「イーヴィル:超常現象捜査ファイル」シーズン1第8話の【あらすじ】【感想】
この記事は「イーヴィル:超常現象捜査ファイル」シーズン1第8話の【あらすじ】【感想】です。
2022年7月8日からついに「イーヴィル:超常現象捜査ファイル」シーズン1がhuluで独占配信されました!
司法心理学者のクリステンと神父見習いのデヴィッド、デヴィッドと組んでいる便利屋のベンの3人のチームワークやバランスが絶妙で面白い!
科学では証明できない悪魔や憑依、奇跡はこの世に存在するのか!?
凸凹な3人がそれぞれの視点で全力でぶつかっていきます。
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第8話「父親たち」41分
- クリステンが幹部(バチカンの3人)に内緒で撮影したシジルをデヴィッドのボスである神父に見せる。
- 神父が「これは何だ?」と尋ねると「これはシジルで、地上での悪魔の位階を表す紋章です。」とデヴィッドが説明する。
- 60人(シジルの紋章の数)の悪魔たちはソーシャルメディアで組織を作り始めていると伝え、「この中にすでに会っている者がいる。タウンゼンド博士、3人の子どもを殺したドワイト。」「他には?」「実はそれをご相談したくて。見つけ出したい。」とデヴィッドが神父に言う。
- 限られた範囲で調査を進めようと神父から許可が出る。
- 次は画家で作品に紋章を残しているデヴィッドの父レオンを調べる。
- 神父はクリステンとデヴィッド2人で行けと指示をする。
- 移動の車中、デヴィッドは「最後に会ったのは5年前で、父は厄介なやつだ。」とクリステンに警告する。
- クリステンにベンから電話がある。
- ベンはリアリティ番組の収録をしていて、共演者のヴァネッサに3回電話したけど無視されている話をする。
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- クリステンとデヴィッドがレオンの家に着くと携帯の電波も届かず、「車が故障でもしたら完璧ね。」とクリステンが皮肉を言う。
- レオンが手を広げ嬉しそうに出て来る。
- デヴィッドが知らない間に結婚していたと言い、妊娠6ヶ月の妻エスターを紹介される。
- 少し奥から「ようこそ」と出迎えてくれる女性コリがおり、彼女はもう一人の妻だと言う。
- 三人婚をしている。
- これから「起源(ルーツ)の儀式」がありご先祖と交わるとエスターが話す。
- ベンは収録現場でヴァネッサと出会い気まずい空気になる。「どういうこと?」と何故電話をくれなかったのかヴァネッサに責められる。ベンは納得いかずヴァネッサに自分は3回かけたことを伝える。ヴァネッサは受けていないと言う。かけた番号を確認すると「数字が逆になっている。」と分かる。
- 「早く収録を終わらせるから。」とヴァネッサに言われる。
- デヴィッドがレオンと2人で彼の新作を見ながら紋章のことを尋ねる。
- 自分とデヴィッドは違う道を選んだ。デヴィッドは宗教で自分はアート。デヴィッドが祈りで感じるものを自分は色彩の中に感じる。精霊か女神に導かれていると。
- この紋章を描き始めた3年前に何があったのかデヴィッドは問う。
- レオンは「エスターとコリに出会った頃だ。」と答える。
- クリステンは「三人婚ってどうなの?」とエスターとコリに聞く。
- クリステンはサングリアを飲んだ後ボンヤリしてきたと言うと「うちのは特別だから。」とエスターが答える。
- グラムあたり26ドルの幻覚剤が入っていると付け加える。
- コリとエスターがキスをする。
- クリステンが何気なくツボに目をやるとあの紋章が描かれている。
- クリステンが尋ねると「私が焼いたの、どう?」とエスターが答える。
- 紋章については「どこかで見て気に入ったの。」
- レオンの絵にもあったとクリステンは言う。
- クリステンの夫アンディが荷物を沢山抱えて突然帰宅する。
- 家には誰もおらず部屋を見て回る。
- 娘の写真や壁に書かれた「偉大なるベン」という文字も目にする。
- 隣接するクリステンのオフィスの電気がついてる。
- ドアを開けるとオフィスのベッドでシェリルが誰かと寝ている。
- アンディは慌ててドアを閉め「家にいる。」と言い残す。
- そこへ娘達が帰宅する。
- 突然の父親の帰宅に驚き抱き着くが、長女リンだけが冷静で表情が暗い。
- 姉妹達はチベットのお土産を嬉しそうに開ける。
- リンだけはそこに混ざらない。
- 儀式が始まりクリステンはデヴィッドに近づきサングリアに幻覚剤が入ってることを伝える。
- 紋章を最初に使ったのはエスターで「起源の儀式」を始めたのもエスターだと分かる。
- ベンは収録を続けているが、収録を仕切る共演者のトニーがベンの声に視聴者に偏見を与えるような加工を加えていることに気づき、ヴァネッサはトニーを責める。
- ヴァネッサは自分とベンの音声を全消去して収録現場を抜け出す。
- ヴァネッサは「うちにくる?」とベンを誘いベンも応じる。
- エスターが儀式を進める。みんなで魂を称えようと。皆で歌って踊り賑やかになる。
- アンディは娘達と遊んでいる。
- シェリルが来て「クリステンには黙っていて。」と言う。
- シェリルとアンディはどうやら不仲で会話がとげとげしい。
- アンディはクリステンに電話をするが出ない。
- クリステンはデヴィッドと踊りながら「ハイになったのなんて15年ぶり」と言う。
- ベンはヴァネッサの家に行き、コミコンの写真を見て2人で大笑いする。
- ヴァネッサに「キスしたい?」と聞かれ「したい」と答える。
- ベンは「ごめん。だけど俺からの電話がイヤだったんだろ?ウソの番号を教えた。」と電話の件が気になる。
- ヴァネッサは「ウソじゃない。違うのよ。責めないで聞いて。姉妹なの。書いたのは彼女。邪魔したんでしょうね。ずっと一緒で移植されたみたいでその気配を右腕に感じる。」と答える。
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- デヴィッドは儀式の最中に裸足の女性と出会い一緒に踊る。白いワンピースを着ていて手に傷がある。名前はアニー・コマースと名乗る。そして霊を信じるかどうかの話しをする。
- アニーは目を見せてと言ってデヴィッドに近づき「お父さんの目ね。」と言う。
- 立ち去ろうとし「どこへ?」と聞くと「納屋よ。」と言って手を振る。
- クリステンは外でホタルを見ているとうめき声が聞こえて「誰なの?」と近づいていく。
- 畑の中でエスターが横たわっており下半身から出血している。
- 助けを呼ぶため大声を出すが誰も来ない。電話も通じない。
- 「産まれる。」と言って出産したのは人間ではないが、エスターはほほ笑む。
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- クリステンはその場から逃げ出す。
- アンディは娘4人を寝かせようとベッドルームに行く。
- オネショパッドをしているローラから悪魔のジョージの話しを聞く。そしてベンの話題にもなる。ゴーグルのゲームの話題にもなり、アンディと子ども達でゲームをすることになる。
- デヴィッドはアニーを追って納屋に行くと奥でレオンが作業をしている。
- 「デヴィッド、もう逃げ出す気かい?」と言われレオンの新作を見る。
- アニーのことを聞かれ「アニー・コマース」と名前を出した途端、レオンの顔色が変わる。
- 「会ったのか?」と特徴を聞かれる。
- レオンがその女性はご先祖だと言う。
- 1859年に亡くなった一族の女性で乗せられた船コマース号から名付けられた奴隷だったんだと話す。
- 昔の古い手紙や写真をレオンが取り出す。
- 手紙の裏を見るとレオンの作品に使われているのと同じ紋章が押されている。
- これは奴隷所有者の印で「あの印は俺のものだ。」と主張するレオンに「悪いのは父さんじゃない。奴隷制だ。痛み以外のなにものでもない印だよ。」
- レオンは「俺にとってあれは不屈のシンボルだ。」と言うがデヴィッドは共感できないと答える。
- 互いに会いたかった気持ちを共有し2人は抱き合う。
- ベンはヴァネッサの話しが信じられず「俺はどうしたらいい?」と混乱する。
- 自分が悪かったと謝るが「口だけでしょ。」と言われベッドに入るがベンは右腕が気になって集中できない。
- トイレに行くと言いその場を離れる。
- いちいち気にすることないと自分に言い聞かせようとするが落ち着かず、ベンはデヴィッドに電話をかける。
- デヴィッドの着信表示に「GOD(神)」と出て来て恐る恐る電話に出る。
- 表示が神だったと怒り気味にデヴィッドが言うと「そうだな。ごめん。俺が変えといたんだ。」とベンは謝り自分の話しを続ける。
- ヴァネッサの死んだ姉妹が取り憑いていると言うんだと伝えると、自分は160年前に死んだ女性に会ったとアニーの話しをし「世の中は奇妙なものだ。」とデヴィッドは締めくくる。
- アンディはリンと一緒にゴーグルをつけ「呪いの少女」のゲームをする。
- グロテスクな内容にアンディは驚く。
- ボードを探しているとローズが現れる。
- 「閉じちゃダメ」とローズは言い大きな口を開ける。
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- アンディは怖がるリンと一緒に「さよなら」とボードに書き終えるとゲームが終わり、リンがやっとアンディにハグをし「会いたかった。」と言う。
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- デヴィッドとクリステンはサングリアのせいで運転できないため送迎車で帰る。
- 車中で互いが見た不思議な体験を笑いながら話している。
- 眠っているとクリステンの家に着き、デヴィッドから借りていたパーカーを返そうとすると「着てって。風邪を引くだろう。」と言って別れる。
- 笑顔で車を見送り振り返ると、アンディが「久しぶり。」と言って玄関から出て来る。
- クリステンは驚いた様子で「アンディ。」と言う。
感想
第8話の動きまとめ
- 紋章(シジル)についての調査継続の承諾を得る
- 紋章を作品に書き続けているデヴィッドの父レオンに会いに行く
- ベンがヴァネッサ(リアリティ番組の共演者女性)の家に行く
- アンディ(クリステンの夫)帰宅
- クリステンの娘達がゲーム「呪いの少女」に区切りをつける
レオンの暮らし
残念ながら久しぶりの親子の再会はプライベートではなく調査のため。
画家であるレオンの作品に忌まわしき紋章があることに気づいたからです。
デヴィッドが「父は厄介なやつ。」とクリステンに言っていた通り、レオンの人柄やその暮らしにはビックリ!
デヴィッドとは全く違った人生を歩んでいるんですね。
電波も届かないような田舎暮らしってのもなかなか珍しいかと思うんですが、三人婚をしているとか息子にも知らせていなかったとか色々ぶっ飛んでおりました。
会話の端々から過去に対立したであろうことは予測できるし、今回も共感し合えることはありませんでしたね。互いを愛しているし会いたかったのは本心だとは思いますが……
レオンの作品に3年前くらいから紋章が使われ始めたんですが、レオンがエスターやコリと出会ったのも3年前くらいだったそう。
エスターが焼いたツボに紋章が使われていたりご先祖様と出会えるという「起源(ルーツ)の儀式」を始めたのもエスター。
レオンに影響を与えたのでは?と考えてしまいますね。
紋章の意味
レオンはデヴィッドに紋章について聞かれた時、最初は嘘をついてはぐらかしていました。
この紋章は「奴隷所有者の印」だったようで、デヴィッドは「痛み以外のなにものでもない印」と言って批判的だったんですが、レオンは「不屈のシンボル」として使っていると。
うん、まぁ~なんか分からんでもないなぁ~とは思うけど、よりによって今自分が追っている謎にイッチョ噛みしてるなんて……と複雑な気持ちになりますよね。
「起源の儀式」で先祖と出会う
この紋章が「奴隷所有者の印」だと分かるキッカケとなったのが、「起源の儀式」中にデヴィッドが女性と出会ったからでした。
この女性はフラッと急に現れた笑顔の素敵なカワイイ小柄な女性でした。
白いワンピースに裸足で踊り、腕には多数の傷跡がありましたが陽気で明るい印象でした。
アニー・コマースと名乗り、デヴィッドをジッと見て「お父さんの目ね。」と言い立ち去りました。
その彼女が「納屋に行く。」と言ったため、デヴィッドも後を追うように納屋へ。
するとアニーではなくレオンが絵を描いていたんです。
そしてそこでアニー・コマースの話しになり、彼女が先祖だと判明し、当時の手紙や写真を見せられ、紋章に気づく一連の流れが完成。
アニー・コマースはデヴィッドに紋章の意味を伝えるために、自分から出て来てくれたのかな?と感じる流れでした。
幻覚剤入りのサングリア
サングリアとは?
クリステンとデヴィッドが飲んでいたサングリアって何?と気になったので、Wikipediaで見てみました。
すみません。
全然お酒やら分からないのです。
スペインやポルトガルでよく飲まれているフレーバードワインの一種。赤ワインに、一口大またはスライスした果物と甘味料を入れ、風味付けとしてブランデーあるいはスパイス(シナモンなど)を少量加え、一晩寝かす。日本では、酒類製造免許がないものが通常のレシピで造ると酒税法違反となる。Wikipediaから引用

幻覚剤入りのサングリアの効果
「ぼんやりしてきた。」と言うクリステンにエスターとコリがニコニコしながら「幻覚剤入りなの。」と教えてくれたんですが、や~もう怖すぎじゃないですか(笑)
これを儀式参加者がほぼほぼ全員飲んでいたかもしれないと思うと、大惨事も起こりかねないとビビッてしまうんですが。
デヴィッドはご先祖のアニー・コマースとの出会いがありましたが、クリステンは恐怖体験やん!て。
彼女が見たもの、あれはなんなんでしょうか(笑)!?
あらすじの方にも貼ったんですが、この場面↓
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帰り道送迎車の中で、この時のことをデヴィッドと2人ハイ同士笑いながら話してましたが、後に第13話「毒麦」で双子を妊娠中の女性がお腹の中に悪魔がいると訴えていてこれを思い出しましたよ(笑)
私は絶対幻覚剤なんて嫌だー!
クリステンの夫アンディが帰って来た!
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第8話になってやっとこさ登場したクリステンの夫アンディ(パトリック・ブランマル)。
なんか勝手に想像していたクリステンの夫像よりもワイルドなアンディでした。
彼の仕事が山岳ガイドなので家族とはしばらく離れていたんですが、帰宅した途端子ども達から自分の知らない話しがワンサカ出て困惑。
特に”偉大なるベン”の存在を知った時かな。
自分の留守中にクリステンが”偉大なるベン”と関係を育んでいたのか!?と想像するのは容易です。
子ども達から「イイ人!」とか「ママのために○○してくれるの!」とか笑顔で聞かされると余計に。
どちらかと言えばデヴィッドの方がクリステンと何か起きそうな雰囲気なんだけど(笑)
チベットのお土産を4人の娘達に買って来てたけど、長女リンだけが全然テンション上がらずそっけない。
アンディはその理由が分からないけど、不在時の穴を埋めるかのように子どもみたいに一緒に遊ぶ姿にホッコリ。
やっぱりこの子ども達はパパが大好きなんだね。
シェリルとアンディ
アンディは連絡も無しに突然抜き打ち帰宅!
家には誰もおらず、隣接のクリステンのオフィスに電気がついていたから行ってみたらクリステンじゃなくシェリルがおりました。
しかもタウンゼンド博士とベッドに!シェリルはアンディに口止めをして来ます。
「クリステンが彼氏を嫌ってるから、知られたくない。」と。
「シーツを洗うのは自分達なんだけど。」と返すアンディに笑ってしまいました。
この時の2人の会話がとげとげしくって、アンディを馬鹿にしているような態度を見て一気にシェリルが嫌になりました。(仕事も家庭も大変なのに娘に押しつけて、自分は好きなこと(山登り)を続けてお気楽ですね!という怒りもあるんだろうけど?)
クリステンは母親とタウンゼンド博士は別れたという認識だし、シェリルは孫達の子守りのためクリステンの家(いたのは隣接オフィスだけど)に来てたはず。
それなのにタウンゼンド博士とそこで会っていたなんて……なんか嫌悪感抱いちゃう。
迷える若い少女ならまだしも、いい大人なのに。
もっとコッソリ静かにしてなよって。
タウンゼンド博士が自分の娘を脅迫した音声を聞かされても引き返せないほどの魅力って何(笑)!?
タウンゼンド博士の精神支配能力がやばすぎです。
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