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【ネタバレ感想】ドラマ「グッド・アメリカン・ファミリー」第5話:ナタリア孤独な一人暮らしと愛への渇望

 

この記事はDisney+(ディズニープラス)で配信中の実話を基にしたドラマ「グッド・アメリカン・ファミリー」第5話のネタバレ感想です。

 

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第4話のネタバレ感想」→

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第5話「トゥー・ハーティー・ウィズアウト・イット」

一人暮らしスタートと同時にナタリア視点に

 

第4話のラストで成人認定され、クリスティンとマイケルに家を追い出されたナタリア。

突然始まった一人暮らしの様子が、ナタリア視点で描かれていました。

確かに追い出されて当然のトラブルメーカーではありましたが、低身長で歩行器がないと歩きにくいナタリアにとっては、あまりにも過酷な状況です。

むやみにウロウロしないように、わざと歩行器を渡さなかったのかな?と勘ぐってしまったんですが、実際のところはどうなんでしょう。

仮に引っ越し当日に忘れてたとしたら、家にあっても邪魔だし届ける気がするんです。

あと食料は定期的に届けられたとて、思うように動きにくいナタリアには全てが使いにくそうでした。

キッチンの戸棚にも手が届かず、冷蔵庫も開けにくそう。

大量の缶詰も缶切りでなかなか開けられません。

風呂も洗面も至難の業すぎて、いくらナタリアでも気の毒になってきました。

 

ただ愛されたいだけの問題児だったのか!?

第5話を観て思ったのが、バーネット家にいた時には感じなかったくらいママの愛に飢えてたことでしょうか。

あんなに可愛らしい声で「ママ」と言うこと、今まであったかなぁ?

クリスティン視点だとナタリアとは敵対してる様子で、互いに可愛げのない態度でしたもん。

家に帰りたいと懇願したり、テレビに出てるクリスティンを見て本が出版されたことを知り、図書館に行って嬉しそうに本を手に取るとか、同居してた時の態度からは考えられません!

でもちょっと胸が痛んだのは、この本の中にナタリアは存在せず

本に掲載されていた家族写真には自分もいたはずなのに、しっかり排除されてる始末。

 

パー子
パー子

ナタリアのいない家族写真だって撮れたはずなのに、あえてコレを載せてるとこに、なんか意地の悪さを感じちゃいます。

 

バーネット家での数々の悪行を、ナタリアは否定してないんで、一応クリスティンの主張通りだったのかなと。

コーヒーの毒や電気柵の件も認めてるような口ぶりでした。

 

ただこのエピソードの彼女を見てると、その悪行に悪意はないというか、心の叫びであったり感情のコントロールができず暴走したという印象でした。

自業自得とは言え、本当は他の子どもたちと同じように、家族に愛され暮らしたい気持ちが根底にあるようでした。

だけどうまくいかない、自分が悪い、ゴメンナサイと、ひとりの時間はそればっかりでした。

とは言え、あっけらかんとクリスティンに「息子たちを毛布にくるんで埋めたかった」と言えるあたり、やっぱズレてるんだろうなぁと。

 

 

頼れる友達ができた!と思ったけど

ケガをしたナタリアが、助けを求めて外に出た時、偶然ドアが開いてた部屋の住人JJ(ジェーン・アダムス)がいい人でしたね。

明るくて親切な人なんで、ナタリアも懐いてて頼ってる様子でした。

たまたま泊まりに来ていた孫のキートンが、バスでナタリアの家に行こう!と提案して、軽いノリ(流れ)でJJに無断で出発。

楽しい子ども同士(ナタリアは一応成人だけど)の旅みたいなはずだったのに、行き先を勘違いしてバスに乗るわ、やっとの思いで家に着いたらバーネット宅が売家になってるわで、疲れ果てたキートンと険悪ムードに。

偶然出会ったヴァルに声をかけると、以前とは違う冷たい言動で「クリスティンはキリスト教的すぎた。私なら刑務所に送ったわ」とズバッ。

一緒にいたキートンも「騙された!」と言い出し、また独りぼっちに。

ヴァルのおかげで無事に家に戻るも、キートンを連れまわしたことにさすがのJJも怒って「黙れ、このひねくれ野郎」と吐き捨てて行きました。

 

ただただママ(クリスティン)に、ちゃんと一人暮らし頑張ってるよ!と見てもらいたかっただけなのに。

自分が良かれと思って起こした行動が人に迷惑をかけてばかり。

謝ったって誰も許してくれないし、耳も傾けてはくれない。

 

彼女なりに必死なのが伝わって来る分、いっこうに好転しない様子を見てるのはつらいものがありましたね。

咄嗟に嘘もつくし、人のせいにするところも変わってないけど、ただただ愛に飢え続けてる子なんだなぁと、ここでもまた強く感じました。

 

 

クリスティンに会えたと思ったら

キートンの件が響いたのか、慣れ始めた家からも追い出されてしまったようです。

クリスティンの声で目覚め、一瞬嬉しそうにしたナタリアですが、また新たな環境での一人暮らしを始めることとなりました。

 

が!

今度の部屋が2階にあって、この階段の昇り降りがまた大変そう。

階段の柵にしがみついて、一段一段足を運ぶのも一苦労でした。

 

ナタリアと一緒に暮らす恐怖をこれまでの4話で感じて来たし、私も無理だけど、こんな形での放り出し方しかなかったのかなぁ。

住む場所や食料など金銭的な援助はしてくれてるし、それだけでも凄く神対応かもしれません。

でもサポートありきで生きて来た(であろう)ナタリアを、いきなりバリアフリーでもない環境に1人にしたら、結果的に周りに迷惑をかけたりトラブルを起こすことになるのでは?と、なーんかモヤモヤっとするんですよね。

どうするんがベストなんでしょうね。

 

 

パー子
パー子

エレン・ポンピオの顔が、これまでにないほど意地悪に見えた回でした。

 

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