「イーヴィル:超常現象捜査ファイル」シーズン1第9話の【あらすじ】【感想】
この記事は「イーヴィル:超常現象捜査ファイル」シーズン1第9話の【あらすじ】【感想】です。
2022年7月8日からついに「イーヴィル:超常現象捜査ファイル」シーズン1がhuluで独占配信されました!
司法心理学者のクリステンと神父見習いのデヴィッド、デヴィッドと組んでいる便利屋のベンの3人のチームワークやバランスが絶妙で面白い!
科学では証明できない悪魔や憑依、奇跡はこの世に存在するのか!?
凸凹な3人がそれぞれの視点で全力でぶつかっていきます。
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第9話「副作用」41分
- セバスチャンはタウンゼンド博士のセラピーで「今までの考え方を壊せ。その後次のステップへ。」と助言される。
- デヴィッドの父レオン宅から戻ったクリステンは夫アンディの突然の帰宅に驚く。
- 「驚かせたくて連絡もせずに帰った。ローラの検診にも付き添いたかった。」と言い2人は抱き合う。
- デビッドに借りたパーカーを脱ぎレオンに絵を描いてもらった赤いTシャツを脱ごうとすると、アンディが「どんな仕事なんだ?」と尋ねる。
- クリステンは「ちょっとヘンなの。」と笑いシェリルはどうしたか聞くとアンディが「帰ってもらったよ。」と答える。「モメたの?」と心配するクリステンに「逆さ、平和協定を」とアンディは返す。
- 娘達が寝る時間を過ぎているにも関わらず1階に降りて来る。「今すぐ寝なさい。騒ぐのはまた明日。」と言って子ども達を2階に戻す。
- クリステンはパーカーを洗濯カゴの奥に入れ込み、髭剃りをしているアンディの隣で仕事についての話しをするとハイなのがバレる。
- クリステンとアンディが夜中物音で目覚めピッケルを持って1階に降りていると、娘3人も一緒についてくる。
- 洗濯カゴを入れているドアを開けると猫がおりクリステンを睨みつける。
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- 子ども達は猫を飼いたいと言い、アンディは仕方なくクリステンのオフィスに連れて行く。
- デヴィッドの元に召喚状が届き、それを持ってクリステンのオフィスに出向くとアンディの帰宅を知らされる。
- 召喚状の内容はホプキンズの悪魔祓いを受けたキャロラインからで、心理学者の提案に従い医療を頼るべきだったとの訴えを起こされている。
- クリステンは「ここでの会話が口裏合わせと言われ不利になる。まずは弁護士と話して。」と助言する。
- デヴィッドが帰った後猫が鳴きクリステンを睨んでいる。
- デヴィッドが部屋に戻ると司教のマークスがいて弁護士レネー・ハリスを紹介される。
- セバスチャンはタウンゼンド博士から「女性用のジムに行き手で銃を撃つ真似をしてこい。」と指示される。
- レネーはデヴィッドの亡くなった昔の恋人ジュリアの妹で昔話をする。
- 証言録取に来たベンとクリステンはレネーに会い自己紹介をする。
- レネーは博士らしくジャケットを着た方がいいとクリステンにアドバイスする。
- レネーは相手の弁護士が凄腕だと言い、自分はジュリアの妹だとクリステンに伝える。
- 悪魔祓いの音声が流れる。殴打のような音が流れ彼女を叩いたかデヴィッドは聞かれる。拘束の有無やその意味は?と。
- キャロラインは悪魔祓い後の状態について話す。妄想や自殺願望があり救急搬送され治療を受けたと言う。
- キャロラインの主治医ジャイルズが悪魔祓い後のキャロラインの心身の状態を説明する。「解離性同一性障害だが妄想も深刻で悪魔や悪霊に襲われると信じていた。」と話す。
- キャロラインへの治療法を聞かれ妄想にはクロルプロマジンとアリピプラゾール、トラウマの概念化療法を行っていると答える。
- 部屋の外で待つクリステンとベン。「どうだ?」とベンが聞くとクリステンが「ごく普通。」と答える。
- クリステンの証言録取が始まり相手の弁護士からクリステンの判断やボッグスが出した結論について聞かれ精神疾患であると認める。儀式の中止を申し出た件やそれを神父達が聞き入れなかった事実なども確認される。
- デヴィッドの証言録取が始まり神父を目指した経緯を聞かれる。過去の逮捕歴などを持ち出しリハビリ施設に入っていたことも追及される。
- デヴィッドは薬物と女性関係で問題を抱えていたことを認める。
- ベンとクリステンは何か対策しないとと待合室から出る。
- セバスチャンは女性専用ジムの受付で「入会したい。」と言い断られると「性差別じゃないか。」と言う。手で銃を撃つ真似をしてジム内の女性達を撃つフリをし「過去を破壊しろ。」と言う。警備員が出て来て退店する。
- デヴィッドの部屋にレネーが来て「迷っていたけど言うしかないわね。好きだった。ずっとよ。あなたとジュリアに思いがバレたら困るから近寄らないようにしていた。昨日再会してそこで悟った。弊害は姉ではなく神だと。」と言うとデヴィッドは立ち上がり「勉強がある。」と言ってレネーを帰す。
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- レネーは「聖職者になることだけが教会への奉仕じゃない。」と言い残す。
- アンディは子ども達から悪魔祓い等の話しを聞き、「オフィスにロザリオがあるのはそのせいか?偉大なるベンからもらったのか?」と尋ねる。偉大なるベンを気にする必要はないと答える。
- アンディと話している最中に思いついたことがあり、ベンに電話する。
- セバスチャンはタウンゼンド博士に10人に撃つフリをした報告をする。喜んで「よくやった!」と褒め次のステップを話し出す。セバスチャンは「銃を買った。」と言い「1丁では足りないぞ。」とタウンゼンド博士が言う。
- 銃の練習をするため射撃の名手アダムを紹介される。「私が信頼する59人の1人だ。」と。
- レネーがクリステンのオフィスに来る。クリステンは攻勢に転じたいと伝える。
- レネーはキャロラインの主治医に2019年8月6日どこにいたのか聞き、「船旅」と答える。主催がクロルプロマジンの製薬会社だったことを指摘すると「製薬会社の接待は多いが薬の選択の影響はない。」と答える。
- レネーは多くある中から何故それを処方したのか尋ねると「薬の処方は芸術に近い。」と答える。
- レネーはボッグスにキャロラインの主治医が処方した薬の副作用を聞くと、彼は「めまい・吐き気・眠気・自殺念慮などだ。」と答える。
- 主治医によると悪魔祓い後に2度の自殺未遂があったとしているが、薬の服用期間と同じため副作用ではないかとレネーが指摘する。また自殺念慮の副作用がない抗精神病薬はあるかとボッグスに尋ねると「クロザピン。」と答える。
- 何故主治医ジャイルズがそれを使用しなかったという疑問に「価格の安さを優先したのでは」という見解が出る。ボッグスの見解と同じ論文が過去にあったとレネーが提示するとその著者名は主治医ジャイルズで「この極端な療法は鎮痛剤なしの地獄ツアーへの誘導。じっくり取り組まないと症状が悪化する。」と書かれている。
- デヴィッドがレネーにお礼を言うと「友達のおかげよ。」とクリステンを見る。
- セバスチャンがアダムから射撃の指導を受ける。アダムは「殺すほど腕が上がる。」と淡々と言う。
- セバスチャンは「卒業だ!」とタウンゼンド博士にお祝いされ、この間のジムは避けて教会を狙えと言う。セバスチャンはタウンゼンド博士の話しに乗る。
- クリステンの証言録取が再度始まる。悪魔祓い後のキャロラインは正常かつ穏やかだった。状態の悪化は主治医の治療後でこれ以上の治療はやめるべきと。
- 和解の申し入れがある。
- クリステンが家に帰るとベッドの上に小さな箱が置いてある。アンディからのプレゼントで開けてみると中には「今度は君の番!」とメッセージがあり、エベレストに行っておいでと提案される。
- デヴィッドが部屋に戻るとレネーが座っていて関係を迫られる。
- セバスチャンは家で銃を構えイメージトレーニングに励んでいたが、途中で銃が暴発し即死。
- タウンゼンド博士がセバスチャンのニュースを見て「役立たずめ!時間をかけてやったのに!」と暴れだす。
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- タウンゼンド博士は次のターゲットをネットで探す。
感想
初めましてじゃない射撃の名手アダム
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危険なセラピーを進めて犯罪者へと誘導しているタウンゼンド博士。
彼がセバスチャンに銃の指導者として紹介(第9話27分53秒)したアダム(グラハム・ロワット)が実は初めましてじゃなかったと後から気づきました。
うーん。第9話の初見では分からなかったのです。
アダムは第6話「預言者」に出てた!
預言者グレイスが移民関税執行局に連れて行かれ、慌てて面会をしたデヴィッド。
ポヴェリア文書の破れた部分を埋める残りの絵を描いた時に使ったノート。
これをグレイスは職員に「あの人に渡して。」と言づけるんです。
でもそのノートがアダムの手に渡りゴミ箱へ。
アダム登場場面は、第6話の37分50秒あたりから始まります。
あら、グラハム・ロワットのInstagramにドンピシャ動画がありました(笑)
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制服を着て職員と会話してたことから、成りすましの人じゃないんだろうなと思っていたんですが……タウンゼンド博士の仲間だったんかい!
えー!ということはグレイスとの接触を妨害するために、移民関税執行局に垂れ込んだのもタウンゼンド博士?
「スキルや肩書きを持った人を信頼できる仲間にしてる」=「偶然じゃなく選び抜かれてる」
ってことだし、やっぱ怖すぎ!
セバスチャンの失敗とタウンゼンド博士の本性
セバスチャンをセラピーに誘い込んだ時からどんどん破壊的な思想に引きずり込んだタウンゼンド博士。
タウンゼンド博士の押して引いての言動でセバスチャンもコントロールされちゃいましたね。
傍から見てたらすごい危ない思想で理解できない行動を指示しているのに、これに疑問も持たずにステップアップしちゃうセバスチャン。
こういった一見気弱そうで地味な人に火がつくと、今まで秘めていたエネルギーや過去の辛い経験の怒りが原動力になって踏み出してしまうんでしょうか。
ゾッとしたのが思いついた風に襲撃先に教会を提案したタウンゼンド博士。
思いっきりデヴィッドの写真も出てたし消す気満々ですよね。
でも真面目なのが裏目に出たのか、自宅でイメトレ中に銃が暴発しセバスチャンは亡くなるんですが、本当これが実行されなくって良かったです。
アンディの心配事
クリステンや娘達とは離れて山岳ガイドをしていたアンディは、帰宅するなり情報過多で頭パンパン状態。
子どもも成長してるし4人それぞれ溜め込んでいたことがドバッと出て来るし、シェリルの見たくない場面に遭遇し、クリステンの新しい仕事は何か危険っぽい。
極めつけは自分の知らない「偉大なるベン」とかいう親切で優しい男性が家に出入りしてるっぽい!クリステンは不倫しているのか!?
クリステンとの会話の中でも「偉大なるベンは気にする必要ある?」と率直に聞いてるアンディ。
半笑いで「全然ない。」と答えるクリステン。
どちらかと言えば、アンディが玄関に出て来る直前まで一緒にいたデヴィッドとの方が何かありそうなんだけど(笑)?
アンディのプレゼント
子ども達にしかお土産がなかったからとクリステンに遅れて用意したプレゼント。
疲れて帰宅した彼女がそれを開けると「今度は君の番!」とメッセージが書いてあり、アンディからエベレストに行っておいでと提案されました。
登山家を泣く泣く諦めたのはクリステンの様子からよく分かるし、諦めた自分とは違って夫はいまだに山に登るために家を空けている。
仕事だからと理解しているようで、やっぱりどこか悔しいというか引っかかりはあるのでは?
「家事も育児も俺に任せて山へ行け!」なんて提案できるアンディは素敵だなって思う。
でもその裏にはドロドロした仕事を抱える日常から離れてみては?という気持ちも込められてるワケで……
あれ?もしかしてリフレッシュじゃなくってリセット(自分以外の男との関係を断ち切らせる)を望んでるのかい?
とか邪推して素直に受け止められなかった私です。
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