映画「マラヴィータ」登場人物・キャスト・吹き替え・タイトルの意味・感想・みんなの評価やクチコミ
今回ご紹介するのは、2013年のアメリカ・フランス合作映画「マラヴィータ」(原題:The Family)。
元大物VS現役のマフィアの対立を描いた、ロバート・デ・ニーロ主演のクライムコメディ!
後に紹介しますが豪華なのは出演者だけじゃなく、監督はあのリュック・ベッソン で、製作総指揮にマーティン・スコセッシ とヨダレものなタッグが実現した作品でもあるんですよね。
マフィアの争いと言えば暴力的でグロがつきものですが、「マラヴィータ」はゆるくて愉快な雰囲気が漂っていてとっても観やすかったです。
あらすじ
フランス・ノルマンディーの田舎町にアメリカから引っ越してきたブレイク一家。あるじのフレッドは元マフィアのボスで、一家はFBIの保護証人プログラムの管理下にあった。やがて彼らのもとに、フレッドに恨みを持つマフィアのドンから殺し屋が送り込まれ…。U-NEXTより引用
予告動画
登場人物・キャスト・吹き替え
フレッド・ブレイク/ジョヴァンニ・マンゾーニ
『マラヴィータ』公開11/15まであと3日! pic.twitter.com/Mw0zDaQEsU
— 映画『マラヴィータ』 (@malavita_jp) November 12, 2013
✅演:ロバート・デ・ニーロ
✅吹替:小川真司
- 1943年8月17日生まれのアメリカの俳優
「マイ・インターン」「ゴッドファーザー」「アンタッチャブル」「ヒート」「タクシードライバー」「キラー・エリート」「グッドフェローズ」など
ミシェル・ファイファーと共演の「嘘の天才~史上最大の金融詐欺~ウィザード・オブ・ライズ」がU-NEXTで独占配信されてるよ。
マギー・ブレイク
『マラヴィータ』公開まで、あと3週間。 pic.twitter.com/94l8HMqlXE
— 映画『マラヴィータ』 (@malavita_jp) October 25, 2013
✅演:ミシェル・ファイファー
✅吹替:高島雅羅
- 1958年4月29日生まれのアメリカの女優
「ヘアスプレー」「アイ・アム・サム」「ダーク・シャドウ」「スカーフェイス」「マザー!」など
スタンスフィールド
『マラヴィータ』FBI捜査官:スタンスフィールド/トミー・リー・ジョーンズ この役名<スタンスフィールド>は『レオン』でゲイリー・オールドマンが演じた名悪役と同じ名前。監督リュック・ベッソンの遊び心。 pic.twitter.com/msOaQweTGS
— 映画『マラヴィータ』 (@malavita_jp) October 10, 2013
✅演:トミー・リー・ジョーンズ
✅吹替:小林清志
- 1946年9月15日生まれのアメリカの俳優
「メカニック:ワールドミッション」「メン・イン・ブラック」「メン・イン・ブラック2」「メン・イン・ブラック3」「ジェイソン・ボーン」「ノーカントリー」など
ベル・ブレイク
We know you want it. Only five more days… #ProtectTheFamily pic.twitter.com/LxrtoMtRis
— The Family (@TheFamilyMovie) September 8, 2013
✅演:ディアナ・アグロン
✅吹替:水樹奈々
- 1986年4月30日生まれのアメリカの女優
「Glee/グリー」「HEROES」「バーレスク」「アイ・アム・ナンバー4」など
ウォーレン・ブレイク
マフィアの血を引く、この息子。
とても賢く、末恐ろしい存在。。BAD SON /ウォレン・ブレイク/『マラヴィータ』 pic.twitter.com/rsFXlXvD05
— 映画『マラヴィータ』 (@malavita_jp) October 9, 2013
✅演:ジョン・ディレオ
✅吹替:河本啓佑
- 1995年8月31日生まれのアメリカの俳優
「不屈の男 アンブロークン」「クロッシング」「ふたりのパラダイス」など
「マラヴィータ」の意味
Meet @TheFamilyMovie‘s most loyal member: Malavita. #ProtectTheFamily http://t.co/YECJn8tRqi pic.twitter.com/YjRaHAim1g
— The Family (@TheFamilyMovie) August 1, 2013
公開当時「マラヴィータ」ってどういう意味なん?と、映画好きの間で話題になったのを覚えています。
Malavita(マラヴィータ)はイタリア語で「悪の生活」「裏社会」といった意味らしく、作中に登場した一家のペットの犬(ジャーマンシェパード)の名前でした。
感想・内容振り返り
当時映画館で鑑賞した時に真っ先に思ったのは
ということ。
ちょっと期待値高すぎた分、予告以上のワクワク感を得られなかったのは残念。
とは言ってもホケーッと口開けたまんま、気楽に気軽に楽しめる作品だったことには違いありません(笑)!
これはこれで貴重な立ち位置の作品だったりするんですよね。
それと結構笑いを意識して作られていた印象だけど、そんなにクスクスとツボるような笑いでもなく、だからと言って不愉快下品ネタでもないから、滑っててもたいして気にもなりませんでした。
でも小さな不満はあったりしたんです。
その辺もサラリとご紹介したいと思います。
暴れっぷりに期待しすぎた!
『マラヴィータ』
明日11/15(金)全国ロードショー
この“ファミリー”に要注意。 pic.twitter.com/7jfgdkOLsT— 映画『マラヴィータ』 (@malavita_jp) November 14, 2013
高額で命を狙われている元マフィアのデニ郎一家を、本物のマフィアが襲撃するって展開なんですが、その襲撃までが結構時間かかってたので、どんな暴れっぷりを拝めるのかとモンモンとしておりました。
だけどいざ始まったら、なんだかアッサリサッパリと終わってしまったので呆気なくって。
予告でもポスターでも「この家族、全員ワケあり。」って言ってるしね。
そりゃそこに目いきますよね。
4人共問題を起こす人たちでヒッソリ生活しなければいけない身なのに、彼らにはそれすらも難しい。
そのメチャクチャな暴れん坊ファミリー感が、どこまで加速していくのか楽しみだったんですが、後半は普通の人になってる感じでどうも物足りなかった!
こんなもんだと言われたらそれまでなんですが、前振りがあったのに開花されないのは何とも無念なり。
渋い父ちゃん!ロバート・デ・ニーロ
『マラヴィータ』初日11/15まであと4日!
今日の夜は「SMAP×SMAP」デ・ニーロ出演ビストロスマップ、お見逃しなく!! pic.twitter.com/5bxEmnFkcs— 映画『マラヴィータ』 (@malavita_jp) November 11, 2013
デ二郎さんの渋さは相変わらずで、彼のちょっとした時に見せる笑顔はチャーミングでもあり危険の前触れでしたね(笑)
頭の中で相手を痛めつける場面が何度も出て来ましたが、この作業は激しく共感出来ました(笑)
私もこれよくしちゃうわ~。
彼はとにかく無礼な態度を取る人はコテンパンにやってしまいます。
事故に見せかける手口が雑すぎて、普通ならばすぐに御用なレベル。
仕事が早い母ちゃん!ミシェル・ファイファー
デニ郎さんの奥様はミシェル・ファイファーが演じていました。
彼女は一見まともっぽいけど、腹立ったらすぐに反撃。
しかも倍返しどころじゃ済まないお返しばかりでした。
例えば現実にあったらとんでもないことなんですが、スーパーで丸聞こえな悪口を言われたことに腹を立てて、店をすぐさま爆破するとか、その仕事の早さがクールでカッコイイじゃないですか。
何食わぬ顔で車に乗り込み帰宅するなんてところも、その後の倍返しを期待してしまう場面ではありましたね。
監視役のトミー・リー・ジョーンズ
ロバート・デ・ニーロ&トミー・リー・ジョーンズ
2人は意外にも『マラヴィータ』が初共演。 pic.twitter.com/5PNyfnqM1k— 映画『マラヴィータ』 (@malavita_jp) October 29, 2013
冗談の通じない強面ジョーンズさんは、FBI所属。
デニ郎宅で開かれたバーベキューの時は、いいタイミングで来てくれました。
あれが後数分でも遅かったら、きっとご近所さんがバーベキューになっていたかと(笑)
息子がまさかの大失態!
FBIに守られて名前を変えて転々としているデニ郎一家ですが、ここで息子がまさかの大失態を犯してしまいます。
偶然が重なり過ぎた悲劇ではありますが、殺し屋たちに家族の居場所を教えてしまうことに。
前半は用意周到だっただけに、この失態は意外だった気がしますね。
それに「学校でヤバイ事が起きた!」と偽造パスポートを持って逃亡しようとする展開はシックリ来ませんでした。
暴れてても美しい!ディアナ・アグロン
何を隠そう!
私はあの可愛らしいディアナ・アグロンが、ラケットでバシバシ相手を痛めつける場面に萌え~だったんですよね。
デニ郎パパン譲りの暴れっぷりが素敵すぎました。
ギャップ萌えってやつ?
途中代理の数学教師に恋してやたらと「純」な様子を見せていた彼女。
全部を捧げたのに相手と温度差ありで実らぬ恋だったんですが、純白のワンピを着て身投げなんぞ考えずに暴れて欲しかったなぁー!
ディアナ・アグロンって「アイ・アム・ナンバー4 」の時も思ったんですが、マッタリとした口の動きが妙にセクシーなんですよね。
実年齢よりも10歳若い設定の役でも違和感なくこなせるのも罪深き。
そんなギャップ萌えを爆発させて、後半どれほど無双状態になるのかしらと楽しみだったのに、いざ襲撃されたら普通だったからさびしかったです。
ほら、ラケット破壊した時思い出してー!って。
みんなの評価やクチコミ
私の感想だけじゃなく、ここで恒例の「みんなのクチコミ」をチェックしてみたいと思います。
映画公開自体は10年ほど前なんですが、最近に投稿されたクチコミをピックアップしています。
おススメ度4「マラヴィータ」証人保護プログラムを受けた、元マフィア一家の話し。リアルに痛めつけたりするシーンはアレですが・・・想像の中で痛めつけるシーンとかは笑っちゃいましたw
— No.31 (@mira0463) March 2, 2023
2023年の68本目
『#マラヴィータ』マーティン・スコセッシ製作総指揮、リュック・ベッソン監督、ロバート・デ・ニーロ主演、仲間を売った元マフィアの一家が、マフィアから狙われ逃亡生活を送るコメディ。
家族4人とも強いし、それぞれキャラも強い。
『グッドフェローズ』のくだりが好き。— 足の甲がダルメシアン (@dalmatian_bucho) March 1, 2023
映画 マラヴィータ鑑賞。マフィア一家やけどずーっとコミカルなシーンばかりで、ラストのドンぱちのシーンでは本格的なマフィアな感じ。ユニークでおもろかった。トミーリージョーンズもいい味出してた#録り溜めた映画の消化
— いちご大福 (@agedashidouf) February 18, 2023
マラヴィータを観た。スコセッシの映画をベッソンが味付けした様な仕上がりだった。そのせいか、アダムスファミリーみたいな仕上がりになっていた。個人的には嫌いじゃない。こういう全く別の手法を取る人達がタッグを組んで撮る映画に大変興味が湧いた。他の組み合わせの映画も観てみたい。
— 尾崎 (@yutaka_jyanaiyo) January 28, 2023
『笑える過激家族』
元マフィアの父と家族。一般の揉め事もバイオレンスに解決。展開はさすが。作品としての尖りはなかったです。この手の作品をグロさなく親しみやすく仕上げてくるとこが名監督#マラヴィータ#thefamily#ロバートデニーロ#映画好きな人と繋がりたい#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/uzOUV88AM6— エバフリ (@EVERFREETIME1) January 19, 2023
「マラヴィータ」って結構愛され作品なのね。
「マラヴィータ」の続編は?
残念なことに「マラヴィータ」の続編はないんですよね(涙)
このメンバーでその後を描いて欲しいところなんですが、さすがにロバート・デ・ニーロも高齢ですし、暴れん坊やってる場合ではありませんよね。
ただベル(ディアナ・アグロン)とウォーレン(ジョン・ディレオ)に関しては、まだまだ深掘りも、幅を広げることも可能ですし、またこういう軽快なマフィアものできたらいいのになと思います。
まとめ
映画「マラヴィータ」はロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファー、トミー・リー・ジョーンズなどの大物キャストだけじゃなく、監督はリュック・ベッソンに製作総指揮はマーティン・スコセッシと、有名どころが集まったクライムコメディです。
全体的にゆるく遊び心のある画づくりやセリフ回しが楽しめて、特に難しい内容でもなく気軽に観られる娯楽作です。
私みたいに一家の暴れっぷりに期待してしまうと、後半のおとなしさが残念に感じるかもしれませんが、ディアナ・アグロンの罪深き可愛さとギャップ萌えは視聴の価値ありですよ!
コメント