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【見どころ・ネタバレ感想】映画「ブラッド・ファーザー」前科者の父親が疎遠だった娘を守る!

 

今回ご紹介するのは2016年のフランス映画「ブラッド・ファーザー」(原題:Blood Father)。

【見どころ】ネタバレ【感想】をまとめています。

 

パー子
パー子

メル・ギブソン主演のサバイバルアクション!

 

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あらすじ

元犯罪者であるジョン・リンクは、トレーラーハウスでアルコール依存症のリハビリをしながら静かに暮らしていた。そんな彼の前に、数年前から行方不明となっていた一人娘のリディアが突然姿を現す。彼女は警察と殺し屋から追われているというが…。U-NEXTより引用

 

予告動画

 

登場人物・キャスト・吹き替え

ジョン・リンク

✅演:メル・ギブソン
✅吹替:磯部勉
✅役どころ:元犯罪者でアルコール中毒

  • 1956年1月3日生まれ
  • アメリカ出身
【出演作】「リーサル・ウェポン」シリーズ・「パトリオット」「身代金」など

順調にキャリアを積んでいたメル・ギブソンですが、数々のスキャンダルで台無しに。

その低迷期を乗り越えて取り組んだ10年ぶりの監督作がハクソー・リッジ (2016年)でした。

アンドリュー・ガーフィールドやサム・ワーシントンなどメジャー俳優が出演した本作は、第2次世界大戦で起きた実話を映画化した戦争ドラマ。

第89回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞など6部門でノミネートされ、編集賞と録音賞の2部門を受賞しています。

 

 

 

リディア

✅演:エリン・モリアーティ
✅吹替:ブリドカットセーラ恵美

✅役どころ:行方不明になっていたジョンの一人娘

  • 1994年6月24日生まれ
  • アメリカ出身
【出演作】「ジョン・デロリアン」「クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅」「キングス・オブ・サマー」など

 

 

ジョナ

✅演:ディエゴ・ルナ
✅吹替:宮本誉之

✅役どころ:リディアの彼氏

  • 1979年12月29日生まれ
  • メキシコ出身
【出演作】「レイニーデイ・イン・ニューヨーク」「ビール・ストリートの恋人たち」「フラットライナーズ」など

 

 

カービー

✅演:ウィリアム・H・メイシー
✅吹替:梅津秀行

✅役どころ:ジョンの親友

  • 1950年3月13日生まれ
  • アメリカ出身
【出演作】「ルーム」「リンカーン弁護士」「ジュラシック・パークⅢ」など

 

 

プリーチャー

✅演:マイケル・パークス
✅吹替:小島敏彦

✅役どころ:ジョンが父親のように慕っていた人物

  • 1940年4月24日生まれ→2017年5月9日没
  • アメリカ出身
【出演作】「Mr.タスク」「肉」「ジャン後 繋がれざる者」「レッド・ステイト」「アルゴ」など

 

 

監督はジャン=フランソワ・リシェ

  • 1966年7月2日生まれ
  • フランス出身
【監督作】「ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック・エネミー)No.1と呼ばれた男 Part.1 ノワール編」など

 

 

原作はピーター・クレイグの小説

 

原作はピーター・クレイグ(1969年11月10日生まれ・アメリカ出身)の小説「Blood Father 」(2005年3月1日発売)。

本作では原作の他に製作や脚本も担当しています。

 

【関連作】「トップガン マーヴェリック」(原案)/「THE BATMAN ザ・バットマン」(脚本)/「消えない罪」(脚本)/「バッドボーイズ フォー・ライフ」(原案・脚本)/「ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション」(脚本)/「ハンガー・ゲーム FINAL:レジスタンス」(脚本)/「ザ・タウン」(脚本)など
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パー子
パー子

すごいメジャー作ばっかりや!

 

 

見どころ

メル・ギブソンを堪能せよ!

ストーリーは至ってシンプルで、ちょっとしたサプラ~イズみたいなのはあるけど、度肝を抜かれるようなどんでん返しは無し。

とにかく本作を観てて思ったのがメル・ギブソンの魅力が溢れてるってこと。

他のブロガーさんとかが、深掘りして色々見どころを語ってるかもしれないけど、私はここ一択!

彼の出演作はいくつか観てたけど、久しぶりの彼が超絶美味だった!
とは言っても作品は2016年(笑)

もちろん鍛え上げられた肉体やサバイバル術に長けてる点、恐れずにガンガン立ち向かう姿も良かったけど、メル・ギブソンの何が違うのかと言うと、常に「心」「感情」「温度」を感じること。

映画からそのキャラクターがリアルに存在してると錯覚しちゃう温度感を感じられることって、意外に少なかったりします。

そこがメル・ギブソンの持ち味で素晴らしい魅力だし、この作品の見どころだと感じました。

 

スルメのような男

なんせ砂っぽい荒野が似合うメル・ギブソン。

彼が演じる前科者でアル中から脱しようと絶賛禁酒中のジョンは、トレーラーハウスに住み、彫り師で生計を立てる日々。

フワッとしたボサボサ頭で顔には年齢相応に深く刻まれたシワと、ワイルドなヒゲ。

荒くれ感たっぷりの血管浮き立つマッチョな腕に、タトゥー入りまくりボデー(笑)

小綺麗さ皆無のオッサン化した状態だったんですが、哀愁漂うジョンが渋くて良かった。

演じるキャラに無理がないというか、演技してないんじゃないか?と思えるくらい自然で。

喋り方とか温度感強めなんだけど白々しくないし、なによりもっぽくて。

押しつけがましい「俺見て!」感のないアクションが非常に良かったです。

彼はヒーローではないし、メンタルも体も無敵ではない。

そこがリアルじゃないですか。

噛めば噛むほどナンチャラってやつで、味わい深さを感じました。

 

パー子
パー子

元々はスタローンで話し進んでたみたいだけど、メルギブで正解だったはず!

 

 

ただの残酷な人間に成り下がらない

自身でもクズだと言い切り気性も激しいけど、ちゃんと人としての「心」があるところも好感度高め。

行方不明になっていた娘リディアと再会してからは、自身の過去を清算するかのように必死に彼女を守ろうと戦います。

いい父親になれなかった後悔が伝わってきたし、荒いけど愛情深い人なんだなぁとシンミリしました。

 

実父のように慕い口を割らずに庇ってきたプリーチャーが、実は庇い損な奴だったと思い知らされた時の怒りなんて、キレイな心で信じてきたからこそ。

怒りに任せて引き金を引かないところも、プリーチャーへの情の表れではなかろうかと。

 

不器用でハラハラするけど、違う時代と環境だったらマジでいい父ちゃんライフを送れていたのでは?と思えて仕方ないキャラクターでした。

 

 

パー子
パー子

とにかく!メル・ギブソン演じるジョンを噛み砕いてしがんで味わってみてください。

ヒムト君
ヒムト君

表現がいろいろアウトや。

 

【ネタバレ】感想

ブログ見出し下画像

 

もはや見どころが感想になってしまってるけど、こちらは純粋に感じたことを【ネタバレ】で。

 

はじめましてのエリン・モリアーティ

多分、エリン・モリアーティを認知したのは「ブラッド・ファーザー」かと。

最初は黒髪(多分ウィッグだね)だったけど、追手から逃げるために金髪にするという流れに。

エリン演じるリディアは17歳設定だったんで、強がって尖ってるけどまだまだ子どもっぽい。

華奢な体で不安な表情を浮かべる彼女に「守ってやらねば!」という父性スイッチが入りまくりそう(笑)

慣れてきたらジョンを黙らせる達者な口も持ってて、ちょっとした親子の場面はホッコリするしバランスとしては結構好き。

 

海外の一部の批評家からは、「メル・ギブソンやウィリアム・H・メイシーと比べたら見劣りする」と言われたらしいけど、いやいや、そんなん当たり前やん!と。

 

仮にリディア役をクロエ・グレース・モレッツ がやってたら?

きっと全然違う映画やん!ってなるし、なんならクロエメインになるかも(笑)

 

要は(私の場合は)あまり知らない女優さんだからこそ、先入観無しにジックリ観れたし、メル・ギブソンに集中できたのかもしれないなってこと。

そういう意味で演者としてのネームバリュー含め、バランスの良い組み合わせだなって思ったのです。

 

 

やっぱり○○のね!ウィリアム・H・メイシー

いろんな作品に出てるけど、何かと冴えないオーラをまとっているウィリアム・H・メイシー。

彼はメルギブとは明らかに違うけど、同じく噛めば噛むほどタイプ。どういうこっちゃ!

脇役であってもしっかり役目を果たす安心感と同時に、退場してしまうんじゃないかと不安になる薄幸臭(笑)

今回「ブラッド・ファーザー」では、ジョンの世話役であり親友でありアドバイザーでもあったカービーを演じてましたが、やっぱりハッピーになれなかったんですよね。

あぁ。

 

 

不覚にも涙

切羽詰まってたこともあって、臨機応変に危機を乗り越えてきたジョン。

ワイルドにバイクにまたがり、終盤は無双する展開かと思ってたけど、そうならなかったから涙出た!

最後の最後は追い詰められ、娘を逃がすために自分が犠牲になってでも敵に向かって行きました。

よくある展開だし、もっと残酷で「泣け泣けー!」とそそのかされるような場面づくりの作品あるけど、なんか泣けてきました。

やっとこさ娘と再会できたのにという無念な気持ちでいっぱいに。

こういう作品観たら自分も親孝行しないとなぁと思うんですよね。

 

パー子
パー子

父と娘という設定に弱いのよ!

 

 

最後に

「ブラッド・ファーザー」でメル・ギブソンの良さを再確認した私。

久しぶりに彼の出演作を漁ってみようかなと思って、早速いつものHuluとU-NEXT内で検索してみたところ……

Huluは5作品、U-NEXTは29作品が見放題配信中とのことで、圧倒的にU-NEXTの方が多かった!(2023年4月20日現在)

 

 

パー子
パー子

メル・ギブソンが、ビーバーのぬいぐるみを手離せない鬱病の経営者を演じるそれでも、愛してるは衝撃作!監督は出演者でもあるジョディ・フォスター。

 

もちろん!

「ブラッド・ファーザー」は両サービスで配信されています。

気になる方はぜひ下記からチェックしてみてくださいね。

 

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