今回ご紹介するのは、2023年LifetimeのTV映画「シークレット・オブ・ランドロードー隠された家主の秘密ー」(原題:My Landlord Wants Me Dead)。
※本ページの情報は記事執筆時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
あらすじ
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カレッジを中退し行き場を失ったマディーは、おばの家に転がり込む。自然豊かな田舎の一軒家で充実した日々を送る彼女だったが、おばの留守中、夜中に大きな物音がしたり、誰かの視線を感じたりと、不可解な出来事が次々と起こり始める。マディーは意を決し、真相を暴くべく調査を開始するのだが?【Huluより引用】
予告動画
キャスト
役名 | 役者名 |
---|---|
マディー | エミリー・ロズリン・ビヤレアル |
ポール | ロイ・エイブラムソン |
ケヴィン | ジョーイ・ヘイワース |
レイラ | ローレン・ヴァズ |
グレース | アンズ・ローソン |
【ネタバレ】感想・内容振り返り
来たぞ!
Lifetimeの新作。
今回の「シークレット・オブ・ランドロードー隠された家主の秘密ー」は、Lifetimeお馴染みの実話ベースではない作品。
➡関連:実話ベースの映画作品の感想
理解不能な頭のおかしなキャラクターが、こりゃまた奇妙なストーリー展開で活躍する、「あたおか」シリーズなのです。
これまでLifetime作品の感想は、いくつかブログにUPしたけど、実は途中で視聴を挫折した作品や、感想書く気にもならなかった作品など様々。
「もっと大作観ろよ」と常に思うんですが、ついつい観ちゃう不思議な魅力。
今回はさて、どうだったのでしょうか(笑)
キラキラ女子とイライラ男爺
主人公はリアルでもキラキラしてそう(インスタのイメージ)な、エミリー・ロズリン・ビヤレアル演じるマディー。
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いつだってどんな時だってメイクバッチリ。
寝ようが風呂に入ろうが、山中で気絶しようがメイクが崩れないのは憎いぜっ(笑)!
ついでにもうひとつ言うと、話してる彼女の口が人より開かない(動かない)のが気になってしまったよ。
母親を亡くし大学を中退し、お金もないマディーをアフリカ遠征に行くおばが、「留守中わたしの家でくつろぎなさい」と迎え入れてくれるという始まり。
だけどおばの旦那ポールは納得いかない。
「安いモーテルとかに行けよ」とプリプリ反対しちゃうんです。
とは言え、ポールはこの家には住んでいないらしく、同居するわけでもないのに何を言ってんだか。
汚されたら嫌とか、神経質なタイプなのかな?
そんな言い争いの最中にマディーは到着。
おばと再会の挨拶を終えた後に初対面のポールに挨拶すると、あからさまに嫌そう。
「この部屋(寝室)には絶対入るな」と釘まで刺して来た。
ちょっと気がかりだけど、隣にイケメンも住んでるし、Wi-Fiも無くて携帯電波も弱いけど、まぁいっかとおばの家でゆったり田舎ライフを送り始めるのです。
だけど夜になると激しい物音がしたり、風呂から湯ではないものが出て来たり、ドアノブが壊れたり、家の中を荒らされたり不可解なことばかり。
それにポールの登場タイミングも若干ホラー。
だって風呂あがりにマディーが下着姿で部屋に戻ったら、ボーッとポールが椅子に座ってるんですもん(笑)殺し屋かい?
家主はポールだし鍵を持ってるのは理解できても、いつでも突然入って来るから気持ち悪い。
そして立ち入り禁止の寝室に長時間こもる……これルーティン。
一体何をしてんだか。
明らかにこの部屋で見られては困ることをしてるか、何か隠し込んでるかですよね。
実は(と言うほどでもないけど?)本作の本当の意味での主役はポール。
彼がマジで気持ち悪い。
おばが留守にした途端、キャラ変しちゃうし
不快すぎてイラ立ちをを覚えるレベル。
人を馬鹿にするような態度と、笑い方が上手すぎです。
デリカシーないし性格悪すぎ!と思ったのが、マディーがお風呂に入っていたら、湯ではなく血がドボドボ出て来た時のこと。
パニックになったマディーが、ポールに助けの電話をかけるという場面があったんですよ。
でもこれ、マディーを家から追い出すためのポールの嫌がらせの1つ。
素知らぬ顔で電話を受け、「血が出るなんてそんなわけあるかいな。生理なんじゃないの?」とおびえるマディーに半笑いで意地悪言う始末。
ポールったら、マディーの反応が楽しくって仕方ない。
ひとりでテンション上がっちゃってたね。
無職か!?暇かっ!?ってくらい、マディーに粘着して夜な夜な窓から中を覗き、小細工してくるんです。
正直マディーも警戒心無さすぎでは!?とも思ったんですけどね。
よく見れば家のちょっと離れたところに、ポールの車停まってるのに、それを常に気にする様子もないんですもん。
序盤~中盤は謎や小ネタを色々挟み込んでて、徐々に繋がっていく面白さを散りばめてはいたけど、ポールの不快指数が高くて全然入って来ない。
なんならポールが、どこまで気持ち悪くなってくれるか楽しみにしちゃってたり。
始めはイイ人だったのに、実はサイコパスだった!な流れにせず、冒頭から危険人物オーラ全開でどんでん返しも無し。
ある意味寄り道無しで清々しいかも(笑)?
たまに観たくなる安っぽい演技
全体的にはこの手の作品にありがちな、安っぽい演技が目立ったんですが、こういうのもたまに観たくなるんですよね。
率先してオススメはしませんが、「何観てたんだか(ヤレヤレ)」的余韻を味わいたい方には、是非オススメしたい作品です。
でもどうせ観るなら、Lifetimeの実話ベースの作品の方が残るものがあって良き。
と、硬くかしこまらず感想が書ける作品って下げ発言しつつも(?)好きです。
そんな「シークレット・オブ・ランドロードー隠された家主の秘密ー」は、HuluやU-NEXTで、見放題配信中ですよ。
※本ページの情報は記事執筆時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
【結末】と【ポールが寝室に隠していたもの】
以前、ケイシーという若い美女がこの家の客間を借りていたんです。
このケイシーは隣人イケメンのケヴィンと恋人関係になるんですが、ポールも彼女にゾッコン。
ある時ケイシーがケヴィンと一緒に暮らすと言い出したため、カッとなったポールがケイシーを絞殺してしまうんです。
ポールは通報もせず、ケイシーの遺体にお気に入りのワンピースを着せ、ベッドの下に寝かせていました。
そして寝室にこもっては、ケイシーの遺体と添い寝していた模様。
表向きケイシーは出て行ったことになってたので、まさかベッドの下でミイラ化してたなんて、おばも恋人のケヴィンも全く知りませんでした。
えっ、でもニオイとか大丈夫だったの?
色々無理ありすぎですが、ポールの焚いていたキャンドル(ラベンダー)が強烈だったということにしておきましょう。
ちなみに怪しげなポールに興味を持って詮索していたマディーの友人と、ポールと言い争いになったケヴィンは殺害されてしまい、マディーもポールと殺し合いに。
通報で駆けつけた警察にポールは連れて行かれ、マディーはなんとか無事でした。
アフリカ遠征に行っていた(はずの)おばも、超ハイスピードで唐突の帰宅。
そしていきなり1年後の場面に。
マディーはおばと同じく、自身も写真家としての道を極めようとスタートを切ってエンディングでした。
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