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【感想】「ブルーバレンタイン」切なすぎて胸が痛い!ライアン・ゴズリング×ミシェル・ウィリアムズ

この生々しさはトラウマ級!観ている者を息苦しくさせる2人の演技に脱帽!

今回ご紹介するのは、2015年アメリカのラブストーリー「ブルー・バレンタイン」(原題:Blue Valentine)。

 

パー子
パー子

ライアン・ゴズリングとミシェル・ウィリアムズだからできた作品かも!

 

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あらすじ

結婚7年目、資格を取得して忙しく働く妻シンディと、朝から酒を飲む夫・ディーン。互いに不満を抱えてはいるが、それを口に出せば平和が壊れてしまうことも知っていた…。かつて夢と希望にあふれていたふたりの過去と現在を交錯させながら、愛の変遷を描く。【U-NEXTより引用】

 

予告動画

 

感想

破局すると分かって観るのが苦しい

甘いラブストーリーじゃないってのが意外だったんですが、作品紹介を見てかなり構えて鑑賞してしまいました。

始まりから終わりって、最初から破局目指してスタートしてるってことでしょー?これは観てるのが辛い系だわと。

もうディーン(ライアン・ゴズリング)が気の毒で気の毒で。

5年でハゲ散らかしたこともそうだけど、妻も子どもも愛しているのに表現すればするほど結果的に衝突してしまうのがモドカシイ!

好きなんだけど愛してるんだけどウマくいかない……

ディーンの気持ちは変わってないんだろうけど、嫁さんの目に映るディーンの姿が冴えない感じになって冷めてきちゃった感じ?

この作品の場合は、ライアン・ゴズリングとは思えないハゲ散らかした外見も衝撃的だけど、そんなことよりも生活ぶりや仕事ぶり生き方の方ですよね。

自分と子どもを愛してくれてるのはよく分かるんだけど、彼に直接話していた「才能がもったいない。」って言葉が引っかかりました。

「あなたは素晴らしいものを持ってるのよ。」って言ってくれてるのと同時に、今現状の生き方を受け入れてくれてないんだなと。

まぁまぁそりゃ朝からお酒も飲んでたけどさ。

飲んで暴れるわけでもないし子どもを愛さないわけでもないし、暇だからって女遊びするわけでもないしさ。でもやっぱ嫌ですね。

DVとかモラハラとかする旦那じゃないけど小さな不満がたまってたまって、いつまでも変わらない(落ちてるとも言うのか)旦那に愛想尽かしてる感じかな。

 

色褪せた2人の暮らし

この5年後の2人の変わり様が明らかで、伸びた人と落ちた人の対比というか、外見・表情・雰囲気・生活の全てが2人共チグハグなんだよね。

もう同じことで笑ったり怒ったり泣いたりすることができない、同じテンションで過ごせない。

相手に求める要望は沢山あるのに、互いそのものを求めることはなくなってる。

辛い苦しい……愛してるからこそ痛い。こうなったら修復するのは難しい。

 

過去の出会いや一緒になった場面が合間に挟まれていて、笑顔の多かった2人の場面を見るのが辛いやね。

だってもうダメになっていってるのが分かるから、戻れないのも分かるから。ぐぐぐ!

 

路上でふざけ合って踊ったり歌ったりプチ結婚式したり、若さもあるだろうけど(物語上)5年前の2人とは思えないくらい違ってる。

5年後にこんな風に心が離れてしまってるなんて、そんなこと予想して結婚したわけじゃないもんね。

過去の幸せな場面、辛いけど離れずに共に乗り越えた場面、どの場面を取っても圧倒的にディーンの気持ちが勝ってた!(気がする)

 

価値観の変化

はぁ~本当辛い作品です。既婚者でそれなりに年数重ねた人あるあるなところが散見してて痛い痛い。

見たくないのに傷をまた広げて見せられて身も心もジクジクする。

 

なのに「イイ作品観たわ!」って気にさせられるのって凄いことですよね。

 

取ってつけたようなトラブルや事件があって破局したんじゃなくって、時の流れと共に積み重ねたものや少しのズレが取り返しのつかない状態になったっていう、リアルさが心にジワジワ~っと静かに広がってくんですよね。

よく芸能人が言う離婚理由「価値観の違い」ってこういう感じなのでは?と。

やっぱり人間って年齢と共に変わっていくもの。

経験や知識で考え方や行動もどんどん変わっていくじゃないですか。

 

それなのに変化や成長がなくて足踏み状態で何年も過ごしている人に、徐々に魅力を感じなくなる気持ちは凄く分かるな。

変わらないことの凄さもあるけど、それまでの当たり前が突然疑問に変わったり、バカバカしくなったりすることってありませんか?

だからと言ってそれを押しつけるのも違う。

このズレって修復が難しいし一度見え方が変わってしまうとそう簡単には元には戻りませんよね。

 

2人揃って天才的演技力

この作品で改めて感じたのは、ライアン・ゴズリングとミシェル・ウィリアムズがやっぱり天才だわ!ということ。

この2人だからこそこの形で仕上がったんだと思う。

 

終始「ザ・演技」感がなくてリアルなカップルの記録映像を観てるかのような感じ。

装飾がなくシンプルでダラダラ淡々としてるようだけど目が離せない。

 

2人のイライラや怠さ、キャッチボール出来てない様子の裏には常に破局がチラついていました。

 

どう弁明しても「アンタとは無理!」って眉間で言ってるような、ミシェル・ウィリアムズの険しい表情も凄いけど、疲れ果てた感じが世の中の主婦を思わせてるしで気が引き締まる思いでした。

 

こりゃ当時強くオススメされたのが分かる納得の1作です。

 

みんなの感想や評価は?

 

 

 

 

パー子
パー子

やっぱり観るのにエネルギー消費する作品だね。

 

 

 

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