この記事はDisney+(ディズニープラス)で配信中の実話を基にしたドラマ「グッド・アメリカン・ファミリー
」第6話のネタバレ感想です。
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第6話「ノット・トゥデイ・サタン」
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シンシア・マンスとの出会い
クリスティンからは、「ただ学校に行って帰って来るだけ!」と、新たなアパート(しかも2階)に引っ越して来た途端、大人だらけの学校へ通うことになったナタリア。
第5話からナタリア視点でストーリーが展開し、はじめの4話とは大きく異なり、明らかにナタリアは子どもだと私も感じるようになって来ました。
だけど「私は22歳、若く見えるだけ」を呪文のように、自分にも周りの人間にも言うようクリスティンに躾けられていたんです。

催涙スプレーまでかけられてました。
学校の行き帰りは徒歩で、荷物も多くまさに苦行。
足の裏から出血して歩けず休憩している時に、シンシア(クリスティーナ・ネンドリックス)に出会いました。
この時のシンシアの近づき方が手慣れてるというか、心細い時にこんな風に構われたら涙出そうになるくらい嬉しいかもしれません。
でもナタリアは、人と交流するべからず!のクリスティンの教えを守り、自分に構ってくれるなオーラを出すも失敗。
シンシアの方が何倍もウワテで、アパートまで送ってもらうことになりました。
↓ナタリアを演じたイモージェン・フェイス・リードって?
優しいマンス夫妻だけど、買い物でナタリアのカード使うのってどうよ?
親切で明るい人と出会えて良かったねと思ったのも束の間、部屋の様子から違和感を感じたシンシアは、ナタリアから離れようとはせず、今度は食材を買いにスーパーに行こうと言葉巧みに連れ出しました。
なんせシンシアは会話のテンポが良く、大人だけど堅苦しくなく無茶もするし、冗談も言うし、クリスティンにはない明るさが魅力的に感じます。
42歳設定ですが、若い人とも仲良くなるのが早そうな印象。
でも!
でもですよ!
スーパーで大量に食材買ってレジで支払う時、「夕食に招待して私が作るから、食材はナタリアのカードで買ってくれない?」と店員の前で提案したんです。
家から離れたところだし、走って逃げるわけにも行かない。
こりゃカードを渡すしかないですよね。
悪気もなさそうにカードを使って、教会の裏にある自宅に帰ると、賑やかな7人の子どもたち(実子ではない)が出迎えてくれました。
風呂嫌いなナタリアは臭いとか言われつつも食事に映画鑑賞と、早く帰りたいのにどんどん後回しにされ結果的に泊まることに…
どうやらシンシアは、ナタリアを家まで送ると言いつつ、その気は無さそう。
夜中目覚めた時、夫婦で「あの子がいたから食材を買えた」とか言ってる。
なんか金目当て臭いぞ!と、視聴者だけじゃなくこの場にいたナタリアも感じたんじゃないでしょうか。
親切だけど信用していいのか、ちょっと曖昧なところを行ったり来たりする感じでした。
ナタリアの孤独につけ込んでるのかも?
正直警戒しながら観ちゃいましたねぇ。
血のついた靴下の真相
実はこの第6話もヘビーで、マジで病みそうでした。
真相はどうなのか分かりませんが、ただただナタリアの視点で描かれる、バーネット家での暮らしが過酷すぎてきつかったです。

エレン・ポンピオのファンの方には申し訳ないのですが、「グレイズ・アナトミー」の時からエレン・ポンピオが苦手なんですよね。彼女が怖い顔でナタリアを呼んで近づく様子とか、違和感なさ過ぎて私まで肩がキュッてなりました。
衝撃だったのが、バーネット家にいる時、クリスティンがナタリアのクローゼットに、血のついた靴下を隠してたのを見つけたじゃないですか。
それを見て「生理があるのに隠してる!」と、クリスティンが憤慨したんですが、その血のついた靴下の謎、一応解けました。
ナタリアの回想場面によると、クリスティンに怒られた時、外を歩いて反省してきなさい!と靴も履かせず外に放り出されていたようです。
靴下だけで外を歩き、疲れて帰宅したら足の裏からは出血。
その靴下をクローゼットに隠してたんです。
私も第4話までのナタリアの様子から、「こりゃ生理だわ」と思い込んでたけど、ナタリア視点だとこんなにも話しが違うのか!と。
そりゃ靴下ですからね。
履くものなんで、足裏から出血して靴下を汚したと言われてもおかしくはありません。
だけどクリスティン視点だと、生理だと思えたんですよね。
もしかして虐待を隠したかったのか?
生理ネタついでに、もうひとつ触れるなら、冒頭のクリスティンがナタリアにタンポンを渡す場面ですね。
「血のついた靴下を見つけるのは嫌」と言われて渡されたタンポンを、ナタリアは「これ、足用?」と困惑。
すると、クリスティンは「なら教えてあげる」と洗面所のドアを閉めたんです。
具体的な描写は何もありませんが、場面が切り替わってドライズデール刑事との面談のやり取りから、ボンヤリと察することがありました。
ナタリアは、クリスティンに生理だと言われ、それで自覚したと言っています。
そして血を見たのは、タンポンの使い方を習った後にはなく、その時だけだと。
すみません。
めちゃくちゃ暴論かもしれないんですが、あえて言います。
もしかして、無理矢理タンポン突っ込まれて出血したのでは?
本人がこの時以外に血を見てないのも不可解。
よく分からないのに血が出たら「何?どうしたの?」と驚きますよね。
その血に対して、クリスティンから「生理だ」と言われたのを信じたんじゃないかなと。
クリスティンが血のついた靴下を見つけて、本気で「靴下使わず生理用品使ってくれ!」と思い買い与えたとしましょう。
親切心で渡したのに、「これ何?知らない」とか言われてカッとなり、使い方教えると言う名の虐待をしたのかもしれません。
結果的に出血し、自分たちが不利にならないようストーリーを作ったのか?
クリスティンがシンシアに電話をかけて来た場面もありましたが、シンシアによると話しの内容はナタリアのネガキャンだったらしい。
しかも、マイケルに言い寄ったとも言ってたらしく、こりゃ「エスター」に触発されてると言われても仕方ないです。
益々クリスティンが胡散臭くなってきました。
色々妄想が膨らみます。
↓クリスティン・バーネットの著書は高評価!今は何をしてる?
医者の通報でドライズデール刑事がやって来た
ナタリアはバーネット夫妻の申し立てで、法的に22歳ということになっていますが、実際には子どもの可能性が高いと言える要素があったようですね。
マンス夫妻が連れて行った病院で撮った股関節のレントゲンからも、成人にはない成長板があることが分かりました。
それに22歳なのに、乳歯もあると。
病院の先生の通報を受け、児童人身売買部門のドライズデール刑事(デュレ・ヒル)が現れたんですが、マンス夫妻の動きについても疑いを持っていました。
ナタリアは医学的には子どもなのに、成人の身分証を持ってるし、ナタリアとは家族でもないのに自分のところに住まわせ、障がい者手当もシンシアが受け取るように変更。
他の子どもについても実母からクレームが来てるらしく、金目当てじゃないかと睨まれてました。
マンス夫妻、親切そうだけど、やはり違うのか!?
観られた方はどんな風に思いましたか?
ただ第6話のラストでは、ナタリアはだいぶシンシアに心を開いていました。
いつも拒否していた風呂で髪を洗ってもらってたんです。
楽しそうに笑顔で。
金目当てだったとしても、こんな安らぎを感じる温かな空間にいれるなら…と思ったのかもしれません。
子どもだったら尚更、家族や人の温もりが欲しいはずです。
マンス夫妻について
『【闇】「グッド・アメリカン・ファミリー」の裏側:ナタリア・グレース事件の真相』をまとめている時、海外のニュース記事でマンス夫妻を知りました。
実は、マンス夫妻からも虐待を受けたとナタリアは告発してるんです。
近所の目撃証言もあるとかで、一体どういうことなのか非常に気になりますね。
ただこれについても、ハッキリとは分かりません。
バーネット夫妻に続きマンス夫妻とも?
いや、よくよく考えたらバーネット夫妻の前の人たちともこじれてたよね?
ナタリア視点で見え方が色々変わってますが、モヤモヤ要素はまだまだ残ってる感じです。
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