この記事はDisney+(ディズニープラス)で配信中の実話を基にしたドラマ「グッド・アメリカン・ファミリー
」第8話(最終話)のネタバレ感想です。
↓ネタバレなしの作品紹介や海外での評価はこちら
「第7話のネタバレ感想」→
←「天才児の母の光と影!ドラマ「グッド・アメリカン・ファミリー」クリスティン・バーネット」
←「実は新人!「グッド・アメリカン・ファミリー」ナタリア役イモージェン・フェイス・リードの魅力に迫る」
←「【闇】「グッド・アメリカン・ファミリー」の裏側:ナタリア・グレース事件の真相」
第8話「ブラッド・オン・ハー・ハンズ」
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いよいよ来ました!最終回。
内容や結末がどうと言うより、ひとつの物語として、うまくまとめたなというのが率直な感想ですね。
テレビ番組でのナタリアの主張
人気テレビ番組に出て、司会者のストレートな質問にハッキリ自分の言葉で答えたナタリア。
- 22歳と周りに言っていたのは、クリスティンのせい
- コーヒーに毒?いやいや、私は除菌スプレーを持ってキッチンを掃除してただけ
- 電気フェンスに突き飛ばした?彼女がこけて叫んだから押しただけ
と、バーネット夫妻が主張するホラー映画展開について否定。
しかもビックリしたのが、あの電気フェンスの件について、シンシアの夫アントワン・マンスは「あのフェンスの所有者に聞いたら、電源はオフだった」とのこと。

これが本当のことだとしたら、クリスティンが何かにつけ作り話をしていた疑いが増しますね。
「ナタリア・グレース事件」は、まだ決着がついておらず、どちらが嘘(悪)という確定はしてませんが、この↓シンシアの発言には激しく同意してしまいました。
クリスティンにとって彼女(ナタリア)はプロジェクト。救うべき障害児。でも難しくなった途端、彼女を追い出す方法を考えたのよ。【「グッド・アメリカン・ファミリー」第8話シンシア・マンスのセリフより】
世間から言われる善行も、今回の事件も、自分のキャリアのため…それだけだったのでは!?と思ってしまいます。
ナタリアの希望は、バーネット夫妻をムショ送りにすること。
果たしてどうなっていくのか。
バーネット夫妻が不利になる証言ばかり
ナタリアの証言や動画で、どんどん立場が危うくなってきたクリスティンとマイケル。
まずはマイケルの件で法廷へ。
さてどう対抗するかと、クリスティンとマイケルは互いの弁護士を引き連れ作戦会議をするんですが、自分たちの助けになるような証言が集められません。
- 校長「ナタリアはいい子で、問題はクリスティンの方だった」
- バーネット夫妻の前の養母「手放したのは、ナタリアのニーズにこたえられなかったから」
- 精神科の看護師「子どもが成人病棟に来るのは心配だったけど、裁判所命令で仕方なかった。社会病質者の診断もなかった」
- 一人暮らし時の隣人「不潔で奇妙だったけど、今は合点がいく。孫より年下だったのね。事情を知ってたら私は行動を起こしていた」
クリスティンは激しく怒りますが、マイケルはかなりまいってる様子でした。
弁護士が提案した”免責”への
マイケルは自分の弁護士から、「クリスティンに関する証言をすれば、代わりに免責の可能性がある」と聞かされ、頭が真っ白に。
現妻のジェニファーからは、そうしなさいと言わんばかりの後押し。
キャパオーバーなマイケル、一体どう出るのかドキドキしました。
ヴァルが弁護士費用払ってたのか!
クリスティンの弁護士費用ってヴァルが払ってたんですねっ!
彼女は娘がお世話になってたので、本気でクリスティンに感謝し応援してますが、証言を頼まれた時の返しから、ちゃんと身を守れる人なんだなと感じました。
このドラマを観てる私たちにも言えますが、はじめの数話は圧倒的にナタリアが悪く(見え)、「エスター」ばりのホラー展開でしたが、どれもこれも決定的場面がないことにモヤ~ッとしてたんですよね。
確かにクリスティンが言うように、危険な人間には思えるけど、実際のところは?ということが多くて。
身近にいたヴァルでさえも、「あれ、待てよ?私、クリスティンの話しを聞くばっかりで、ナタリアの悪行を直接見たことなかったわ!さすがに見てないことは証言できない」とハッキリ断ったもんだから、クリスティンの笑顔も引きつってました。

心の中で「役立たずめっ!」って言ってそうじゃなかったです(笑)?笑顔だけどめちゃ怖かったです!
Facebookのメッセージ
クリスティンとマイケルのFacebookのメッセージのやり取りには、差別用語が満載だった様子。
ナタリアを「あれ」と言ったり、「二日酔いの娼婦」と言ったり、公になったら確実に不利なワードが散見。
本のヒットで世間に認知されていた”子どもに対して諦めない、天才児ジェイコブの母”としての輝かしき実績とはギャップありますよね。
やっぱり2人揃ってナタリアに強く当たっていたのかな?
そんな風に感じる瞬間でもありました。
ちなみに、この酷いメッセージの数々はナタリアも目を通してましたが、「有利になるよね!」と反応。

クリスティンとマイケルよりも大人に見えました。
どちらも必死に戦ってるけど、クリスティンたちからは焦りしか感じません。
真相は分かりませんが、やはり自分たちに不都合なことが大ありな印象しか受けませんでした。
クリスティンを信じられなくなったマイケル
息子たちは映画に行って不在だし裁判の準備をしましょうと、クリスティンに連れられて家に行ったら、息子3人共在宅で気まずいのなんの。
「なんでパパがいるの?事情を教えて。えっ、助けるため?傷つけられたのに?」と、マイケルを悪者扱いする息子の声が聞こえ、「薬のせいで落ち着いてるわ」とクリスティンが返したり。

こんなやり取り聞いたら、息子たちに何を吹き込んでるんだろ?って怖くなりません?
申し訳ないけど、それを聞きながら慌てて2階の奥の部屋に向かうマイケルに苦笑してしまいました。
それはそうと、この2階の部屋の場面、気持ち悪くなかったです?
ドラマの作り手も、若干クリスティンを悪く見せようとしてるんでしょうか。
マイケルを手の平で転がし誘導してる感が強くて、現妻がいるにも関わらず、マイケルの飼い主はやっぱりクリスティン。
この時のマーク・デュプラスの演技に見入っちゃいました。
マイケルの疑心暗鬼する様子、表情の移り変わり、なんだかんだでクリスティンの呪縛が解けない感じがヒシヒシ伝わって来ました。
そんな迷走するマイケルを再度手なづけようと、歩み寄ってくるクリスティン。
彼女の軽薄な笑顔を巧みに作り出すエレン・ポンピオにも、改めて感心しました。
致命的な実母の一撃
部屋での作戦会議(?)は、空腹な息子たちに邪魔され中断。
そのまま気まずさ満点で、ピザを食べに出かけたのですが、会話も弾まずピリついた空気でピザも美味しくなさそう(笑)
一応、息子が誘ってマイケルもついて来たものの、息子たちのトゲのある視線や態度がマイケルに容赦なく刺さります。
もしかして?
2階の奥の部屋に息子たちが入って来たのも、その流れからピザを食べに来たのも、全部クリスティンの指示だったのでしょうか。
息子が「パパも来る?」と声をかけたわりに、敵対心丸出しの態度は腑に落ちないし、クリスティンが声をかけるように頼んでたのかな?と。
困ったもので、クリスティンが何しても悪いようにしか見えないんです…ごめんなさい。
そんな気まずい店内で弁護士からの電話を取ったマイケルは、ナタリアの実母が病院の記録や出生証明書を提供したことを知り、ヤバイと判断。
弁護士が提案していた、免責(クリスティンが不利になる証言をする)の件を決意しました。
ナタリアの証拠が却下された
ナタリアの実母の登場で証拠が出たため、圧倒的に有利と思えたのに、マイケルの育児放棄の裁判ではまさかの展開に。
第7話で描かれた、全くナタリアの話しを聞いてもらえなかった年齢変更の法廷審問(2017年)の際、上訴する機会はあったのに5年経過した今騒ぐのはおかしい!と、マイケルの弁護士が指摘。
難しい話しはさっぱり分かりませんが、あれよあれよで、マイケル側の思惑通り進んでしまいました。
追い込まれたナタリアと無罪判決
ナタリアを「子どもだった」と証言する複数の医者や、関わりのある人物が次々証言台にあがりますが、マイケルの弁護士がすべて「異議あり!」と遮り陪審員に証言を無視するよう裁判官が命じます。
この間髪入れず次々と遮られていく場面、メンタルがすり減りますね。
途中、女医が「真実に興味がないんですか?」と声を荒げる瞬間がありましたが、本当にそうですよね。

戦略、勝つためと言えども、こういう場面を見ると弁護士とは?裁判官とは?と疑問になります。
考えたところで、私には答えは見つからないけど、漠然とした不安と恐怖を感じませんか?
追い込まれたナタリアは、マイケルの弁護士から「あなたの生まれた年を言ってください」と問われ、バーネット夫妻とのあらゆる場面を思い起こしながら「1989年に生まれました」と答えました。
本人は2003年生まれを主張していたのにも関わらず…
結果、マイケルは無罪判決に。
ナタリアは「大丈夫」と言いながらも、5年前に上訴をさせなかったシンシアを責め衝突してしまいました。
クリスティンと同じ!と。
クリスティンへの誹謗中傷とヴァルの疑問
マイケルの無罪判決で、クリスティンのFacebookは大荒れ!
本人的には「これで終わった!また仕事ができる!肩の荷が降りたー!」とお祝い気分。
それなのに、まさかの誹謗中傷コメントに驚き、慌ててPCを閉じてました。
そんなクリスティンの背後に映るヴァルの様子がおかしい。
彼女は裁判にまで同行してましたが、何か言いたげな様子&歯切れも悪い。

クリスティン離れしてるん感じですよね。
どうやら一連の状況やこの日の裁判を見たヴァルは、色々思うことがあったそうです。
前提として「ナタリアはすごく大人に見えた」「背が高くなり女性的な体つきになっていた」「若い女性の顔」ということを挙げてたんで、ナタリアの告発通りの年齢(2003年生まれと主張/裁判は2022年)と感じたんじゃないでしょうか。
クリスティンといた頃は子どもで、成長して現在の体つきになったんだろうという推測ですよね。
他にも「多くの医者や実母がナタリアのために証言しようとしたけど、クリスティンは証人なし」という点にも触れてました。
確かにこれは思いますね。
裁判での証言って、内容によっては、口封じで殺されてしまうくらい重きを置かれる行為ですよね。
当然ながら偽証なんてもってのほか。
これはこれで、地に落ちます。
自分の名前や身分を隠すことなく、ナタリアが子どもであったという証言をしに来たんですもん。
それを戦略とは言え全て封じるところに、”何か”出てる気がしちゃいます。
怒って出て行くクリスティンに対し、ヴァルは「信じてた私がバカよ」と嘆いてましたが…なんか私も気をつけようって思いましたね。
やっぱり無条件に信用してしまう相手っているんで、聞いた話しばかりを鵜呑みにせずに、自分で見たり感じたりすることを信じないとなぁと。
実際クリスティンが嘘つきなのかは分かりませんが、「そう言えば、私ってクリスティンが言うような現場見たことなかった!」というヴァルの最初の気づきが大切ですね。
結末は「うまくまとめたな」という印象
「【闇】「グッド・アメリカン・ファミリー」の裏側:ナタリア・グレース事件の真相」で触れたように、マイケルの無罪判決(後にクリスティンも証拠不十分で取り下げ)を知っていたので、最終話の結末をどう締めくくるのか非常に気になっていました。
マイケルの無罪判決が出た後から、エンディングにかけて触れつつ、感想を書いていきます。
ナタリアのサプライズとマイケルの告白
驚いたことに、ナタリアはひとりでマイケル宅を訪ね、本当のことを話してほしいとお願いしました。
「知ってたんでしょ?私が子どもで彼女が私を傷つけたこと」
ただただ認めて欲しい。
それすらも否定しないで欲しい。
そんな切実な思いを感じましたが、この場面って多分ドキュメンタリー番組からの創作ですよね?
話してる内容が被ってたんです。
動画はこちら↓
一般人というか演者に見えるリアルマイケルが言うには、「自分もナタリアと同じモンスター(クリスティン)に悩まされていた」らしいんです。
怖いから従うしかなかったとか、操られていたという感じなんですが、ドラマのマイケルもナタリアにこの発言をしていましたね。
自分も被害者だよ!ナタリアと僕は同じだよ!という主張ですよね。
「でも私は子どもで、あなたは父親のはずだった」とナタリアに返され、正論すぎて何も言えません。
ジェイコブの心の傷と
ヴァルと決別したクリスティンは、ジェイコブを連れて車へ。
その車内で、ジェイコブの興味深い話しがありました。
クリスティンに「ナタリアの扱いを覚えている。一生忘れられずにいる」と。
ジェイコブって言葉は少ないですが、どの場面でも何か言わんとしてましたよね。
反抗的な態度を取る弟たちとは違った、いつも申し訳なさそうな様子。
そして「お願い。裁判は終わったんだ」と、ナタリアがマイケルに頼んだように、ジェイコブもクリスティンに言いますが、バシッとシャットアウトされてしまいました。
ジェイコブの謝罪
クリスティンとジェイコブがマイケル宅に着くと、ベンチに座って話すマイケルとナタリアがいました。
「どういうこと?」と噛みつく母親の横で、ジェイコブはナタリアに声をかけました。
- 裁判で見たけど声をかけにくかった
- 助けるべきだった
- クリスティンがナタリアのことを怖がらせた
- 子どもだったのにごめん
この発言は「天才児の母の光と影!ドラマ「グッド・アメリカン・ファミリー」クリスティン・バーネット」でも触れたように、ドキュメンタリー番組での証言が基になってるかもしれません。

証言の中には、「ナタリアのベッドで排尿を強要された」というものもあったようで、更に衝撃でした。
罪には問えなかったけど、ナタリアの心がほんの少し軽くなったかもしれません。
法廷ではないけど、関係者に自分の主張が認められ、謝罪されたことは大きいはず。
あくまでもドラマの中の場面を観て…ですが、ナタリアが一歩進めるキッカケになったんじゃないかなと感じました。

迎えに来たドライズデール刑事って、真摯に対応してくれていたんですね。
この後、ジェイコブはマイケル宅に泊まると言い、クリスティンにはついていきませんでした。
これが何よりも痛手だったんじゃないでしょうか。
一人になったクリスティンは母親の元へ
クリスティンは、そのまま母宅へ行き、ナタリアの実母の証言動画を観てましたね。
何を思って深いため息をついたんでしょうか。
セリフはありませんが、彼女がこの時どう思っていたのかは想像するしかありません。
本気でナタリアを怪物と思っていたのか、そうでっちあげたのか。
ナタリアへの励ましと応援のコメント
ドライズデール刑事に送ってもらったナタリアがマンス夫妻の家に帰ると、子ども2人がナタリアの実母の証言動画を視聴中でした。
ちょっとうんざりした様子で近づくナタリアに見せたのは、その動画ではなくコメント欄。
クリスティンのFacebookとは違い、励ましや応援、謝罪のコメントがたくさんついていたんです。
それを読みながら、微笑むナタリアの表情で幕を閉じました。
気になるテロップとナレーション
画面が暗くなった後、個人的に気になっていたことが、さり気なく最後に紹介されました。
衝突しながらも、良好な関係を築いていたと思われたマンス夫妻とナタリアですが、この後マンス夫妻の虐待疑惑が発覚。
マンス夫妻は無実を主張していますが、目撃者もいるとかいないとか…?

これについても、「【闇】「グッド・アメリカン・ファミリー」の裏側:ナタリア・グレース事件の真相」で触れてるので、良かったら飛んでみてくださいね。
含みがあるなと感じたのは、「彼ら(マンス夫妻)は無実を主張」というナレーションの後に、「クリスティン・バーネットも同様です」という一言。
結局、この事件ってどこで落ち着くんでしょうか。
ドラマはどちらかが悪という決めつけはしないとされてますが、視点を変えることで見え方がガラリと変わることを、うまく取り入れて展開してたと思います。
他にも2024年にナタリアは米国パスポートを取得し、正式に生年月日を2003年9月4日に戻したことも紹介されていました。
【深掘り】クリエイターとキャストが語る「グッド・アメリカン・ファミリー」
「グッド・アメリカン・ファミリー」を全話観て、なんとなくモヤッとしている方もいるんじゃないでしょうか。
私もその一人なんですが、海外サイトでドラマへの理解を深める手助けになりそうな記事を発見しました。
その内容を簡単にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
クリエイターが語る番組制作の意図と視点
TV Insiderの記事(2025年4月30日更新)にて、クリエイターであるケイティ・ロビンスとサラ・サザーランドが、番組制作について語っていた内容はこちら。
- メディアで大きく報道されたナタリア・グレースの物語を多角的に描くことを目指した
- リサーチチームが裁判記録、医療記録、SNSメッセージなど徹底的な調査を行ったことが、物語の基盤となっている
- 物語を養父母クリスティンとマイケルの視点から始め、途中からナタリアの視点に切り替える構成は、視聴者に事件に対する様々な見方を提示し、自身の偏見や誰を信じるかという問いに向き合わせる意図があった
- 特に、最初の4話でバーネット夫妻の告発に寄り添った視聴者が、ナタリアの視点に移ることで、自身の認識の変化や罪悪感を覚えるという反応は、クリエイターの意図通りだった
- 未解明な点を解き明かしつつ、視聴者に登場人物それぞれの立場を体験させることを重視した。
- 物語が進むにつれてナタリア側の証言の裏付けが増えるのに対し、バーネット側の証言の裏付けが少ない点を強調することで、視聴者の認識の変化を促した
どれも「なるほど!」と思うことばかり。
クリエイターの思惑通り、私の見え方と感じ方が変化していったので、まさに思うツボです(笑)

他のインタビューでも、最も恐ろしいのは、明確な事実があっても、世論や法廷で何も変わらないことだと指摘。「真実は時に重要ではない」という考えが番組の重要なテーマの一つだとも語っています。
エレン・ポンピオから見たクリスティン・バーネット
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THE Hollywood REPORTERの記事(2025年5月1日更新)にて、クリスティン・バーネット役のエレン・ポンピオが語っていた内容がこちら。
- 劇的な行動の裏には「自分が正しい」という強い確信があると分析
- 最終回の演技では、クリスティンの真実に忠実であろうとした
- 製作総指揮も務めるポンペオは、自身のクリスティン役はこれで終わりだと明言。しかし、ナタリア、特にシンシアとの今後の物語を探求することには前向きな姿勢を示唆
イモージェン・フェイス・リードから見たナタリア・グレース
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同じくTHE Hollywood REPORTERの記事(2025年5月1日更新)にて、ナタリア・グレース役のイモージェン・フェイス・リードが語っていた内容はこちら。
- 自身の役柄について、ナタリアの正義とエンパワーメントを常に意識して演じた
- 最終回の法廷シーンでは、自身が演じるナタリアはもう大人であることに非現実的な感覚を覚えた
- マイケルとの関係は壊れてしまったと感じているが、以前はお互いを修復したいという絆があったと考えている
- 養母シンシアとの最後の会話では、裁判に対する失望から距離を置く態度を示した
マーク・デュプラスから見たマイケル・バーネット
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同じくTHE Hollywood REPORTERの記事(2025年5月1日更新)にて、マイケル・バーネット役のマーク・デュプラスが語っていた内容はこちら。
- 最終回で、マイケルはナタリアへの虐待における自身の責任を完全には認識できていないと分析
- 自身の平凡さにしがみつき、問題を直視することを避けていた
- ナタリアとの和解には至らず、自身の行動を振り返り、見つめ直したいとは願っているものの、現時点ではそれができないと考えている
まとめ
キャストとクリエイターは、物語の複雑さや、それぞれのキャラクターの抱える葛藤、そして実話に基づいた事件における偏見について深く考察しながら制作に取り組んだことが伺えます。
エレン・ポンピオは自身の役は終えたとしつつも、ナタリアの物語の続きには含みを持たせており、「グッド・アメリカン・ファミリー」シーズン2の可能性もわずかに残されています。
イモージェン・フェイス・リードはナタリアの感情に寄り添い、マーク・デュプラスは自身の演じたキャラクターの弱さを理解しようと努めていました。
クリエイターたちは、このドラマを通じて視聴者に様々な問いを投げかけ、自身の偏見と向き合うきっかけを提供したいと考えていたようです。
結局のところ、「グッド・アメリカン・ファミリー」シーズン2は作られるのか?
その件については、こちら↓の記事でまとめています。
「第7話のネタバレ感想」→
←「天才児の母の光と影!ドラマ「グッド・アメリカン・ファミリー」クリスティン・バーネット」
←「実は新人!「グッド・アメリカン・ファミリー」ナタリア役イモージェン・フェイス・リードの魅力に迫る」
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※本ページの情報は記事執筆時点のものです。最新の配信状況はサイトにてご確認ください。
✅【Hulu】と【Hulu│Disney+セットプラン】についての記事はこちら
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