今回ご紹介するのは2021年のフランスの官能映画「フレンチアルプスの少女 15歳の欲望」（原題：Clèves）
15歳少女ソランジュを演じたルイジアナ・ガヴァナーの初々しさに注目！
視聴や詳細はコチラから
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あらすじ
フレンチアルプスの小さな村に住む15歳のソランジュ。性への好奇心が芽生えたソランジュの行動に両親や叔父が目を光らせていたが、両親が離婚したことで、徐々に周囲の環境が変わってくる。友人のパーティーで知り合ったアルノ―と意気投合し、ソランジュは初めての性体験をするが…【Hulu
より引用】
予告動画
登場人物・キャスト
ソランジュ
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✅演：ルイジアナ・ガヴァナー
ギヨーム
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✅演：ヴァンサン・デニアール
アルノ―
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✅演：アイメリック・フーゲロン
ソランジュの母
✅演：サラ・スコ
ソランジュの父
✅演：アレクサンドル・スタイガー
【評価】海外の反応・クチコミ
海外サイト「IMDb」での評価はこちら。
★6.4／10
377
どうやら劇場公開はされてないみたい。作品としてはかなりマイナーという認識でいいのかな？
【ネタバレ】感想
後味は良くないけど思春期特有の支離滅裂は共感できる！
フランスの作家マリー・ダリュセック（Marie Darrieussecq）の2011年の小説「clèves 」を基に映画化された本作は、海外サイトでのレビュー数と同様、X（旧Twitter）で日本人の感想を探してもなっかなか出て来ない。
私は全く本作のことを知らず、偶然Huluの新着欄で見つけた＆フランスって響きから、淡々とオシャレに描かれた思春期の少女の成長物語りかな？なんて期待して視聴しました。
ん？
確かに気取らずシレ～っと良い雰囲気を持ってるけど、思ってた以上に生々しいし痛々しいし後味はよろしくなかった。
幼い純粋無垢な子どもが大人の心をえぐる素直で残酷な言動をするように、本作のソランジュ（15歳）もなかなかのキャラ。
秒で機嫌がコロコロ変わる思春期特有の不安定さ。
突発的にぶっ飛んだ行動を選択するエネルギーを兼ね備えてるくせに、うまくいかなかったらとことんイライラしたり落ち込んだりする悲劇のヒロイン思考とかめちゃ共感できる。
気になる人の電話を忍耐強く、そして執念深く待つとことかまさに昔の私やん（笑）！
また電話するわ！また今度ね！って社交辞令に惑わされてた自分を思い出したよ。
大人になるにつれ冷静に判断したり振り回されなくなって来るけど、この時期はひとつのことに執着して一喜一憂する世界に生きてるのだ！
憑りつかれたように。
ソランジュが「性」に執着したのは、家庭環境の影響もあったんだろうなぁ。
浮気で帰って来なくなった父親、精神を病み家を空けがちな母親。
隣に住む叔父ギヨームの愛情を違った形に自らで変えてしまったり、自分を安売りすることで男を繋ぎとめるところなんて、愛情に飢えてたんだなと思えて仕方ない点でした。
誰よりも早く経験してしまいたいという好奇心や焦りとは別に、常に満たされずさびしそうで空虚な印象が強かったのも気になるところ。
そのせいかソランジュ可愛げなかったんよねぇ。
ただソランジュのこの物語りは、数年後笑い話になるような結末を迎えなかったのが妙に生々しい。
こんな経験をして、どんな大人の女性になるのか？と心配になってしまいますね。
ギヨームとソランジュ
イケメンのアルノ―がきっとチャライ奴なだろうなという点はさておき、ソランジュの世話役だった隣人のギヨームとの関係って心がゾワゾワしませんでした？
ギヨームって一体何歳設定なんでしょうか。
大柄でロック好き、庭仕事好きな家事もできちゃう万能男。
ソランジュのこと本当に大切に見守って来たはずだけど、彼女の誘惑（煽り？）に抗えず肉体関係を持ってしまうんです。
そりゃ大人のギヨームがアウト―！ではあるものの、ギヨームだけを全力で責めることができない人柄と環境だなと苦しくなりました。
「俺を変にしたいのか」と言ってた通り、一線を越えたことで2人は傍から見てもただならぬ関係だったはず。
こういうのってさり気ない仕草や距離感に、何か異様な空気感じるよね。
ギヨームとの子どもを妊娠中絶し、婦人科からギヨームの目を盗みアルノ―のところへ行ってしまうソランジュがまさに未成年っぽいなと。
ギヨームが大量の除草剤を飲んだけど、結局助かったのでしょうか。
その行動に至った理由は何だったんだろう。
ソランジュが残した手紙の「追って来たらみんなに言うから」って言葉が刺さってしまったのか。
罪悪感？絶望？不安？恐怖？
まさかこんな事になるなんて。
ルイジアナ・ガヴァナーは一体何歳だったの？
ところでソランジュは15歳の未成年設定だったけど、演じたルイジアナ・ガヴァナーは一体何歳だったの？と。
彼女のプロフィールを調べてみると、生まれは2001年1月4日で撮影時は19歳だったそうな。
15歳に違和感なかったから、シリアス展開が余計リアルなんだよね。
上下丸出しだったし（モザイクはあり）、体当たり演技だったのは言うまでもありませぬ。
ただ見えそうで見えない手法やモザイクのせいか、あっさりした画で異様なイヤラシサは無し。
この辺はやはり若い演者さんへの配慮があったのかもしれませんね。憶測で言うてますー。
視聴は下記サービスから
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