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【ネタバレ感想】「残された者 北の極地」マッツ・ミケルセン主演の一人芝居!北極でサバイバル遭難生活。果たして助かるのか!?【北欧の至宝】

マッツ・ミケルセン主演「残された者-北の極地-」は面白い?無事に脱出できるのか?セリフがないってホント?ネタバレ感想

 

今回ご紹介するのは、2018年のアイスランド映画「残された者 北の極地」(原題:Arctic)。

ネタバレ【感想】をまとめています。

 

パー子
パー子

オマッツン(マッツ・ミケルセン)好きにはたまらない、ほぼ一人芝居の緊張感のある作品!

 

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予告動画

 

 

インタビュー動画(撮影秘話)

 

登場人物(キャスト)

  • パイロットのオボァガード(マッツ・ミケルセン)
  • 若い女性(マリア・テルマ・サルマドッティ)

 

【ネタバレ】感想

飛行機が墜落し北極にたった1人で取り残された男を描いたサバイバルドラマ。

とだけ頭に入れていざ視聴!

 

97分と比較的コンパクトですが、なかなか骨太でストレートな作品でした。

基本的にオマッツンこと、マッツ・ミケルセンの一人芝居で、セリフもほぼ無し

 

 

説明も回想もなくスタート。

主人公の人物像や不時着に至った流れも何も無し

でも情報や前置きがないからこそ、状況の把握をしようと必死になって観てしまいました。

 

観客を楽しませなければいけないという部分がないのもよかった。
シンプルに誠実に描くべきだと思った。

と先程貼っていたインタビュー動画で本人が話している通り、無駄をそぎ落としたシンプルなストーリーだからこそ、ガツンと胸に突き刺さる仕上がりだったと思います。

 

冒頭からえっさえっさと何やら掘ってると思ったら、上空から見えるように雪で「SOS」

頻繁に鳴る腕時計のアラームで瞬時に行動を切り替えるクールなサバイバル習慣を披露。

魚を釣り、釣った魚を冷凍保存して……と淡々とこなし落ち着いた様子。

極寒の中、不自由は沢山あってもキッチリとルーティーン化された行動で、ぐぅたら描写も無し。

救助されなくてもそれなりには生き延びれそうな安定感。

 

 

絶望的でメンタルもやられそうな状況なのに平常心。

ある意味”欲”とか”希望”とかも持ちすぎていないのか……?

諦めとは違うんだけどね。

 

 

そんなルーティーン男オマッツンが、毎日出し続けた救難信号のおかげで救助ヘリが目の前に現れ大興奮!

 

「ついにオラ帰れる~」
と笑顔になったのも束の間。

 

強風に煽られそのままヘリが墜落し大破!

残念なことにパイロットは死亡。

その隣に乗っていた若い女性は腹部に大怪我……

 

 

あぁ……ルーティーン延長戦決定

 

 

だけどオマッツンに変化がっ!

応急手当てをして優しく声をかけ、助けよう!助かろう!とオマッツンは行動を起こす決意。

墜落したヘリにあった非常食や地図等、使える物は持ち帰り、ルーティーンをこなすだけの毎日から卒業

 

念入りに知恵と労力を使って準備をし出発!

 

女性はずっと意識朦朧としていて会話はできませんが、オマッツンは水をあげ食事を食べさせ、「大丈夫。独りじゃないよ。」と自分にも言い聞かせるように声をかけておりました。

 

 

 

自身も疲労し衰弱しているけど怪我をしている女性を放置せず諦めず、自作のソリで引きずり懸命に運びます。

 

もうこれが辛そうで……ってか観てても辛いの。

 

終盤オマッツンも怪我しちゃって痛いけど、一歩一歩前に進もうと魂で動いてる感じ。

 

多分途中でシロクマに襲われて女性を救えないんじゃないかなとか、岩に挟まった足を自分で切り落とすんじゃないかなとか、脱線しまくりの予想をしてた私(笑)

うーんと、どれもこれも外れました……テヘ

 

緊張感高まるような”派手な盛り”も無く、淡々と進んでいくようだけど徐々に変化を見せるオマッツンの心身。

 

最後の最後はボロボロになって声もカスカス。

 

だけど助かろうと一生懸命に腹の底からアクションを起こす姿にシビレマシタ。

 

もっとキョロキョロせ~よ!

と救助隊員には思いましたが(笑)、やはりあちらからは見つけるのは難しいでしょうか。

 

結局のところ、この二人は助からなかったということですよね……

 

 

ちょっとしたタイミングで入れ違いのようで悔しいです。

 

疲れ切って落胆し倒れ込んでも最後の最後まで離れずにいたオマッツン。

互いに名前も知らないし、女性から発せられた言葉は「ハロー」だけ。

 

言葉でのやり取りがなくても、目的が同じ、向いている方向が一緒だとこんなに絆が深まるのか!?

前から知り合いだったのか!?と錯覚するくらい……

 

 

 

孤独、恐怖、不安……プラスの要素はひとつもないはずだけど、とっても力強く乗り越えようとするオマッツン。

 

後半ボロボロで素敵オジとは言い難い見た目になっていても、人間の温もりというか生命を感じられました。

 

演技というよりは、オマッツンそのものが発している何かなのかもしれません。

 

 

例え私服でジャージの重ね着をしていても(笑)チェックシャツの重ね着をしていても(笑)カッコ良くて愛らしくキュート!

 

 

その人柄が演技の幅や味を出しているのかも!?(関係あるか?)

 

やっぱり素敵すぎる人ですよ!皆さん!

作品のラストは悲しいけれど、マッツ・ミケルセンやっぱ好き♡と再確認。

 

 

みんなの反応・クチコミは?

 

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