ジョン・トラヴォルタが怪演と、キレるデヴォン・サワを拝め!
今回ご紹介するのは、2019年のアメリカ映画「ファナティック ハリウッドの狂愛者」(原題:The Fanatic)。
ジョン・トラヴォルタが、映画オタクのストーカー役に!人気俳優ハンターをあのデヴォン・サワが演じてるよ。
見た目っからして危なっかしい、ジョン・トラヴォルタの演技がこりゃまた見事で、最後までハラハラ!
目が離せない88分です。
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登場人物・キャスト
✅ムース
演:ジョン・トラヴォルタ
✅ハンター・ダンバー
演:デヴォン・サワ
✅リア
演:アナ・ゴーリャ
あらすじ
ハリウッド大通りでパフォーマーをしながら日銭を稼ぐムースは大の映画オタク。人気俳優のハンター・ダンバーの熱狂的なファンである彼は、ダンバーからサインをもらうことを夢見ていた。だが、念願叶って参加したサイン会で冷たくあしらわれてしまい…。【U-NEXTより引用】
予告動画
感想
評価は高くなかったけど
あまり高評価を得てなさそうな「ファナティック ハリウッドの狂愛者」なんですが、私は好きでしたよー。
サクッと90分切ってて観やすかったですしね。
最初にも書いたのですが、やっぱりジョン・トラヴォルタってイイ俳優だなぁと感じました。
役柄の幅も広いけど、やっぱりどこか他とは違う「気(オーラ)」があると言うか。
まさに本作でも見どころのひとつが「狂気」だったのですが(笑)
熱狂的なファン
この主人公ムースは人気俳優ハンター・ダンバーの大ファンだけど、何やっても最高!と声を上げる信者的なファンじゃなくて、きちんと批判できるファンなんです。
それだけ熱心に全集中で観ている証拠なんでしょう。
見た目も暮らしも冴えないけど、ダンバーを愛する強い気持ちは曲げない。
ムースには多分精神疾患があるのかな?
その優しく弱々しいキャラクターにつけ込み、嫌がらせをしたりバカにしてくる人もいて腹立たしい気分にもなりました。
通院してたのかな?サポートはされていなかったのかな?
家族もいないっぽいしなかなかサビシイ育ちだった模様……
サイン会で夢破れる
そんなムースが愛してやまない憧れのダンバーのサイン会が開催!
サインしてもらうべく高額で買ったグッズを抱きしめテンション上がりまくっていたのに、自分の番直前にサイン会がお開きに。
こりゃ確かにショック!
誰だって怒ってしまうよねぇ。
ムースはただただダンバーのサインが欲しいだけ。
別に転売するわけでもないし、ただただそれを願って、この日を特別な日にしようと話す内容や服装も考えて考えて過ごしてたんです。
この気持ちや様子が分かるから、余計に心を砕かれたような感覚が伝わって来ます。
でもゴリ押しでなんとかならんものかっ!と接触するけど、彼の独特な雰囲気とKY愛でダンバーにキモがられてしまい、サインすらも拒絶され更にショック!
なーんかセレブの対応じゃないし、私だったらダンバーの塩対応に愛も冷めるかも(笑)
だけどムースは屈しない!悪意もなく純粋な気持ちでダンバーに近づこうと意気込んでおります。
恨みとか無しにね。
だけどこれってメチャ怖い。
アプリがムースをストーカーに
そんな時、唯一の友達であるカメラマンのリア(アナ・ゴーリャ)に相談すると、彼女が【セレブの自宅情報アプリ】の存在を教えてくれて急展開!
「凄いじゃんこのアプリ!」
有名セレブ達の情報がダダ漏れで興奮。
リア的には「アプリ内で見て楽しんで!実際に行くなんて無茶しないで!」という意味だったけど、ムースは早速ダンバー宅へレッツヴォルタ!
警備の薄さとかセレブにしては無防備だなって感じるところは多々あったけども、ウハウハで覗き込んでたらジョギングから戻ったダンバー&息子にバッタリ!
普通なら後ろめたくて隠れたりするだろうけど、ムースは全く悪気もなく迷惑をかけている意識も無いから堂々とダンバーに手紙を渡そう、サインをもらおうと頼みます。
ムースとダンバーの温度差よ。
そりゃダンバーにとっては恐ろしいし、迷惑行為には変わりないしイラ立つだろうけど、警備とかいないのん?
自分で対応しすぎじゃない(笑)?
それに毎度ちょっとクズさがチラつくダンバーの態度。
サインを欲しがるムースの胸元に突き刺すように力を入れてマジックで書いたりと、ちょっとなぁ~器の小ささを感じちゃう。
こんなことされたら、ファンも逆上しちゃうんじゃない。
ついに一線を越えてしまう
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ところがどんなに拒絶されても、根本的に自分の行動が迷惑行為だと思っていないムースは懲りずにダンバー宅へ。
手紙片手に庭へ侵入してついに家政婦と鉢合わせてトラブルに。そしてもみ合っているうちに頭を打った家政婦は即死……ありゃりゃ最悪。
動揺してたしその場から逃げるのかなって思ったけど、お構いなしにダンバー宅へIN。
嬉しくって写真撮りまくり!そしてSNSに投稿!
だって犯罪行為だなんて思ってないですからね(笑)
トイレに入りながらダンバーの台本を見て難癖をつけたり、冷蔵庫を開けて直接指突っ込んで食べたり、ホームビデオを勝手に観たり、洗面所ではダンバーの歯ブラシでベロ磨き。
更には眠剤飲んでグッスリ眠ってるダンバーとツーショット写真撮ったり、耳たぶのニオイ嗅いだり、顔突っついたりペタペタ触れまくりの気持ち悪さ全開!
でも後半はエスカレートしちゃって、ダンバーをベッドに縛り警察沙汰のラインをガッツリ超えちゃったムース。
ダンバーの反撃が予想以上だった
身の危険を感じたダンバーの気持ちもそりゃ分かるけど、やっぱり感情的というかキレやすいのかな。
必要以上に反撃に出ちゃってビックリ。
なんか逆に怖かったね。
そんな抵抗もしてないムースの右手指を銃で吹き飛ばすわ、右目をナイフで突き刺すわで、こっちの方がヤバイやん……狙うとこソコ?みたいな。
銃に関しては弾が切れてストップしただけで、もっと撃とうとしてましたしね。
なんでこんな俳優の熱狂的ファンしちゃったんだろうなぁ。
結末はどうなった?
元々自分が悪かったとは言え、思っていなかった展開で想像以上に負傷したムース。
我に返ったダンバーに無言で外に放り出され、血まみれでフラフラ歩いて帰っていました。
そんなムースを見て笑って写真を撮るテンション高めの人がいたり。
でも良かった。
友達のリアが偶然ムースを見つけてくれたんです。
ムースは手と目を失ったけど本質は変わらないし、今回の件だって反省はしてないと思うから、やっぱり何かしらのサポートやケアは必要ですね。
また繰り返しそう。
その後ダンバー宅のドアを警察がノックしました。
手錠をされパトカーに乗せられたダンバー。
庭で亡くなっている家政婦についても疑われるでしょうし、信用も名声も全て失ったでしょう。
正直身近な人達からの評判は良くなさそうなので、不利な証言をされる可能性も高いです。
やっぱり日頃の人付き合いとか態度や対応って大切ですなぁ。
ダンバーを演じたデヴォン・サワ
ドラマ「チャッキー」で一人二役でルーカス(ジェイクの父)とローガン(ジュニアの父)を演じたのもデヴォン・サワだったんですよね。
「ファナティック ハリウッドの狂愛者」を先に観ていたんですが、ルーカスとローガンを見た時に凄い既視感ありましたよ。
見た目とかじゃなく、なんとなく人のジャンル一緒じゃない?って(笑)
みんなの評価、クチコミは?
ファナティック ハリウッドの狂愛者
憧れの映画スターのサイン会で大失態をしてしまいサインを貰えなかったおじさんが、だんだんと歪んだ愛を展開。家まで特定、勝手に忍び込んで好き勝手した挙句…なお話
久しぶりにみたジョントラボルタにまずびっくり!#映画 pic.twitter.com/KrGvA4K8LX— ホワイトルシアン (@wm0v1eslnje) November 7, 2022
#ショボン映画メモ
「ファナティック」強い悪役を演じたら本当に面倒くさいイメージのジョン・トラヴォルタの怪演が光る狂作。
ハリウッドが生活の全てみたいなオタクの中年が、憧れのスターに邪険にされた逆恨みでストーカーと化すお話。
お話としてはありきたりだし、ラズベリー賞も貰ったようだ pic.twitter.com/cN0B9HmRED— 84式ショボーン (@show_bone_84) October 30, 2022
『ファナティック ハリウッドの狂愛者』
ジョントラボルタが映画俳優の
熱狂的ファンでヤバいストーカー役
を演じています。初めてジョントラボルタの映画
を観ましたが純粋過ぎる
ストーカー役を怪演してました。— ヒストリア (@summer_clouds8) October 6, 2022
映画「ファナティック ハリウッドの狂愛者」を見た。
ジョン・トラボルタが熱狂的なファン役で、好かれた俳優がえらい目に遭う話。悪意があるのではなくて、作中明確にされないけれど明らかに知的障害で空気読めないジョン・トラボルタの怪演映画。— George@キジトラ㌠ (@George7650) September 4, 2022
『ファナティック ハリウッドの狂愛者』見ました。主人公のムースのストーカーぶりも怖いけど、一般人に脅迫するような言動のある俳優も怖いだろ。現実ではムースみたいな人は芸能人じゃなくて身近な人にもああいう執着心を持つことはあるだろうから、ある意味現実的で後味の悪い怖さのある映画だな pic.twitter.com/k8HcK3OkIc
— つぼもり (@kk_rah417) August 9, 2022
最後に
「ファナティック ハリウッドの狂愛者」は、評価こそ低かったようですが、私はジョン・トラヴォルタの演技やキャラづくりを観て改めて「俳優力」の高さを感じました。
そしてデヴォン・サワが暴走する後半の展開は、やりすぎ感タップリで冷や汗もの。
心打たれる!揺さぶられる!な感動作品ではないにしろ、個人的には楽しめた作品でしたよ。
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