今回ご紹介するのは、Huluで独占配信中のメキシコドラマ「セニョリータ89」シーズン1の第3章［アンヘレス］。
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第3章「アンヘレス」54分
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候補者たちは何事もなかったかのように振る舞い、体裁を保とうとするが、やがてニュースで州知事の失踪が報道される。そしてエレナのもとに、あの夜の小屋での様子が撮影されたビデオテープが届く。【Hulu
より引用】
ジョセリンとドロレスが、州知事の遺体を崖から落とし、迎えに来たベセラの車が到着したところで終わった第2章。
違和感ありありの州知事の不在を、ベセラが黙ってるとは思えませんよね。
大人たちがどんな動きを見せるのか、第3章も振り返っていきますね。
ドロレスの主張
州知事の遺体を遺棄した後、慌てて1人で小屋に戻ったドロレスは、州知事を迎えに来たベセラに「服を着て出て行った」と説明。
一緒にいたジョセリンについては、州知事の性癖に耐えられず怒られて帰ったことに。
不審に思いつつも、まさか彼女たちが州知事を殺害したとは思っていないようで、ドロレスを車で送り州知事と出会っていたことについて口止めをしました。
無くなったビデオテープとミルコの伯父
朝を迎え、ミルコとノラが小屋の掃除にやって来ました。
ミルコは部屋に盗撮用のカメラを設置していて、そのテープを回収しに来た模様。
でもそのテープがない！
州知事とベセラが持ち帰ったんだろうか？
ミルコは公衆電話から、伯父であるラウル（コンセプシオンの兄）に報告。
ミルコはラウルに頭が上がらない感じだね。
州知事を探すベセラ
州知事と連絡が取れないベセラは、ジョセリンたちに話しを聞くため、ラ・エンカンタダに姿を現しました。
ノラに連れられ教会に集まったジョセリン、ドロレス、アンヘレスは、ベセラに「全部話せ」と問い詰められますが、何も知らないを貫きます。
ベセラは途中コンセプシオンに追い出されるも諦めず、現地の小屋に出向き何か手がかりはないかと調べる姿も。
アントニオへの頼み事
アンヘレスは息子を母親に預けているため、州知事の件で家族に危険が及ばないか心配でたまりません。
そこで、信頼できる運転手のアントニオに頼み事をしました。
巻き込みたくないけど頼める人がいないと言うアンヘレスに、構わないよと真剣に話しを聞こうとするアントニオ。
アンヘレスは、彼に母親に渡す現金を預け、一緒に伝言をお願いします。
家には戻らないで
切実な伝言を聞いたアントニオは、明朝バス停まで送ると約束までしてくれました。
アントニオが痛い目に合わないか心配や。
追放されたノラ
暗い夜道、荷物をまとめたノラを、ミルコがある場所まで車で送りました。
「10分で信頼できるヤツが迎えに来る」とミルコは言いますが、何やら彼も動揺してるし不安が募ります。
州知事が失踪したうえに、ビデオテープも無くなり……
ノラはただラ・エンカンタダから追放されただけなのでしょうか。
もしかしたらラウルの手が回ってるかもしれない、危険なのではとどうしても考えてしまいますね。
エレナの部屋に置かれたビデオテープ
エレナが部屋に戻って来ると、ベッドの上に謎の茶封筒。
恐る恐る開けてみると、中に手書きラベル「サン・ルイス・ポトシ 1989年9月」が貼られたビデオテープが入ってるじゃないですかっ！
これはミルコが探してたビデオテープ！？
エレナは急いでビデオテープの中を確認。
再生して絶句。
州知事がジョセリンに乱暴している場面、事故の流れも全て録画されていました。
エレナの考え
ビデオで小屋での出来事を確認したエレナは、翌日ドロレスとジョセリン、アンヘレスを呼び出します。
エレナ的には、このビデオを証拠として警察に提出することで、自分たちが有利になると考えています。
でもドロレスたちは、ずっと男性や権力者に弄ばれ抑圧され生きて来た身。
警察なんて信用もしてないし、地元警察もラウルたちの手先だと思ってるため、ビデオを持って駆け込もうなんて1ミリも考えていません。
そう言えば、この第3章ではアンヘレスもエレナに似たようなことを言っていましたね。
でも内心では、私たちを対等に扱う考えはない。
知事が好き勝手やっても警察にとっては犯罪じゃない。
私たちは逆よ。
ノーと言う権利も認められない。
味方はいない。
常にこんなことを頭に入れて生きてるって、なかなかハード。
禁断症状との戦い
ラ・エンカンタダでドラッ〇を工面してくれていたノラが突然いなくなり、ドロレスに禁断症状が出始めます。
ドロレスの変化に気づいたルイサは、症状を緩和する薬を処方することを約束。
ルイサも禁断症状の経験があるらしく、コンセプシオンの秘書になるまでの経緯もチラリと話していました。
ルイサっていつもプリプリしてるイメージだけど、過去に負った深い傷がありそうだね。
母親の見送り
アントニオってばかなり真面目。
アンヘレスからの頼み事を、きちんとこなしていたようです。
30分後に出発する母親（と息子）を見送りたければ、車に乗ってと声をかけて来ました。
きっとアンヘレスのことが好きなんだろうなぁ。
バレたら色々ヤバイ。
それでもアンヘレスは、迷わず見送りへ。
眠る息子を抱きかかえた母親と、手短に別れの言葉を交わしました。
エレナが警察へ
ドロレスたちには賛成されなかったけれど、エレナはビデオテープを持って警察へ。
すると受付に置いてあるTVから、ベセラの遺体が発見されたニュースが流れ始めました。
たじろぐエレナが奥に目をやると、警察官と酒を飲み談笑するミルコの姿が。
「ドロレスたちが言ってた通りだ！」と思ったかは分かりませんが、逃げるようにしてエレナは立ち去りました。
警察とロペス家は、やっぱりズブズブやったんだね。
証拠隠滅
警察で談笑していたミルコ。
次に仲間としたことは、小屋に放火し証拠隠滅。
煙に気づいたジョセリンは、ドロレス、アンヘレスと共に青ざめます。
次は自分たちだと3人が静かに悟った瞬間。
川で州知事が見つかる
いろんな意味で嫌な予感がしてしまうのが、ラストの場面。
川で地元民女性が見つけた州知事の遺体。
あんな高い崖から落とされたにも関わらず、大きな傷もなく遺体はとってもきれい。
ニュースを観てる人なら、「エル―知事や！」と分かりそうなレベル。
イサベルがコソコソ動き出す
州知事の件に意識が向きがちですが、度々不穏な動きを見せてるのがイサベルです。
まだドロレスたちへの直接の絡みはないものの、自分が勝つため成功するために、チャンスを掴もうとアンテナを張り巡らせているのは確か。
ある程度汚い手を使ってでも、自分を売り込むガメツサを見せ始めました。
イサベルというキャラクターが、今後どうストーリーに関わってくるのか気になりますね。
個人的には好きになれないタイプだな。
【関連記事】
➡【ネタバレ】第4章「イサベル」
➡【ネタバレ】第5章「ルイサ」
➡【ネタバレ】第6章「コンセプシオン」
➡【ネタバレ】第7章「ドロレス」
➡【ネタバレ】第8章「ファイナル」
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