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【ネタバレ感想・振り返り・吹き替え】完結編「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」は恐竜映画ではなくイナゴ映画だった!

 

2022年夏休みの話題超大作!「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」

楽しみに待っていたシリーズファンの方の多くは、映画館で鑑賞されたのではないでしょうか。

この記事では映画館鑑賞した際の【正直な感想】【個人的に感じたこと】を思うがままに残しています。

 

 

 

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過去作はやっぱり観ていた方が良し

さすがに「ジュラシック」シリーズを知らずに鑑賞しても「?」連発であろう「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」は、これまで登場したキャラクターが沢山出て来ます。

 

キャラクターや個々の関係、時代の背景等、是非とも過去作を鑑賞してからをオススメいたします。

 

登場人物・キャスト

アラン・グラント(サム・ニール)

シリーズ出演作:「ジュラシック・パーク」「ジュラシック・パークⅢ」

エリー・サトラー(ローラ・ダーン)

シリーズ出演作:「ジュラシック・パーク」「ジュラシック・パークⅢ」

 

イアン・マルコム(ジェフ・ゴールドブラム)

シリーズ出演作:「ジュラシック・パーク」「ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク」「ジュラシック・ワールド/炎の王国」

 

メイジー・ロックウッド(イザベラ・サーモン)

シリーズ出演作:「ジュラシック・ワールド/炎の王国」

 

クレア・ディアリング(ブライス・ダラス・ハワード)

シリーズ出演作:「ジュラシック・ワールド」「ジュラシック・ワールド/炎の王国」

オーウェン・グレイディ(クリス・プラット)

シリーズ出演作:「ジュラシック・ワールド」「ジュラシック・ワールド/炎の王国」

ヘンリー・ウー(B・D・ウォン)

シリーズ出演作:「ジュラシック・パーク」「ジュラシック・ワールド」「ジュラシック・ワールド/炎の王国」

ヒムト君
ヒムト君

今回は今までのウー博士と見た目が全然違うから、気づかなかったよ!

ケイラ(ディワンダ・ワイズ)

シリーズ出演作:今作初出演

 

ラムジー(マムドゥ・アチー)

シリーズ出演作:今作初出演

バリー(オマール・シー)

シリーズ出演作:「ジュラシック・ワールド」

ルイス・ドジスン(キャンベル・スコット)

シリーズ出演作:「ジュラシック・パーク」

ルイス・ドジスンって何者?

約30年ぶりにシリーズに帰って来たルイス・ドジスンってどんな人だっけ?と分からない(思い出せない)人も多いのではないでしょうか。
私もその一人で今回登場したルイス・ドジスンを観ても全然ピンと来なかったんですが、「シネマトゥデイ」に興味深い記事がありましたよ。

 

『ジュラシック・パーク』の冒頭、赤いポロシャツとサングラス姿で登場したルイス・ドジスンは、インジェン社のライバル会社「バイオシン・コーポレーション」の産業スパイという設定だった。茶色のボストンバッグを持って現れたドジスンは、インジェン社のエンジニアに、恐竜の胚をシェービング・クリーム缶に入れてジュラシック・パークから持ち出すよう指示していた。

1作目でドジスンを演じたのは俳優キャメロン・ソア。キャメロンは2014年、13歳の少女に性的暴行を加えた容疑で逮捕・起訴されており、2016年に懲役6年の実刑判決を受けている。そのため、最新作では役者が変わっており、『アメイジング・スパイダーマン』でピーター・パーカーの父役を務めたキャンベル・スコットが演じている。【シネマトゥデイから引用】

 

ということで、私はスッキリ!Huluで「ジュラシック・パーク」開くところでした(笑)

ルイス・ドジスンを演じた俳優さんがキャメロン・ソアからキャンベル・スコットに変わっていたんですね。そりゃ見てもピンと来ないわけだ(笑)!

 

 

吹き替え声優

「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」の吹き替え声優は下記のように発表されておりました。

  • 玉木宏(オーウェン)
  • 木村佳乃(クレア)
  • 満島真之介(フランクリン)
  • 伊藤沙莉(ケイラ)
  • 大塚芳忠(イアン・マルコム)
  • 井上喜久子(エリー・サトラー)
  • 菅生隆之(アラン・グラント)
  • 井上和彦(ルイス・ドジスン)
  • 日野聡(ラムジー)
  • 石川由依(ジア)
  • 近藤浩徳(ヘンリー・ウー)
  • 安元洋貴(バリー)
  • 高山みなみ(ソヨナ)
  • 早見沙織(ゲンマ)

 

↓公式Twitterでの紹介はこちら

 

感想

ここでやっとこさ感想です。前置き長くてスミマセン!

ブログ書くの時間かかっちゃったんですが、息子のヒムトと共に公開初日(7月29日)の朝一番に堪能してきましたーーーーーー!夏休みの大作映画ということもあり、子ども連れのお客さんが多かったです。

ではサクッと進めていきましょう。

 

何も考えずシリーズの終幕をリアルタイムで楽しむべし!

私の場合、恐竜にそこまで興味がなくても1つの娯楽作品として何度も観て来ました。

ちょっと気持ち悪い言い方になるんですが、世代を超えて愛された壮大なシリーズが長い時を経て終わる瞬間をリアルタイムで味わえたことに感動してしまいました。

 

だって「ジュラシック・パーク」の頃には赤ちゃんだった人でも、今はもう家庭を持っててもおかしくない年齢になってますよね。

そんな年月をまたいで展開されて来たシリーズを見届けられるって凄いことじゃないですか。

なのでまずはこの瞬間を見逃さずに難しいことを考えずに映画館での鑑賞をオススメします。

 

メンバー内(味方)は誰も死なず、残酷描写やホラーのようなオドロオドロシイ感じも無し!

ある意味これまでで一番カラッとした作品です

話しの内容はさておき、子ども達とも安心して鑑賞できるのではないでしょうか。

是非是非!涼しい大迫力の映画館で次々出て来るリアルな恐竜達の存在感を感じて来てくださいね。

 

なんと言っても一番の話題はキャスト

 

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まず話題になったのが「ジュラシック・パーク」初期メンバー(レジェンドとも言われてるけど)の復活!

そして「ジュラシック・ワールド」の現メンバーとの合流。

そこにプラスして恐竜もモリモリ。

シリーズ完結編に相応しい全員大集合にテンションも上がります。

 

初期メン集結はやっぱりアツイ!

 

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初期メンバーのアラン・グラント(サム・ニール)とエリー・サトラー(ローラ・ダーン)、イアン・マルコム(ジェフ・ゴールドブラム)の3人が又集まっただけでも私は嬉しかったんですが、そこに現メンバーのオーウェン(クリス・プラット)とクレア(ブライス・ダラス・ハワード)も……

となるとどんな流れで合流するの!?と気になって気になって。

 

ローラ・ダーン出演作の感想はこちら↓

 

 

イアン・マルコムについてはワールドになってもチラッと登場してましたが、博士2人はめちゃくちゃご無沙汰じゃないですか!

正直シリーズとは言えどもパークとワールドって全くの別物認識だったので鳥肌でした。

 

余談になりますが、この数年Huluでパーク3作を何度も観ていたヒムトが「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」の予告動画を観ても初期メンバーだと気づいていませんでした。

ヒムト的には多分いきなり年取ってるように見えるわけですよね(笑)

そりゃ無理もない!

 

 

パー子
パー子

えっ!なんか違う人じゃない!?って言ってました(笑)

本編に散りばめられたオマージュの数々

多分沢山あったであろう過去作へのオマージュシーン。

私でも「おや?」と思う瞬間があったので、細部まで何度も観てきた人はいくつか発見できたんじゃないでしょうか。

なんてったって「完結編」なので嫌っちゅーほどあるかもしれません(笑)

ストーリーそっちのけで、間違え探しやウォーリーを探せみたく自身の記憶と照らし合わせて鑑賞するのも味わい深いかもしれません!ナンジャソレ

 

そんな数あるこだわりのシーンの中から私が一番印象的だったのはエリー・サトラーのファッションでした(笑)

あ、シーンじゃないやん(笑)!

 

 

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これです!これ!

エリーが着ていた茶系のシャツが「ジュラシック・パークやん!」と思ったんですが、これってファンのニヤリポイントのひとつなんじゃないの!?

アラン・グラントも相変わらずインディージョーンズっぽいし、イアン・マルコムもまだまだ現役の大人の色気振りまいてるしで、キャラクターイメージがバリバリ表に出てるんだけど。

そんな中でもローラ・ダーンが好きな私はやっぱりエリーに目がいっちゃう。

 

その他にもエリーについてはチラリとネタバレってますが、下記の「振り返り」でも再び触れておりますので、よろしければ読み進めていただければと思います。

 

 

パー子
パー子

もっと恐竜映画ならではのオマージュがあるはずなのに、敢えてここにテンション上がるとか私まだまだ浅いよな(笑)

でも実はイナゴ映画だよ

興奮要素は沢山あったんですが、登場人物が多いのと今作が最後ということもあり、各キャラクターの個性やドラマはあっさり薄口

個人的に最もテンションが上がったのは、アランとエリーの再会場面だったかも……。

ちょっと懐かしいキャラクターもチョロッとオマケ程度に登場したり、店じまいに向けてササッと急ぎ足で回収作業を行っている感じ。

 

恐竜の大暴れやバトルシーンに関しても、ここ!というインパクトのある場面があったのかなかったのか。

スポットを当てるべきところが多すぎて、全体的に単調な感じ。

 

あといいのか悪いのか巨大イナゴばかりが記憶に残っております(笑)

子ども達がイナゴの大群に追われて走って逃げたり、アランとエリーがイナゴに襲われたり、虫嫌いな人は体を掻きむしる勢いで「げぇ~」かもしれない。

多分、同じような人がいるはず。

もはや恐竜映画ではなく虫映画なのかも。

 

ラストにドヤ顔でナレーション入るけど全然頭に入って来なかったんです。

多分ストーリーや着地に関しては腑に落ちてないんだと思います(笑)

難しいこと考えたらダメ映画です。

 

振り返り

【ネタバレ注意】ここからは内容に触れています!
ここからは個人的に感じたことや気になったことをピックアップ!
好き放題思うがままに書いているので、ネタバレってる箇所があるかも……鑑賞前の方はご注意くださいね。

かなり無理がある恐竜との共存

前作「ジュラシック・ワールド/炎の王国」のラストでメイジーちゃんがボタンポチッと押して世に放った恐竜達

心優しいメイジーちゃんなのかもしれないけど、大惨事が想像できるだけに個人的には「なんてことをしてくれたんだ!」と鑑賞当時思ったのです。

 

恐竜の一部は人間の生活圏内に生息しているようでなかなかスリリングな状態。

ビルの屋上に巣作ってるとか怖すぎ!

クマ注意!鹿注意!のレベルを超えてどう生活したらいいのか分からないじゃないか(笑)!

例え人間を襲わなかったとしても、単純にサイズ感と力的にアウト。

鳥がチュンチュンと家の屋根に止まってるのはカワイイけど、翼竜だと話しは別。

屋根はたちまち剥がれ建造物も破壊されてしまいそう(笑)

共存には多くの課題がありそう。

 

都会の中で生きる恐竜だけじゃなく自然豊かな大地をゾウと共に走ったり、違和感を感じる不思議な画。

うーん。

やっぱり前作のラストが問題じゃ!

メイジーちゃんの一声ならぬ一押しでこんな時代になったのか!と驚愕もんでした。

 

メイジーちゃんが悪いわけでも彼女だけのせいでもなく、次々現れる強欲で金持ちな大人達の方が何倍も悪いんだけどさぁ。

大事な命とは言えどもどうにかしないと人間激減しそう(笑)

 

山でヒッソリ暮らすオーウェン達

「ジュラシック・ワールド」では白いスーツなんぞ着て施設を仕切っていたクレアですが、クローン人間のメイジーを匿うためオーウェンと共に山で生活しておりました。

汚れるとか汗臭いとか散々嫌がってた時代を乗り越えた模様(笑)

姉が言っていた「いいわよ~家庭。いいわよ~子ども。」を今噛みしめているのであろうか。

 

オーウェンとクレアってこれまでの2作ではくっついたり離れたり……みたいな、まだまだよく分からない関係だったんですが、今回は完結編な上にキャストモリモリで時間かけてられへんわってことで(?)痴話喧嘩シーンはゼロ。

すっかり3人家族のような共同生活を送っていました。

 

メイジーに関しては自分の話し相手がオーウェンとクレアしかいないし、14歳だけど学校にも行ってないだろうし、かなりモンモンとした毎日。

「橋を越えたらいけません!」という約束があるけど、好奇心旺盛な彼女は度々橋を越えて人のいる場所に行ってしまいます。

何年、いつまでこの暮らしを続けるのだ!?とクレアとオーウェンが話している場面もありましたが、ホンマそれ!

 

新たな冒険がスタートしたアランとエリー

1人身で好きなことを追求し自由を謳歌

個人的にアラン・グラント博士とエリー・サトラー博士は結ばれるはずだったのでは!?と思っていて、特にアランに関してはずっとエリーを好きなのでは?と。

「ジュラシック・パーク」で良い雰囲気だったのに、「ジュラシック・パークⅢ」では妙な距離感でいつの間にかエリーが結婚して子どももいたため、「アラン失恋したんやね。ザンネン」と勝手に憐れんでおりました(笑)

 

今回2人がひっっっさびさの再会をしてどんな関係になるの?と気になっていました。

 

147分と長尺作品ではあるけど、登場人物もネタも多いから長々と語られる部分はありませんでしたが、エリーがアランを訪ねた場面でこんな会話がありました。(丁度良い動画がTwitterにあったー!)

 

 

 

  • 2人の子どもが大学生になった
  • 夫とは別れた
  • 独り暮らしで自由を楽しんでいる

 

「ひとりで自由」=「アラン・グラントの人生」と言っていたエリー(笑)

すかさず「孤独だよ。」とアランがボソリ……

離婚は辛かっただろうけど、こうやって好きなことを突き詰めイキイキしている大人の女性は素敵すぎる。

 

懐かしい発掘現場での再会

アランとエリーが約30年ぶりに再会した場所は発掘現場。

エリーも「何も変わってない!」と声をあげていたほど「ジュラシック・パーク」の時のまま、古さが沢山詰まっていた印象でした。

時が流れ時代が変わってもアラン・グラントという人間は変わっていないんだなぁ~とシミジミ。

 

そんなアランとは対照的にSNSでイアン・マルコムと繋がっていたというエリー。

アランが「なんだそれ?」と困惑する場面なんかクスッとしてしまいました。

 

発掘現場からまた新しいストーリーがスタートします。

これもなんだか「ジュラシック・パーク」を思い出すシチュエーションでした。

 

 

パー子
パー子

なのに2人揃って潜入したバイオシン社で防護服ボロボロになるくらいイナゴに襲われるなんて(笑)

 

 

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