ニックの裏切りから気づいたルークとの絆
『ハンドメイズ・テイル/侍女の物語』シーズン6のエピソード7「崩壊」は、あまりにも衝撃的な展開でした。
ニックの裏切りが引き金となり、イゼベルの閉鎖は大虐殺へと発展。
善と悪、そして登場人物たちの複雑な心理がむき出しになる中、私たちは「もし自分だったらどうする?」と自問せずにはいられません。
この記事では、この波乱のエピソードを徹底的に振り返ります。
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第7話「崩壊」の出来事・要点まとめ
セリーナの扱いが上手。ついでに言うとローレンス司令官も策士でジューンに火をつけるのが得意すぎる。色々な動きがあったけど、断トツでリディアおば役のアン・ダウドのジャニーンへの執着と愛情が滲み出る演技が印象的だった。本当にそれまで泣いていたかのように見える表情がさすが。 pic.twitter.com/UfidXm9dn6
— パー子@洋画・海ドラ・アニメ好き (@pchiku_pa_ko) September 12, 2025
イゼベルの閉鎖が大虐殺になるなんて
本当にギレアドって残酷ですよね。
ニック(マックス・ミンゲラ)の密告が、イゼベルの閉鎖、働いている女性皆殺しへと発展しました。
女性たちをシャワールームへ追いやり、一斉に銃殺。
ギレアドに囚われ、ずっと嫌々ながら司令官たちに奉仕してきた女性ばかりなのに、閉鎖が決まった途端に皆殺しとか意味が分かりません。
メーデーとグルと思われたのかもしれませんが、あまりにも理不尽すぎます(涙)
彼女たちに稼ぎがあったわけでもないですよね。
対価は「生かしてもらっている」ということだけなのでは?
ジャニーン(マデリーン・ブリューワー)だけ連れて行かれて生き残りましたが、あの変態モラハラのベル司令官(ティモシー・シモンズ)の侍女として再スタートすることに!
ただ、これはこれでまた新たな苦難が増える流れに。
なぜなら、ジャニーンの生存を知ったリディアおば(アン・ダウド )がベル司令官に届け物をしに行くと、「会える状態じゃない」と不愛想に門前払いされてしまったんですよね。
不穏な空気を察知したリディアおばが、二階の窓を見ると、ジャニーンがこちらを見てるじゃありませんかっ!
その顔には笑顔はもちろんなく、なんならアザだらけだったんです。
抵抗したジャニーンを制圧するために殴ったんだろうなと、容易に想像できてしまいます。
ニックと決裂
メーデーの作戦が実行できず、イゼベルの女性が殺害され、ジャニーンの救出もできなかったのは最悪ですが、特に考えさせられたのは、「結局ニックはあの時どうしたら良かったのか?」問題ですよ。
そもそもウォートン司令官に詰められることになったのも、ずっと怪しまれてきたのも、ジューン(エリザベス・モス )絡みでコソコソしてきた結果ですよね。
そんな退場手前の状況で、ウォートン司令官(ジョシュ・チャールズ )に「嘘つきは壁行きだ」と睨まれ、どう答えるのがベストだったの?
万が一処刑されたら、これからジューンたちを助けることもできないじゃない?
イゼベルの女の子たちが虐殺されたのは不運展開だけど、ここでウォートン司令官の信頼を取り戻し、今後有利にメーデーに働きかけてくれるかもしれないじゃない?
色々な思いがグルグルしてきて、ジューンが「ニックのこと信じてたのに、裏切られた」とストンと落ちてる姿には、正直ガッカリしてしまいました。私がおかしいのか?
カッとなったジューンが、ニックを激しく罵倒して、ウォートン司令官とのやり取りを知って、ある程度は理解を示すのかなと。
ギレアドが悪なのは変わりないけど、助けたい!潰したい!一心のメーデー側だって、これまで死なずに済んでた人間を死に追いやってきたじゃない。
確かにニックの協力の原動力は、ジューンへの気持ちが一番だったかもしれない。
ギレアドを潰すとか、皆を救出するとかよりも。
「俺は司令官であり、目だ。ジューンはそれを都合よく忘れる」
いや、本当にその通りだなと納得してしまったのですが、ジューン的には腑に落ちてないようです。
うーん。
ニックの密告について海外視聴者の意見は?
この流れに非常にモヤモヤが止まらない私(笑)
海外視聴者はどんな風に受け取ったのか調べてみました。
どうやら、ニックがメーデーの計画(イゼベルを襲撃し司令官たちを一掃、女の子たちを救出)をウォートン司令官に密告した一件は、海外の視聴者から様々な反応を引き起こし、大きな議論の焦点となっているようです。
彼の行動は、単なる裏切りとして非難される一方で、複雑な状況下でのやむを得ない選択として擁護する声も上がっています。
具体的にご紹介しますね。
批判・非難の意見
ニックの行動を厳しく批判する人たちは、彼の行為を「ジューンへの裏切り」だと感じています。
これまでジューンのために何度も命がけで協力してきたニックが、最終的には自分の安全と地位を選んだと見ているからです。
特に、彼の密告が原因で罪のない女性たちが虐殺されたことには、強い怒りが向けられています。

ニックはまさか女性たちが虐殺されるなんて思ってなかったのでは?
ルークが言ったように、「ニックが最初からギレアドの協力者だった」と考える人もおり、これまでの彼の親切な行動は、全てギレアドで生き残るため、そして地位を守るためのものだったと解釈されています。
また「これまでのニックと違う!」と違和感を覚える人もいるようですね。
シーズンを重ねて築き上げてきた彼のキャラクターが、急に変わってしまったように感じ、「ストーリーの辻褄が合わない」と不満に思っている声もあります。
同情・擁護の意見
一方で、ニックの行動に同情する人たちもいるようです。
彼らは、ニックがウォートン司令官に「追い詰められた」結果、自分の命を守るためにやむを得ず密告したのだと考えています。
「生きるためには仕方なかった」という、彼の生存本能を理解しようとしているのです。
また、ニックのキャラクターはもともと複雑で、善悪では割り切れない部分が魅力だと考える人もいます。
セリーナ(イヴォンヌ・ストラホフスキー )やローレンス(ブラッドリー・ウィットフォード)のように、ギレアドに関わった人たちが「償い」の物語を歩んでいるのに、ニックだけを一方的に「悪人」と決めつけるのはおかしい、という意見もあります。

結局、ニックの行動に対する評価は、彼を「冷酷な裏切り者」と見るか、それとも「厳しい状況で生き抜こうとした人」と見るかで大きく分かれているようです。
そして、こうしたキャラクターの変化を、ドラマが「驚き」を優先した結果だと感じている人も多く、脚本の質そのものに疑問を投げかける声もあるようです。なるほど。
司令官夫人たちに失笑され火がついたセリーナ
ウォートン司令官と結婚が決まり、自信を取り戻しチャンスを得たセリーナの言動に力強さが増してきました。
それなのに、ナオミ(エヴァー・キャラダイン)やその他の司令官夫人たちから、馬鹿にされるという屈辱を受けてしまったんです。
特に侍女に関する考え方は、セリーナ以上に手に負えないものでした。
ナオミはセリーナに対してライバル心を燃やしているようだし、とにかく居心地の悪いお茶会すぎて、こっちまで離席したくなりましたよ(笑)
でも、この出来事がセリーナの心を折るどころか、火をつけたようです。
ウォートン司令官と共に「黙らせてやろう」で一致団結。
やっぱりこの二人は気が合いそうです(笑)
ビジネスカップルって感じですよね。
盛大に国全体を巻き込んだ結婚式を挙げようと、準備を進め始めました。
次の決戦はセリーナの結婚式
セリーナという人間を知り尽くしているジューンは、ローレンス司令官の後押しもあり、侍女たちが参列する結婚式に、モイラと共に武器を持ち込み紛れ込もうという計画を立てました。
興味深かったのが、センターにいた協力者がフィービーおば(ダーシー・カーデン)だったということでした。
てっきり手厳しい人なのかと思ってたので、ローレンス司令官の車(トランク)に隠れていたジューンとモイラを見つけた時には、「終わった!」とヒヤッとしたんですよ。
だから「革命を始めましょう」の一言には無駄にホッとしました(笑)
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