今回ご紹介するのは、2011年のスウェーデンとデンマークの合作テレビドラマ「THE BRIDGE/ブリッジ(原題:Bron│Broen)」シーズン1。
「THE KILLING/キリング 」のスタッフが手がけた、【大人向け】の北欧ミステリーだよ。
「THE BRIDGE/ブリッジ」全4シーズン
「THE KILLING/キリング」全3シーズン共にHuluやU-NEXTで配信中!
あらすじ
北欧ミステリードラマの決定版!スウェーデンとデンマークを結ぶ橋の国境線上で遺体が発見される。それぞれの国の刑事がコンビを組み、二つの国にまたがる事件を追う。【Huluより引用】
予告編
登場人物・キャスト
サーガ・ノレーン
✅演:ソフィア・ヘリン
マーティン・ローデ
✅演:キム・ボドゥニア
ダニエル・フェルベ
✅演:クリスティアン・ヒルボリィ
ステファン・リンドベリィ
✅演:マグヌス・クレッペル
アウグスト
✅演:エミリ・ビルク・ハートマン
メッテ・ローデ
✅演:プク・シャーバウ
イェンス
✅演:ラース・シモンセン/ダグ・マルンベルグ
リリアン
✅演:サラ・ボーベアウ
ヨーン
✅演:ラファエル・ペッタソン
【スタッフ】
- エグゼクティブプロデューサー/ステファン・バロン
- 監督/シャーロット・シーリング
- 脚本/ハンス・ローセンフェルト
【オープニング曲】
オープニングとエンディングで流れていた曲はChoir of Young Believers の「Hollow Talk」。
【評価】海外の反応・クチコミ
海外サイトIMDbで「THE BRIDGE/ブリッジ」シリーズの評価をチェック!
★8.6/10
77K
なかなかの高評価だね!
【ネタバレ無し】私が思う面白かったところ
もう10年以上前のドラマですが、さほど古さも気にならない北欧らしいオシャレで暗いミステリー。
評判通り面白かったです。
約57分×10話なんで、やっつけ仕事にならずに観れる適度なボリューム。
ジックリ静かに味わう系の、大人向けミステリーを求めている方にはオススメですよ。
意味深!?国境線上に遺棄された女性の遺体
スウェーデンとデンマークを結ぶ橋で、45秒の停電後スウェーデンの市町村議会の議長エークヴァルの切断遺体が発見されたところから物語りは始まります。
この遺体、国境線上に遺棄されていたってことだけでも何かメッセージ性を感じるのですが、下半身はエークヴァルではないことが判明。
しかもこの下半身はしばらく冷凍保存されていた娼婦のものでした。
切断するという行為にもギョッとするけど、この時点で2人殺害してるだろうってことも怖い。どういう意味があるんや。
この念入りに計画されたであろうショッキングな事件に、ガシッと心を鷲掴みにされた私。
この事件を追うのかと思いきや単なる始まりでしかなく、この後どんどん難解な事件が起きるんです。
しかも怪しげな訳アリキャラがホロリホロリと出てきます。
犯人は一体誰?何のために?
第1話ですでに結末を知りたがる視聴者になってしまいました。
先行き不安!?サーガとマーティンうまくいくの?
複雑に絡み合う人間関係、内に秘めたモヤモヤを抱える人間模様がイイ!
その中でもやっぱり真っ先に言いたくなるのが、スウェーデンの女性捜査官サーガと、デンマークの刑事マーティンのコンビがとにかく良かったです。
アメリカドラマなどに多い見事な言葉のキャッチボールだとか、相性抜群なリズミカルコンビってワケじゃないんですよ。
でもジワジワと距離を縮めていく様子に段々と心地良さみたいなのが出て来るんです。
人間模様に深みを出してくれた、まるでダシみたいな存在だね。
国の違い?性別の違い?そんなことじゃなく、同じ職種だけど1人の人間としてあまりにも違いすぎるが故に起きる驚きやイライラ、刺激や喜び。
とにかくサーガの言動に「えっ!?」となる瞬間が多いこと。
ギョッとするし吹き出しそうにもなる感じ(笑)
基本感情で動けないから、遺族への言葉がけにも配慮がないし、共感もしないし仲間にだって労わりの言葉もない。
負傷した仲間に「大丈夫?」と声をかけずいきなり用件から入るとことか。みんなの前でプライベートな性的な話題をオープンに話したり。
本人はそこに疑問も無いし、同じスウェーデンの仲間はいちいち突っ込みは入れません。
でもマーティンは違うんです。
今回の事件で初めてサーガと組んだから、彼女の言動にひとつひとつフレッシュなリアクションを見せます。
マーティンが人間くさくてリアルだったね。ダメな部分もあるけど大好きだわ。
ジックリ目を見て本人に問うたり指摘したり、時には怒ったり。
決して「サーガに言っても無駄」と諦めたり決めつけずに、ある程度は向き合い正直にぶつけるタイプだったから徐々にサーガにも変化が出て来ました。
これまで周りの人たちがハッキリ言わなかったんだろうなぁ。
この変動や変化を見ているのも面白く、暗く憂鬱な内容の中に一瞬愉快さも感じられる、ある種のホッコリ部分でしたね。
ただそういう理解不能な言動の全ては、サーガがアスペルガー症候群だからでは?と多くの視聴者が指摘。
実際演じたソフィア・ヘリンが「アスペルガー症候群の人たちを研究した」と述べてる記事もあったよ。
この件について、作中(シーズン1)では直接的な会話や描写はありません。
それが意図的なのかは分かりませんが、「ただの変わった人」として扱われていたのが少々不思議ではありました。
人気すぎてリメイク版も続々登場してた
北欧版「THE BRIDGE/ブリッジ」が国外へ飛び出しリメイクされたのは、単なる猟奇的な殺人事件だけじゃなく国際問題を取り入れた社会派サスペンスとしても評価されたからじゃないでしょうか。
ザッと調べただけでも、ハリウッド、イギリス、ロシアでリメイクされてるよ。
ハリウッド版「ザ・ブリッジ~国境に潜む闇」
IMDb評価★7.6/10(20K)
「ザ・ブリッジ~国境に潜む闇」(原題:THE BRIDGE)全2シーズン
2013年製作のハリウッドメイク版は、辛すぎて何度も逃げ出したくなったドラマ「HOMELAND/ホームランド 」を手がけたメレディス・スティームが製作総指揮を務めています。
北欧版サーガにあたるソニアにダイアン・クルーガー 、マーティンにあたるマルコにデミアン・ビチル 。
➡関連記事:【ネタバレ感想】Hulu独占配信ドラマ「シャークス in ハリウッド」ダイアン・クルーガー×キーナン・シプカのW主演
ストーリーは、アメリカの都市エル・パソとメキシコの都市シアダー・フアレスを結ぶ国境の橋の上に、女性の切断死体が発見されるというオリジナルと同じ流れ。
アスペルガー症候群のソニアを演じるにあたり、ダイアン・クルーガーは自閉症サポート団体から専門的アドバイスを受けていたそうです。
ついでにリメイク版の予告編はこちら。
私はハリウッドリメイク版は視聴してないですが、予告編だけ観てもオリジナルと全然違うのが分かります。
ちょっと派手に見える感じ。
リメイク版は「アスペルガー症候群」というワードが前に出てるんだね。
イギリス版「THE TUNNEL/トンネル」
IMDb評価★7.9/10(11K)
「THE TUNNEL/トンネル」(原題:The Tunnel)全3シーズン
ハリウッドリメイク版と同じく2013年からスタートしたイギリスリメイク版。
オリジナルを原作に舞台をイギリスとフランスの国境に移し第3弾まで製作されました。
サーガにあたるフランスの女性捜査官エリーズをクレマンス・ポエジー(「ハリー・ポッター」フラー・デラクール役など)、マーティンにあたるイギリスの男性捜査官カールをスティーヴン・ディレイン(「ゲーム・オブ・スローンズ」スタニス・バラシオン役など)が演じています。
➡関連記事:【ネタバレ感想・内容・見どころ】「アレックス・ライダー」シーズン1(全8話)高校生が陰謀に挑むスパイアクション
カール役のスティーヴン・ディレインは、本作で国際エミー賞男優賞を受賞してるよ!
↓年齢制限がついてる予告編はこちら。観る場合は「YouTubeで見る」をクリックしてください。
しばらくHuluで独占配信されてた時に観ておけば良かった!
ロシア版「The Bridge」
IMDb評価 ★5.1/10(87)
ロシア版「The Bridge」(ロシア語:Moct/エストニア語:Sild)全2シーズン
エストニアとロシア合作で全2シーズン(各10話)作られた「The Bridge」
ナルヴァとイヴァンゴロドの間の橋で切断遺体が発見され、ナルヴァの刑事インガ・ヴェールマー(インゲボルガ・ダプクナイテ)と、サンクトペテルブルクの刑事マクシム・カザンツェフ(ミハイル・ポレチェンコフ)が捜査を始めるというもの。
インスパイアを受けた「Pagan Peak (Der Pass)」
「THE BRIDGE/ブリッジ」シーズン1からインスピレーションを得て作られたのが、2018年のオーストリアとドイツの犯罪ドラマシリーズ「Pagan Peak (Der Pass)」(全3シーズン)。
IMDb評価★8.0/10(9.7K)
共同制作者が「THE BRIDGE/ブリッジ」からインスピレーションを受けたことを認めてるんだって。
あくまでインスピレーションなので新しいストーリーで展開されていますが、随所に影響を受けたことが分かる要素が盛り込まれているとのこと。
海外サイトでは【国境での事件】【深刻な問題を抱えた主人公】【協力関係になる刑事たちが正反対】【活動家の存在や政治的なこと】【終始広がる冷たい雰囲気】などがあげられてたよ。
せっかくなんで予告編をどうぞ。
これはこれで非常に面白そうで、なんならリメイク版より興味あります。
北欧版の更に上をいく冷たそうな空気(視覚的にも)
【ネタバレ無し】よくある質問集
ここからは、ストーリー展開や結末とは別によく出て来る質問(ネタバレ無し)をまとめています。
「THE BRIDGE/ブリッジ」は何シーズンある?
2011年からスタートした「THE BRIDGE/ブリッジ」は2018年のシーズン4で終了となっています。
S1 | S2 | S3 | S4 |
---|---|---|---|
全10話 |
全10話 |
全10話 |
全8話 |
シーズン4の日本版DVDは販売されてないっぽい?
「THE BRIDGE/ブリッジ」の舞台となった橋はどこ?
冒頭で女性の切断遺体が発見された橋は約16kmもあるオーレスン橋で、デンマークのコペンハーゲンと、スウェーデンのマルメを結ぶ海峡連絡道です。
ソフィア・ヘリンの鼻の下の傷はホンモノ?
ソフィア・ヘリン(サーガ役)の鼻の下(唇の上)の傷、アップになると結構目立っていたんですが、これは役づくりではなく24歳の時の自転車事故でついた傷だそうです。
サーガって捜査に心身を捧げてるように見えるので、仕事にできた傷なのか?と一瞬思ってしまいました。
トラウマを抱えるキャラクターだから、この傷で更にミステリアスにも見えたよね。
サーガが頻繁に口に入れてたのは何?
Saga’s brand of snus #TheBridge pic.twitter.com/JWDVQCTBFZ
— Duncan (@shaksper) December 6, 2020
サーガが度々指で上唇裏に塗っていたのは「無煙たばこスヌース 」で、スウェーデンではメジャーなタバコ製品だそうです。
北欧あるあるやけど、普通に喫煙&ポイ捨てシーン多くて気になったわぁ。
サーガの愛車は何?
デンマークとスウェーデンの人気ドラマThe Bridgeの人気キャラクターSaga Norénが乗っていたポルシェが競売に出されるそうです。売上金は、衛生的な水道水を普及するための活動に使われる予定だとか!https://t.co/2BSt2hgIQG pic.twitter.com/t5QFmgxVLH
— 駐日デンマーク大使館🇩🇰 (@DanishEmbTokyo) June 14, 2018
サーガがカッコ良く乗り回していた車は1977年型のポルシェ911Sで、2009年にサンフランシスコからスウェーデンに輸入されたものを、ドラマの制作会社が購入しました。
何色とも言えない絶妙カラーがレトロさを出してるよね。
【ネタバレ】感想・内容振り返り
雑な扱いも目につくけど、やっぱうまくできてるよね
観終えた後にキーファー・サザーランド 主演のドラマ「24-TWENTY FOUR- 」を思い出しました。
えっ、全然違うやん!
と言うのも、「そう言えばおったな!」って遠い目で思い出す「ザ・過去の人」が結構いるんですよ(笑)意味分からん?
当然事件を捜査するうちに重要と思われる人物が出て来るんですが、それとは別に一見無関係すぎてどう繋がって来るの?って突っ込みたくなる人物のエピソードも同時進行してます。
徐々に事件との繋がりや主人公との絡みが出て来て「こいつが犯人かっ!」「最後まで目が離せん重要キャラや!」なんて躍起になっても、あっという間に死ぬわスルーされるわで退場するって流れが何度か繰り返されます。
最終話マーティンに撃たれた女性もどうなったの?訴えられそうやなぁ。
その時の私の脳内では重要キャラってインプットしてるのに、シーズン終わって振り返ってみたら「そう言えばおったな」って懐かしい気分になるという。
この感覚に初めてなったのがドラマ「24-TWENTY FOUR- 」で、他にあげるとしたらドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ 」もそうかも。
この感覚になるドラマって、没入感があって面白いよなと。
絶妙なタイミングで注目する人物や出来事があると、都度緊張感があるし振り回された分満足度も高い気がするんです。
ある種の達成感みたいな?
描写こそないけどグサリとくる残酷展開
大人向け作品だし、さぞグロイのかエロイのかって構えてたけど、視覚的にはそうでもなかったかな。
サーガのベッドシーンは全く色気無し(笑)!必要なとこはチョロッとモザイク入ったくらい。
冒頭の国境線上で発見される切断遺体の切断面をやたら見せられた気はしたけど(笑)、他の被害者たちの痛々しい場面(殺める瞬間)が直接映し出されることはなかったかと。
ただ事件や犯人と関わったせいで、殺害される子どもや若者がいるのは切なくなってしまいました。
未成年の少女アニア(Fanny Ketter)なんて、両親から邪険に扱われた結果家出。
たまたま匿ってくれた優しい男性が実はテロリストだったという不運。
妙な笑顔だし少女にイタズラするロリコン野郎だと思ってたけど、全然そっちじゃなかった。
知らぬ間と言えども犯人側と接触してたしアニアの命が狙われるのは理解できても、きっとサーガとマーティンが助けてくれるんだろうなって軽い気持ちだったんですよ。
無事に保護されて、無視しまくる母親も改心してやり直すんだと。
なのに保護目前でアッサリ犯人に射殺され、彼女絡みの話題はゼロに。
この一件でサーガのトラウマも発動するけど、犯人逮捕できてない段階じゃ悲しんでる間もないよ!って突き進んでく感じ。
もう一人はマーティンの息子アウグスト(エミール・ビルク・ハートマン)ですよね。
元カノだと思ってウハウハでチャットしてたら、実は犯人のなりすましで、アニアの居場所が犯人にバレたのも自分のせいだったと。
事件の興味からサーガへの興味に変わり、キラッキラした目でサーガに近づくも空回りしたり、マーティンとの関係修復のために親子での旅行を約束したり、今後どうなってくのかなと楽しみなキャラクターだったんです。
なのに犯人に監禁されたボックスの中で亡くなってたなんて。
アウグストを発見したサーガが、犯人に銃を向けるマーティンに「発見したよ!」と慌てて伝えに行った場面は今思い出しただけでも胸アツ。
アウグストの生死がハッキリするとか、マーティンが犯人を撃つのか?よりも、サーガがマーティンに対してつけない嘘をついた場面だったから。
マーティンに「必要な嘘もある」と言われたことを思い出したんでしょうね。
人との関係を構築できないサーガが、マーティンに対してきちんと心を持った結果なのかな、友達だという意識を持てたんだなとジーンとしました。
人に関心を持つという変化、成長が詰まった瞬間だったね。
サーガと周りの人たち
話しが暗くてもちょいちょい笑かしてくれたのが、無感情なサーガの立ち振る舞いとそれに動揺する人たちのシーン。
随所にその様子が見られますが、お気に入りのシーンがあったのでそれを残しておきますね。
デンマークの家庭料理
まずは第5話のマーティン一家と食事をする場面。
事件のことでマーティン宅に行ったら、ちょうど食事の時間だったから成り行きでご馳走になるという場面で、アウグストがサーガと初めて話した時でもありました。
この時にサーガ節が炸裂したんですよね。
マーティンに「(デンマーク料理が)口に合うかい?」と聞かれたサーガは、メッテや子ども達がいる前でもためらうことなく「おいしくないわ」と。
気を遣って手をつけることもなく、すぐさま無煙たばこを歯茎に塗りたくるという(笑)
なんとも失礼極まりない、とんでも行動を取りました。
一緒にいるマーティンは理解できても、メッテはカチンと来るよね。
そんな恐ろしいほど正直なサーガに、アウグストの瞳はキラキラ。
正体が分からない犯人についての考察を、サーガと熱く語り合ってました。
懲りない男・アントン
ただでさえワーカーホリックなので恋人の存在は不要なサーガ。
恋愛なんて超苦手、ただ欲求を満たすだけでOK。
そんなサーガが出会ったのが第2話のバーで声をかけて来たアントン(Magnus Schmitz)。
「酒をおごるよ」と定番な会話から始まるけど、そんな回りくどい手法はサーガには通用せず「要らない」と即答。
するとアントンはサーガの前から立ち去るんですが、サーガ的には「は?」と困惑。
すぐさま追いかけて「なぜ行っちゃうの?お酒はいらないだけよ」と。
そして真顔で「私の家で○○○○しない?」と。
あまりにも直球すぎるお誘いにアントンも苦笑しつつ喜んでやって来ます。
まず一緒に飲みながら話して様子見てって一連の流れをすっ飛ばすサーガ。なかなかいないよね。
一見刺激的な誘いですが、サーガ宅で楽しんだ後のアントンの扱いが雑すぎて笑えましたよ。
終わったらすぐ背中を向けスキンシップも会話もゼロ。
まさかの態度に唖然とするアントンが不憫に見えるのなんの(笑)
で、次に眠りこけたアントンが夜中にふと目を覚ましたら、隣で切断遺体の写真を見て仕事してるサーガがいるんです。
あっけらかんと「これは遺体よ」と話すサーガについていけず、逃げるように帰って行くのです。
そんな扱いなのに出番が一度じゃないところもウケます。
最終的にはサーガの職場に花束持ってやって来るんですよ。
懲りないモノ好き男でしょ(笑)?
そうそう。
確か第7話では、サーガ宅にてマーティンとアントンが顔を合わせるんですが、その時の紹介もザ・サーガ(笑)
名前を言えばいいだけなのに、「コペンハーゲン警察のマーティンよ。奥さんに家を追い出されたの」と余計な追加情報をぶっぱし、「こちらはセフレのアントン」と真顔で付け加えて男性2人は凍りつくという。
もちろん気まずい空気はサーガに伝わらず、マーティンがいる目の前で「すぐ○○○○したい?」とアントンに尋ねちゃう。
さすがにアントンも気が引けて帰ろうとしますが、サーガは「どうして?彼(マーティン)は別のベッドで寝る」と言って問題無いアピール。
初対面のアントンとマーティンが、気まずそうにチラチラ目を合わせてたのがおかしかったわ。
別に笑いを狙ってるわけじゃないけど、こういう周りとの温度差を感じる場面が多かったですよね。
だけど段々と変化(成長)も見られるんです。
これって人情派のマーティンの影響だよなとピンと来ます。
マーティンも完璧じゃないし、サーガとは全てが真逆。
だからこそ距離を詰めることができる存在なのかもと。
最後に
北欧ミステリードラマ「THE BRIDGE/ブリッジ」シーズン1の内容やネタバレ感想をまとめました。
美しい景色と冷たい色彩の画、ド派手な描写ではなく流れるように淡々と描かれる人間模様など、北欧作品特有の他にはない魅力がたくさん詰まっています。
10年以上前の作品ですが、北欧の雰囲気が好きな方やミステリー好きにはオススメですよ。
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