったスタイルに目が釘付けでしたね。
マリアンカ役のカタジナ・サウチュクもめちゃカワイイし、スタイル抜群だったなぁ。

おかげでジム熱あがったわ~。
サムがイケメン(*´з`)テヘ
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や、イイ男すぎやろ!
ってひたすら突っ込んでしまうサム役のジュリオ・ベルーチ。
なんかよく分からないけど彼を検索したら歯科医でもあるらしい(!?)

えっ、私歯医者さんイケメンとか無理なんですけど、普通は嬉しいんですか(笑)?
大富豪にもほどがある顧客を紹介してくれるサムに近づき、彼の心も盗み~の仕事ももらい~のと成り上がっていったエミ。
バシッと身なりを整え清潔感のある彼は、私の大好きな高身長男で(笑)、なんとエミとしかしゃべりませんを貫きドロタとマリアンカを初期から拒絶した男。
彼の人物像(生い立ちや背景)はサッパリ分からないけど、どうやらエミと共通点を感じるらしくて意気投合。
多分エミに対しては仕事仲間以上の好意を持ってましたよね。
「ガッポリ稼いだらミラノに連れて行って家族にエミを紹介する」とか、携帯をチェックするエミに「男がいるのか?」と聞いたり、ディナーに誘ってシャキッとスーツ着て来るとか…数々の彼の行動にエミへの好意?興味?みたいなのを感じる。
なのにいざ2人でディナーって時に、突然エミの彼氏(バルテク)がサプライズで現れた時のサムの顔よ(笑)

マジで凍りついた瞬間だったね。
裏切られた!って怒りが眼力に出てたし、ちっとも笑顔で挨拶してなかったしね。
その後「ふざけるな!電話に出ろ!」ってメールしたり、ブチギレ逆上モード発動しちゃって、さすがのエミもサプライズで来たバルテクを忙しいフリして追い出すしかなくなるのです。
ここからは最後まで激動パートでしたね。
転落?
変化?
もう何が何やら。
観る人によって受け取り方、感じ方は変わりそう。
良かったら彼らの選択と未来、そして結末を観てもらいたいですね。
なんか色々もやつくのは私だけ?

エミがバルテクじゃなくてサムを選んでたら人生どうなってたんだろう。
そうそう!
王になったはずのサンティーノが突然この世から消えたけど、これもバヒル(の手下)が何かしらしたってことでいいのかな?
王の座を奪い取ったバヒルは金と権力と暴力で制圧するタイプで、終盤エミに復讐してその後サムにも手をかけそうになってたけど大丈夫やったんかなぁ。
これ以降パッタリ出て来なかったし、もしかしたらサムは…と女の子たちの結末よりも気になってしまったのです。おいおいおいおいおい

さすがに馬の件は酷い。
それにしても、バヒルが開いた金ピカなパーティーは、イカレてましたね。
金粉入りバーガーにマリアンカがかぶりついてたけど、全然食べたいと思えない(笑)
これまで以上に規模が大きく豪華なんだけど、集まってる人たちがイッキに下品。
バヒルは間違いなく見栄っ張りの浪費家だろうな。
トップの趣味が出るというか…恐るべしバヒル。
確実に関わったらダメな相手ですね。
エミの逮捕から出所
エミが娘の目の前で警察に捕まった後、彼女の誘いで仕事をした女の子+ドロタとマリアンカも事情聴取を受けたんですよね。
実際覚悟して参加してても男性陣の過激要求に嫌な思いをした子はいただろうけど、みんなエミだけを悪者扱いしててちょっと引っかかるものがありました。
だって断るチャンスは何度でもあったから。
借金の返済のため売られたわけでも、誘拐されたでも監禁されたでもなく、自分の意思で来てるわけだし、高額報酬も得てたからどうしても自業自得では(‘Д’)?と思えてしまって。
でも立場を変えて「自分の娘が勧誘されたら?」の問いには、「貧困から救ってあげてた!」と主張するエミも言い返せませんでしたね。
大金をゲットできるとは言え、犠牲にする物事が多いし、心身共に壊れていくこと分かってるだろうし。

現に過去の行いが原因で家族を失ってるからね。
とは言え、あのドロタの被害者面はないわー(笑)
マリアンカをこの業界一色で育て上げたのはエミではなく、母親のアンタだろうよ!と。
自分が年齢的に無理だからって、娘を使って大金をせしめて来たのは誰だよ!って。
毒親やし虐待ですよね。
なのにその母から離れないマリアンカ。
でも彼女、警察に興味深い発言をしてましたよ。
男たちはなぜここに呼ばれないの?政治家、スポーツ選手、アラブ人はどこ?男たちはお偉いさん扱いのまま。私たちを捕まえても解決しない。男は何をやっても許される。【「札束と寝る女神たち」より】
マジでこれですよね。
金持ちや権力者は何しても許され優遇されるのに、被害を被った一般人は死んでも素知らぬ顔で尊厳踏みにじられる。
身近なことで言えば、日々ネットやテレビで取り上げられてる話題(方向性)が全然違うことにも、世の中の闇や何かしらの力を感じますよね。
こういった闇深い犯罪がそりゃ無くならんわと。
そんなこんなで服役したエミが出所。
家へ帰る道中のナレーションが深い。
後悔しないようにと自分に言ってきた。その反動で今は全てを後悔してる【「札束と寝る女神たち」より】
あぁ、これこそ人生だなぁ~と感じましたね。
うまく説明できないけど人間ってそんなもんだよなぁと。
他にもこんなことを言ってましたよ。
- ママの死に立ち会えなかったこと
- 友達からの電話に出なかったこと
- 娘はサムの子どもだと言わなかったこと
- 娘との最後の夜にお話を終えられなかったこと

身投げしたカミラと同じ名前をつけた娘カミラは、実はサムの子どもだったって!?やっぱりか!
衝突して喧嘩したけど、ありのままのエミを愛してくれてたママは亡くなってしまったんですね。
それは悔やまれます。
他のパウリーナ・ガウォンスカ(エミ役)作品はどこで観れる?
「札束と寝る女神たち」で主人公エミを演じたパウリーナ・ガウォンスカ が魅力的だったんで、「出演作を他にももっと観たい!」と思われてる方もいるんじゃないでしょうか。
ここでは、パウリーナ・ガウォンスカ出演作を配信中のサービスをまとめているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
「愛のテンダネス」(2016年)
映画「愛のテンダネス」は、ポーランド・ワルシャワを舞台に、家族から離れて自分らしく生きようとする4人の男女を描いた人間ドラマ。
舞台女優のプレッシャーや、同棲中のカップルの愛の形など、彼らが抱える愛、孤独、欲望といった人生の一コマが交互に映し出され、大人の恋愛や葛藤を官能的な雰囲気で綴った作品です。
タイトル | 愛のテンダネス |
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原題 | Czulosc |
製作年 | 2016年 |
製作国 | ポーランド |
監督 |
ヴァクラフ・ミクラシェフスキ
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脚本 |
ヴァクラフ・ミクラシェフスキ
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キャスト |
ユスティナ・ワシレフスカ、パヴェウ・ドマガラ、パウリーナ・ガウォンスカ、バルトシュ・シュパク、カミラ・カミンスカ
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ただ本作は、かなりマイナーなようで、日本でも海外サイトIMDbでもレビューが少ない上に「万人受けしない」「理解には忍耐と努力が必要」といった意見が…
じゃあ、どこで観れるのか?
検索したところ、なんとYouTube「SONOVISION (official)」にフルでアップロードされてるではありませんかっ!
違法?怪しい!?と心配になってチャンネル概要を見たところ、どうやらソノヴィジョンとは、ポーランドのワルシャワを拠点とし、アメリカで設立された販売/配給および製作会社のようです。

日本語字幕はないのでご注意ください。
いやいや、自分は「愛のテンダネス」をちゃんと日本語字幕で堪能したいよ!という方は、「札束と寝る女神たち」を配信中のU-NEXT(31日間無料トライアル実施中!)などでも視聴可能です。※2025年5月16日時点の情報です
「Furioza/フリオザ」(2022年)
タイトル | Furioza/フリオザ |
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原題 | FURIOZA |
製作年 | 2022年 |
製作国 | ポーランド |
監督 | ツィプリヤン・T・オレンツキ |
キャスト | マテウシュ・バナシュク、ヴェロニカ・キションシキエヴィチ、マテウシュ・ダミエツキ、ウーカシュ・シムラット、ヴォイチェフ・ジエリンスキ、シモン・ボブロフスキ、ヤヌシュ・ハビョル、セバスティアン・スタンキェヴィッチ、コンラッド・エレリク、パウリーナ・ガウォンスカ、ツェザリ・ウカシェヴィチ |
「キル・ミー・ダーリン」(2024年)
タイトル | キル・ミー・ダーリン |
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原題 | KILL ME IF YOU DARE |
製作年 | 2024年 |
製作国 | ポーランド |
監督 | フィリップ・ジルバー |
キャスト | マテウシュ・バナシュク、ヴェロニカ・キションシキエヴィチ、アグニェシュカ・ヴィエンドウォシャ、ピョートル・ログツキ、パウリーナ・ガウォンスカ、ミロスワフ・バカ、ドロタ・ポミカワ、ピョートル・ゴンソフスキ、マウゴジャタ・ミコワイチャク、ピョートル・ノヴァク |
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