今回ご紹介するのはLifetimeのTV映画「ハウス・コール～魅惑と死のナース～
」（原題：Deadly House Call）。
母の死を悲しむ間もないくらい、次々起こる不可解な出来事に心痛めるロックハート家のお話しだよ。
ちなみに！
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あらすじ
夫と娘の3人暮らしのマディソンは、母親の死と父親の認知症発症を機に、父の会社を任されることになる。経営の立て直しと家業の両立に奮闘する中、父親の介護のため、母の看護師だったレベッカを雇うことに。しかしそれ以来、周囲で不審な出来事が立て続けに起きるようになり、マディソンはレベッカの素性に疑問を抱く。【Hulu
より引用】
予告動画
登場人物・キャスト
レベッカ
#Watching Deadly House Call on @lifetimetv #thriller #lifetime pic.twitter.com/UN6KgHFJ6o
— StrawHatLuffy (@StrawHatLuffy2u) March 30, 2022
✅演：シエラ・ウールドリッジ
✅役：マディソンが雇った看護師
マディソン
✅演：ジョアン・ジャンセン
✅役：母の死を悲しむ間もないウォーレンの娘
ウォーレン
✅演：ネヴィル・エドワーズ
✅役：認知症のマディソンの父親
エメット
✅演：ショーン・ジョーンズ
✅役：マディソンの夫
海外の反応
気になる海外での評価はお馴染みの海外サイト「IMDb」でチェック！
★5.0／10
137
ユーザーレビューは数件だけ。
複雑じゃないなら気軽に観れるね！
感想
正直なところ、ここ最近観たLifetime作品の中では、一番クオリティ高く感じましたよ。
あくまでもTV映画の中ではってこと。
はじめから主人公マディソンに雇われた看護師レベッカには、裏の顔や企みがあるのは分かってはいるものの、それなりに緊張感高くバカバカしくならずに観れたのは◎！
チープなTV映画臭のしない作品で集中して観れましたよ。
Lifetimeにありがちな、もはや笑うしかない変態や突飛な展開、赤面必至な学芸会演技のキャストもおらず、レベッカが終盤どんな鬼畜顔を見せてくれるのやと期待しちゃう感じ。
ただその期待に反して、海外のユーザーレビューでもあった通り後半かなり失速。
残念！
1時間20分くらいまでは良かったんですが、悪事をやり遂げようとするレベッカと、主人公マディソン家族との対立がかなりアッサリ呆気なく終結。
ある意味平和な形で結末を迎えた的な。
オカワリ（レベッカ執念の復活）待ってたけど、残念ながらそのままエンディングとなってしまいました。
物足りなかったけど、結末に死人が出なかったのは良かったんかな。
ストーリーに真新しさやハラハラドキドキ感はなかったけど、良く言えば複雑な伏線もないしかなりシンプルで一直線。
非常に観やすい作品でした。
暇な時にボーッと無になって観るには丁度いい感じかな。
【ネタバレ】レベッカの正体や悪事
では、ここからは内容振り返り。
マディソンが雇った看護師レベッカの行動について、サクッと触れていきますね。
もちろん【ネタバレ】ですが、やっぱり観て楽しむのが一番なのでひとつひとつの詳細は書いていません。
なので本作が気になる方は、まずは視聴ページへどうぞ。
レベッカとの出会い
マディソンはレベッカと面識はなく、ルース（マディソンの母）の通夜で初めて出会いました。
そんな風に弔問に来てくれたレベッカなんですが、実はルースはレベッカに殺害されてたんです。
ちょっとばかし警戒心を持つマディソンでしたが、すぐさま彼女の有能っぷりを見せつけられてしまうんですよね。
ルースの通夜中、認知症でパニックになったウォーレン（マディソンの父）を落ち着かせたり、通夜の後も家の片づけに夜食作りとマディソン家族への気遣いでハートを鷲掴み。
もちろん帰り際に、ルースのところでは産休の人の代理で働いていただけで今は就職活動中♡と無職アピールも忘れない（笑）
そして束の間一緒にいたマディソンの娘ヘイリーも、レベッカを気に入ってしまうという、お決まりの流れに。
まさかルースを殺害してたとは誰も疑ってないからねぇ。
基礎作りはしたけど、すでにウォーレンの世話をしている男性ヘルパー（グレゴリー）が邪魔！
じゃあ排除してしまえとすぐに行動に移します。
通夜の後、グレゴリーにすり寄り期待させといて大量の睡眠薬を注射。
ウォーレンの世話役ポストが空いたことで、困り果てたマディソンとエメットはレベッカに声をかけます。
すべて計画通りやん！
レベッカの正体と目的
で、気になるのはレベッカの正体。
何故殺人までしてロックハート家に近づきたいのか！？
その目的はシンプルに「復讐」なんです。
だから偽名を使い身元も偽っています。
そりゃそうだろうな。
マディソンに不信感を持たれることも想定して、実弟と協力して復讐作戦を遂行。
レベッカの評判を聞こうと元職場に電話をかけると、すかさず弟の手元の携帯にかかる仕込みもバッチリ。
そんなレベッカの本名はジェーン・バトラーで、父親がロックハート投資信託の顧客だったそう。
誰かを思い出す強そうな名前だ！
レベッカによると、昔ウォーレンが顧客のお金を投資に使って大負けし、顧客に損失を負わせたんだとか。
その後レベッカの父は病んで自○。
家族と幼少時代を失ったレベッカは、何食わぬ顔で生きているロックハート家が許せず家族の命と財産を奪いに来たのです。
投資の話しはマディソンは知らなかったにせよ、レベッカにしたらヌクヌク育ってる風にしか見えず許せないよなぁ。
金庫の暗証番号に苦戦
ロックハート家に入り込み、ウォーレンの世話役になるまではスムーズだったけど、金庫の暗証番号がなかなか分からない。
会話から予測したり記念日を打ち込んだりするもどれもエラー。
娘のヘイリーに「ウォーレンが大切にしている時計を金庫に入れたと言い張ってて……」と言い、暗証番号を聞き出そうとしますが、さすがに彼女も知るはずがなく失敗。
ただウォーレンはメモ帳を持ち歩いていた情報はGET！
フッ軽マディソンは、弟と早速オフィスに忍び込んでメモ帳を探すんですが、秘書と鉢合わせたりしてここも失敗。
こうなったら、ルースに成りすまして認知症のウォーレンから聞き出そう！とルースのドレスやアクセ、香水を身に着けそそのかし作戦を実行。
ウォーレンってば普段色々忘れてるのに、この暗証番号だけはスラスラ出て来るのです。
それもそのはず、自分の生年月日とかじゃなく、家族の思い出にちなんだ番号だったんですよね。
なんだと思います（笑）？
正解はマディソンの乳歯が抜けた日！
えっ！私、ヒムト（息子11歳）の乳歯抜けた日なんて覚えてへんで！薄情な母親やろか！？
↓内容と全然関係ないけど、一応抜けたヒムトの乳歯たちはこのケースに
最後に
2024年1月5日からHuluで配信スタートした、Lifetime
の「ハウス・コール～魅惑と死のナース～」をご紹介しました。
TV映画なので多額の制作費をつぎ込んだ映画には及びませんが、身近な題材（ご近所さんや友達、家族ネタ）を扱った内容が多くて、意外にも食い入って観てしまう作品もあるんですよね。
その他にもLifetimeのTV映画には実話を基にした作品もあり、毎度事件内容を調べて衝撃を受けてたり……
なんだかんだで配信を楽しみに待ってしまうし、観てしまうのです。
気負いなく隙間時間で観れるサイズ感も、こりゃまた好都合なのであります。
同じような人いないかなぁー？
1月15日からU-NEXTでも配信予定！
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※本ページの情報は記事執筆時点のものです。最新の配信状況はU-NEXT
サイトにてご確認ください。
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