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【ネタバレ感想】エマ・ワトソン主演映画「リグレッション」は実話ベースのサスペンス【アレハンドロ・アメナーバル監督】

映画「リグレッション」エマ・ワトソンが何かに怯える告発者に!

今回ご紹介するのは、2015年スペイン・カナダ合作の「リグレッション」(原題:Regression)。

ネタバレ【話しの展開】【感想】をまとめています。

 

パー子
パー子

1980年~90年代初頭のアメリカで、悪魔崇拝者による儀式から人々が不安にかられて社会問題となった騒動から生み出されたサスペンス。

 

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監督はあのアレハンドロ・アメナーバル

「リグレッション」は、U-NEXTで配信中のニコール・キッドマン主演のヒット作「アザーズ」、「海を飛ぶ夢」などのアレハンドロ・アメナーバル監督が6年振りに手がけた作品。

実話ベースで悪魔崇拝者や儀式、関連して起きた騒動、社会問題がテーマになっているようです。

 

確かに「大いにあり得る」内容でした。

 

 

アレハンドロ・アメナーバル監督のインタビュー記事も貼っておきますね。

 

 

予告動画

 

登場人物・キャスト

ブログ見出し下画像

ブルース・ケナー

✅演:イーサン・ホーク

 

アンジェラ・グレイ

✅演:エマ・ワトソン

 

ケネス・レインズ

✅演:デビッド・シューリス

 

 

【ネタバレ】感想・内容振り返り

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視聴前には思いもしなかった【悪魔的儀式虐待】【退行催眠】を絡めた人間の心の闇に迫った作品でした。

全然そんな感じはしなかったのですが、一応R15なんですね!

 

全体的に突き抜けておらず中途半端で残念な部分もあったんですが、なかなかテーマは面白かったです。

騙しの手口を見たような気分。

 

はじまりはアンジェラの告発

17歳の内気な少女アンジェラ(エマ・ワトソン)は家出をして教会に身を寄せているそうな。

最近父親(デビッド・デンシック)から性的虐待を受けるようになったらしく、勇気を持ってそれを告発。

 

↓こっちのデビッド・デンシックもクセ強め

 

この件を担当した焦燥感タップリの刑事がブルース・ケナー(イーサン・ホーク)。

 

告発された父親は罪を認めるも全く記憶がないご様子。

おとぼけさんでもウッカリさんでもなく捜査には協力的。

でも肝心の記憶がないから何も進まない……不可解だわ!なんじゃこりゃ!

 

そこで登場した心理学者と一緒に”退行催眠”で父親の記憶を遡り探ってみたら、なんか怪しげな話し(記憶)が出て来た。

 

娘に馬乗り?娘は縛られてる?自分はカメラで撮影してる?悪魔?儀式?馬乗りになってるのはブルースの同僚?

 

疑問ばかりで混乱。

観ている私も一緒に混乱。

断片的ではあるけれど、とんでもない場面を話し始めた父親の言葉により、ブルースの同僚も捕まってしまう。

まぁこの捕まった同僚もいかにも裏がありそうだから、いっちょかみしてそうだなぁ~と妙に納得しちゃう。

 

怪しげな人ばかり

終始青白く感じるような暗く冷たいような空気感。

出てくる人もどこか怪しげ。

牧師でさえも怪しげ。

さて誰を疑うべきか。

 

ブルースはとっても熱心で頭からこの事件が離れません。

事件の真相に辿り着こうと心身をすり減らし追い詰められていく。

しかもアンジェラにちょっと入れ込んじゃって彼女の母親の墓の前でイチャコラしてしまった。

なんてこった!

 

 

私にとってはあなたはイイ人であなたしか頼れる人はいないの(*´з`)

 

本心なのか意図的なのか、ちょっと意志強めなエマ・ワトソンの顎が「ただの被害者」ではないオーラを放っていたのは気のせいか(笑)

 

ブルースは事件に執着しすぎて夜は”悪夢”にうなされたり、無言電話までかかってくるし、アンジェラが話すように日中はそこら中に自分を監視しているような視線を感じたり、平和だった生活が一変し身の危険を感じるように。

 

 

騙された大人達

結局のところ、アンジェラが告発した内容は全て嘘っぱち。

 

【悪魔崇拝】【悪魔儀式】【虐待】【思い込み】【刷り込み】【虚偽記憶】【誘導】

色々な要素を重ねてひとつの大きな事件に仕立て上げ、まんまと大人は騙されておったのじゃ!

 

アンジェラが女性でまだ10代という点も、人々の思い込みを強くさせた要因。

実際は負け組家族から逃れるため、恨みを晴らすための大芝居だったようです。

 

確かに不幸な生い立ちや家庭だったかもしれないけど、この手口を思いつくアンジェラが恐ろしい……逃げ込む先が教会、牧師だというのもあざといやん。

 

やっぱり人間って怖い。

身近な人間だからこそ?なのか、子ども時代の恨みってやっぱりいつまでも残るよね。

 

 

ブルースに全てがバレて突っ込まれた時も悪びれずに睨みつけて一言。

「母の墓の前であなたがキスしてきたことを言いふらしてやる!」

 

自分の過去の行いの償いも兼ねて娘の告発を受け入れ罪を認める父親が、なんとまぁ不憫というか、信仰にお熱入れて改心しすぎじゃないかい(笑)?

 

まだまだこの子はやりますよ。

 

 

残念ポイント

 

それはそうと!

余計だと感じたのは、途中にブルースに無言電話をかけているのがアンジェラだとおもっきし発覚したこと。

 

正直エマ・ワトソンなんですから(笑)チョロッと出て来る脇役みたいな扱いではないでしょうよと捻くれフィルターで観ちゃってたので、きっとキーパーソンだなと思うでしょ?

だからドヤ顔で彼女が無言電話かけてるところが映し出されてちょっとガックシ。

あぁ~やっぱりねぇ~って、早い段階でオチが見えちゃうじゃないですかい。

 

みんなのクチコミ・評価

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